Photo Club(歩人倶楽部) 2007 山行紀  
 

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  2007年12月  
 

 

便石山(尾鷲)取材 2007年12月27日 No.431 隊長、うさぎ
鷲下登山口(1時間10分)馬越峠(35分)天狗倉山(25分)馬越峠(1時間15分)便石山(55分)馬越峠(20分)馬越公園 ・・・・・・・計4時40分

入道が岳(鈴鹿)2007年12月9日(日) No.430 りんちゃん、隊長
宮妻渓谷駐車場(8:45)〜宮妻新道〜奥の宮(10:13)〜イワクラ尾根〜奥の沢分岐(11:05)〜林道(11:35)昼食〜宮妻渓谷駐車場(12:50)

プチプチとみぞれの粒が頬にあたる。樹林の急坂をやりすごし笹原に出ると、まともに風をうけることになる。太平洋側の平野部は晴れの予報だったが、山は冬の様相を呈していた。初冬の鎌尾根を静かに歩くつもりだったが、駐車場で足早に流れる雨雲を見あげ、コースを変えることにした。入道ガ岳は県境稜線から東に張り出しているので、多少なりとも条件がいいだろうとの判断だった。

藤原岳(鈴鹿)2007年11月24日 No.429 隊長
大貝戸登山口(9:52)〜8合目(11:10)〜避難小屋(11:42)〜(12:00)藤原岳展望丘(12:30)〜避難小屋(12:47)〜聖宝寺(14:20)

先日の寒波で鈴鹿北部の山に積雪があった。山麓の紅葉は今が見頃だが、山はすでに落ち葉となっている。5月に雪が消えてから約半年、また積雪の季節がやってきた。鈴鹿の山が白一色で染まり、また違った姿を見せてくれる。6月から鈴鹿を離れていたが、これからの週末は鈴鹿通いが始まる。御池か藤原か決めかねて家を出たが、道路案内に「鞍掛峠、積雪のため通行止め」と出ていた。国道に並ぶ「もみじ祭」の赤い幟をよそ目に大貝戸口に車を着ける。

小岐須渓谷散策2007年11月23日

 

聖宝寺もみじ 2007年11月18日

お天気が荒れ模様の週末となった。新聞で昨日、聖宝寺の紅葉が紹介されていた。時期的には少し早かったが、出かけてみることにした。朝がまだ少し早かったので、例年地元の方が準備する出店も準備中だった。参道と登り始めるとぽつぽつと雨が降りだし、風も出てきた。残念ながら境内の紅葉は8分ほどだった。

 

 
  2007年11月  
 

 

鈴鹿幕営 イブネ、雨乞、国見 2007年11月3日4日 No.428 じんじんさん、いわなっちくん、隊長 〜恒例の秋の山行、よく歩きました〜
11月3日 朝明観光駐車場(8:50)〜中峠(10:20)〜大瀞(11:05)〜(12:00)根の平分岐(12:40)〜上水晶分岐〜コクイ谷分岐(13:30)〜イブネ南端(3:30)〜佐目峠(16:00)〜杉峠頭付近(幕営地)
11月4日 幕営地(7:25)〜杉峠(7:40)〜雨乞岳(8:25)〜七人山(9:05)〜コクイ谷出合(10:10)〜上水晶谷分岐(10:35)〜国見峠(11:35)〜大休息〜国見岳(12:30)〜キノコ岩(12:55)〜ブナ清水で昼食休憩(13:30)〜朝明観光駐車場(14:30?) *コースタイムは休憩、撮影時間を含みます

 

 
  2007年10月  
 

 

鎌ガ岳(鈴鹿)2007年10月28日 No.427 隊長、うさぎ
〜今年は鈴鹿も紅葉がいようだ。日没間際の鎌ガ岳を訪ねる〜
武平峠(15:30)〜鎌ガ岳〜武平峠(18:30)
鈴鹿の紅葉の便りが届き始めているが、昨日は仕事、今日は14:30まで打ち合わせがあったので、山へ入るには時間的にかなり無理があった。しかし紅葉のいい時期は待ったなしなので、日没間際でもいいのでとにかく山に入ることにした。今年は暑い夏が続き、秋になっても冷え込みがなかったので、紅葉はあまり期待していなかったわけだが、鎌尾根から見る限り、かなりいい年だと思う。日没間近のためにいいところは日陰になり撮影ができなかったのが残念だった。

御嶽山(黒沢道)2007年10月21日 No.426 じんじんさん、隊長
〜紅葉を期待したが、季節すでに冬になっていた〜
10月20日 自宅(19:00)〜東海環状〜土岐〜中津川〜中ノ湯(黒沢口6合目)(22:30)
10月21日 黒沢口6合目(6:00)〜8合目女人堂(7:40)〜三の池避難小屋(9:40)〜摩利支天乗越(11:10)〜二の池新館で昼食(11:55)〜二の池で撮影(12:30)〜剣ケ峰3063m(13:15)〜横手道十字路〜8合目女人堂(14:50)〜黒沢口6合目(16:10)〜中津川で渋滞1時間ロス〜自宅(20:40) *コースタイムは、撮影と小休止等を含みます


加賀白山(平瀬道)2007年10月13、14日 No.425 じんじんさん、ふーみん、隊長、うさぎ 〜恒例の白山山行、平瀬道の紅葉は遅れ気味だが、室堂周辺は見頃〜
10月12日 自宅(22:00)〜四日市東IC〜名古屋高速〜名神〜東海北陸道〜荘川IC〜平瀬道登山口(1:05)
10月13日 平瀬道登山口(6:13)〜大倉山(8:55)〜(11:30)室堂(12:20)〜(12:50)御前峰(13:05)〜御池めぐり〜室堂(2:30)〜トンビ岩コース〜南竜ケ馬場テントサイト(16:00) 累積標高 +1400m 歩行距離 13km
10月14日 南竜ケ馬場テントサイト(6:20)〜エコーライン〜(7:45)室堂〜周辺の紅葉狩り&その他〜室堂(8:45)〜昼食〜大倉山(10:40)〜平瀬道登山口(12:05)〜露天風呂〜自宅(16:05) *コースタイムは、撮影と小休止等を含みます

 10月の中旬、今年も白山の紅葉を見に出かけた。紅葉前線は思ったより通過が早いし、年によって時期を読むのは難しい。他の山域を候補には上げてみたが、結局は白山に落ち着いた。駆け足で歩き回るのももったいないので、今回はテント泊でゆとりを持たせた。室堂の山小屋の営業は15日まで、テントサイトのある南竜山荘はすでに営業を終えているという状況だ。


氷河公園、南岳(北アルプス)2007年10月6、7日 No.424 隊長、うさぎ
〜かねてから行きたかった氷河公園、晴天のプレゼントに歓喜〜
10月5日 自宅(13:00)〜(16:45)平湯あかんだな駐車場(16:55)〜(シャトルバス、バス)〜上高地(17:40)〜徳沢テントサイト(19:20) 歩行距離6.2km
10月6日 徳沢テントサイト(5:30)〜(6:35)横尾(6:50)〜(8:30)槍沢ロッジ(8:45)〜ババ平(9:25)〜(11:10)天狗原分岐(11:25)〜(12:20)天狗原(12:50)〜天狗平(13:40)〜(14:50)稜線分岐(15:05)〜南岳3033m(15:25)〜南岳小屋テントサイト(15:35) 歩行距離14.5km 標高差+1400m
10月7日 南岳小屋テントサイト(6:30)〜南岳新道〜(9:15)槍平(9:40)〜(10:10)藤木レリーフ、滝谷出合(10:20)〜(11:15)白出(11:30)〜右俣林道〜新穂高温泉(12:45)〜(バス)〜(13:30)平湯あかんだな駐車場(14:00)〜自宅(17:40) 歩行距離10.5km 標高差 -2000m


 今回の山行のために、二つの案を準備した。第1案は、ババ平のテントサイトを基点に、天狗原周辺をじっくりと散策するコース。第2案は、南岳小屋のテントサイトまで上がってしまい、新穂高に下山するコースだ。業者との打ち合わせで出発が遅れた場合は、前日に徳沢まで入ることができなくなるので、第2案がかなり難しくなる。始発のバスに乗って上高地からの早朝出発では、日没までに南岳のテントサイトに到着するのは難しいし、それよりも天狗原を駆け足で通過するのももったいない。また、テントサイトが3000mの稜線にあるので、天候次第では稜線でのテント泊が困難になることが予想できる。昨年のこの時期は燕で吹雪になり、改めて高山の自然の厳しさを体験した次第だ。

 

 
  2007年9月  
 

 

御在所岳・鎌ガ岳(鈴鹿)2007年9月24日 No.423 隊長
〜本谷に咲くダイモンジソウ、谷にも秋の気配かな〜
山の家本谷登山口(9:19)〜大黒岩(11:00)〜(11:25)長者池前東屋(11:45)〜武平峠(12:15)〜(13:10)鎌ガ岳(13:25)〜三ツ口谷登山口(14:15)〜駐車地(14:30)歩行距離7.5km 累積標高+950m -950m
連休の最後に山へ行く時間ができたので御在所へ出かけた。今回も体力キープのための山行だが、前回と全く同じでは芸がないので、本谷を登ることにした。他に写真が無かったのか?はい、ガスで何も見えませんでした。


御在所岳・鎌ガ岳(鈴鹿)2007年9月8日 No.422 隊長
〜残暑は厳しいが、ススキの穂に秋を感じる〜
スカイライン中道登山道(10:05)〜遊歩道(11:45)〜(12:10)長者池前の東屋で昼食(12:40)〜武平峠〜(14:05)鎌ガ岳(14:15)〜三口谷〜スカイライン(15:30)〜駐車地(15:47) 歩行距離8km 累積標高+950m -950m
7月からずっとアルプス山行が続いていたので、ここらで少し休みを入れる。といっても天気のいい日に家に居るのがもったいないし、アルプステント山行の体力維持のこともあり、久し振りに鈴鹿に出向いた。実はこの日は恵那山を狙っていたのだが、モチベーションが上がりきらず近場の鈴鹿に落ち着いた。


唐松岳・五竜岳(北アルプス)2007年9月1日2日 No.421 隊長、うさぎ
8月31日 自宅(18:30)〜湾岸川越IC〜東海環状〜土岐〜豊科IC〜五竜エスカルプラザ前P(11:00)
9月 1日 五竜エスカルプラザ前P(5:05)〜タクシー〜黒菱平(5:25)〜八方池山荘(6:40)〜八方池(7:45)〜丸山(9:35)〜(10:30)唐松小屋(10:35)〜(10:55)唐松岳山頂2696m(11:05)〜唐松小屋(11:15)〜五竜山荘TS(13:50)
9月 2日 五竜山荘TS(5:15)〜(5:50)五竜岳山頂2814m(6:00)〜(6:55)五竜山荘TS(7:30)〜白岳2541m〜西遠見山(8:50)〜大遠見山(9:15)〜小遠見山〜アルプス平(11:05)〜五竜エスカルプラザ前P(11:15)〜自宅(16:05)
*コースタイムは撮影時間、小休止時間を含みます。

少し夏期休暇が残っていたので、白馬槍温泉につかってから五竜まで縦走しようかなと計画していたが、秋雨前線の停滞で計画を縮小し、今回のコースとなった。このあたりは大変アクセスが良くて、色々なコースが考えられるが、今回は最もスタンダードなコースとなった。前回は五竜を前にして悪天候のために撤退した経緯がある。天気が良いのは土曜のみだったので、先に五竜をと思ったが、八方池に映る白馬三山も捨てがたかったので、前回と同じコースをたどることになった。すでに夏の花が終わり、マツムシソウ、カライトソウ、トウヤクリンドウなど秋の花が勢揃い。 紅葉にはまだ早いこの時期、登山者も少なくて夏の頃の賑わいはなく、ちょっぴり寂しさが感じられました。

 

 
 

2007年8月

 
 

塩見岳(南アルプス)2007年8月25日26日 No.420 隊長
〜静かな山旅を企てたが、意に反して賑やかな山だった〜
8月24日 自宅(22:30)〜PAで少し仮眠〜鳥倉林道ゲート前駐車場(2:30)
8月25日  鳥倉林道ゲート前駐車場(6:45)〜鳥倉林道登山口(7:20)〜三伏峠(10:50)〜(11:00)テント設営、昼食、仮眠(14:00)〜花畑散策〜烏帽子岳(15:00)〜水汲み〜三伏峠テント場(16:00)
【歩行距離8.5km +1000m -200m】
8月26日 三伏峠テント場(3:55)〜三伏山2615m(4:07)〜本谷山2658m(4:50)〜塩見小屋(6:05)〜天狗岩〜(7:10)塩見山頂(7:45)〜花の撮影〜塩見小屋(8:40)〜本谷山(10:00)〜(11:05)三伏峠テント場、昼食、テント撤収(12:00)〜(13:55)鳥倉林道登山口(14:00)〜 (14:45)鳥倉林道ゲート前駐車場(15:00)〜自宅(18:15) 【歩行距離 18.5km +1250m -2300m】
*コースタイムは撮影時間、小休止時間を含みます。

 この時期の北アルプスは魅力的だが、今回は時間的な制約もあり、アプローチの近い南アルプスの塩見岳を訪ねてみた。登山口となる鳥倉林道ゲート前までは、中央高速松川ICを降りて30キロほどの距離だが、カーブが多くて走りづらかった。またルート上にコンビニがなく、少し引き返してカーナビに案内してもらった。静かな山旅を期待したが、団体登山者も多く、結構な賑わいを呈していた。


黒部源流の山旅(北アルプス)2007年8月14日-17日 No.419 隊長、うさぎ
〜黒部五郎も水晶も個性があり、思い出に残る山旅となった〜
8月13日 自宅(19:20)〜東名阪道四日市東IC〜名古屋高速〜東海北陸道清見IC〜新穂高温泉(23:00?)
8月14日 新穂高温泉無料P(5:10)〜笠ケ岳登山口(6:40)〜(7:00)ワサビ平小屋(7:10)〜小池新道入口(7:30)〜(11:05)鏡平小屋(11:40)〜(13:00)弓折分岐(13:20)〜双六小屋TS(15:00) 距離13km、累積標高差(+1580m)
8月15日 双六小屋TS(6:05)〜(7:20)双六岳2860m(7:35)〜(9:20)三俣蓮華岳2841m(9:35)〜(11:00?)黒部五郎小舎TSテント設営昼食(12:30)〜(2:10)黒部五郎岳2840m(2:30)〜黒部五郎小舎TS(16:20) 距離12km 累積標高差(+990m -1200m)
8月16日  黒部五郎小舎TS(4:50)〜巻道〜(7:50)三俣蓮華小屋TSテント設営(8:40)〜(10:05)鷲羽岳2924m(10:15)〜ワリモ岳2888m(11:00昼食休憩)〜(12:00)水晶小屋(12:10)〜(12:50)水晶岳2986m(13:05)〜水晶小屋(13:40)〜岩苔乗越(14:40)〜黒部源流標(15:45)〜三俣蓮華小屋TS(16:20) 距離12km 累積標高差(+1260m -1040m)
8月17日 三俣蓮華小屋TS(5:00)〜三俣蓮華岳2841m(6:05)〜中道分岐(6:55)〜(8:05)双六小屋(8:30)〜弓折分岐(9:50)〜(10:25)鏡平小屋(11:05)〜小池新道入口(12:55)〜(13:20)ワサビ平小屋(13:50)〜新穂高温泉(14:45) 無料P(15:10)〜自宅(20:10) 距離17km 累積標高差(+400m -1960m)
*コースタイムは撮影時間、小休止時間を含みます。

3日以上の山旅は、時間のやり繰りが難しくなかなか実現しなかったが、今回はまとまった休みがとれたので、常々歩いてみたいと持っていた黒部源流の山々を巡ってみた。アプローチは概ね、岐阜、富山、長野からが考えられる。当初は縦走も考えに入れていたが、入山前と下山後のアプローチに時間がかかるので、マイカーの利点を生かせるルートを選択した。4日間ともレインウェアのお世話にならず、快適な山行ができたことがなによりであった。


白馬三山(北アルプス)2007年8月4日5日 No.418 隊長
〜白馬散々になるところだったが、最後に鑓が微笑んでくれた〜
8月3日 自宅(19:10)〜川越IC〜豊田JCT〜土岐JCT〜豊科IC〜猿倉市営駐車場(23:40)激しい雨
8月4日 猿倉市営駐車場(5:50)〜(6:50)白馬尻(7:05)〜雪渓(7:25)〜夏道(9:10)〜小雪渓(10:35)〜避難後や跡(10:45)〜白馬村営頂上野営場(12:25)〜風雨のために、テント内で停滞
8月5日 白馬村営頂上野営場(6:10)〜丸山2768m〜杓子岳2812m(7:25)〜(8:40)鑓ガ岳2903m(8:50)〜鑓温泉分岐(9:15)〜撮影〜(11:10)鑓温泉(11:25)〜小日向のコル(13:30)〜猿倉荘(2:55) 猿倉市営駐車場(15:25)〜自宅(20:05)

台風一過を期待したが、長野北部は雨だった。猿倉市営駐車場に到着すると同時に雨が激しく降り出した。4時過ぎに一度目を覚ましたが、雨が止んでいなかったので二度寝をし、5時半過ぎから準備をする。雨は止んでいたが、天候が回復に向かう気配がない。二日とも降られたときのために、HPの見出しに使う言葉、「白馬散々」が頭をよぎる。

 

 
 

2007年7月

 
 

 

蓮華岳2799m、針ノ木岳2821m(北アルプス)2007年7月28日29日No.417 隊長、うさぎ
 〜コマクサに関しては、蓮華に勝る山はなし〜
7月27日 自宅(19:15)〜川越IC〜豊田JCT〜土岐JCT〜豊科IC〜扇沢市営駐車場(23:20)
7月28日 扇沢市営駐車場(5:10)〜大沢小屋(6:30)〜雪渓取り付き(7:05)〜(9:45)針ノ木峠、テント設営(11:00)〜撮影〜蓮華岳蓮華岳2799m(12:50)〜針ノ木峠テント場(13:55)
7月29日 針ノ木峠テント場(4:15)〜撮影〜(4:55)針ノ木岳2821m(5:20)〜(6:20)針ノ木峠テント場(7:35)〜(8:25)雪渓取り付き(8:45)〜(?)大沢小屋でコーヒータイム(?)〜扇沢市営駐車場(11:15)

「最新俳句歳時記」に「駒草」があり、「高山帯の砂礫地に生じ、高山植物の女王と言われる」とある。・・・・女王と皇后とでは語感が違う、女王はトランプの女王でなくて、やはり、エリザベス女王や女帝マリー・アントワネットのように、男子をしのぐ権力と勢威を持ったものでなくてはならないような気がする。そして私は、そういう意味での印象を、コマクサの花からひとつも受けない。細くこまかく分かれた葉はいかにも弱々しく、手荒には扱えないもろさを感じさせ、馬の長い顔に似ているなどと言われる花は、子馬にもロバにも似ていないと思う・・・・蓮華岳は、針ノ木峠の東の稜線伝いにあって、レンゲソウのようにコマクサがたくさん咲いている。白馬より黒岳より、コマクサ平よりその花は多く山の斜面を被っているが・・・・花の百名山「田中澄江」より引用


伊吹山 2007年7月22日 No.416 隊長、うさぎ
 〜伊吹山は夏本番、イブキジャコウソウが見頃〜
 3合目(9:20)〜(11:20)昼食休憩、山頂遊歩道周回(13:30)〜3合目(14:30)
残存する梅雨前線のおかげでぱっとしない天気だったが、伊吹山登山にはかえって好都合だった。朝方は2,3合目はガスの中で、6合目あたりからガスが切れだした。山頂は雲海に浮かぶ孤島のようで、観光客の雑踏を除けば高山の雰囲気を味わうことができた。全山を紅色の染めるシモツケソウはまだ早いが、夏の花がそろそろ出そろい始めていた。


西穂高岳(北アルプス)2007年7月16日No.415 隊長、うさぎ
〜山がゆらゆらと動く〜
自宅(4:00)〜新穂高温泉(7:40)〜ロープウェイ始発(8:30)〜西穂高口駅(8:50)〜(10:00)西穂山荘(10:20)〜(11:40)西穂独標(12:25)〜(13:25)西穂山荘(13:40)〜(14:20)西穂高口駅(14:45)〜新穂高温泉(15:35)〜自宅(20:20)
西穂山荘でテーブルに座ってアイスクリームを食べていると突然、山がゆらゆらと揺れた。10時13分だった。台風のために2泊3日の山行がお流れになり、このままじゃ悔いが残ると思い、西穂までやってきた。西穂高口駅に到着すると霧雨で、出だしから雨具の世話になる。とりあえず山荘まで来てみたが、ガスの晴れる気配すらない。山荘でひと息入れていたら、山が揺れた。今日はきっと、もっと悪いことが起こりそうな気配がしたが、ここでしっぽを巻いて帰ってくれば、何とも情けない山日記になってしまいそう。だから・・・


北岳(南アルプス)2007年6月30日、7月1日 No.414 隊長、うさぎ
〜念願叶う、キタダケソウは満開〜
自宅(21:00?)〜湾岸川越〜東海環状〜土岐JC〜伊奈IC〜仙流荘前駐車場車泊(0:30)
【6月30日】南アルプス林道バスで仙流荘(6:00)〜北沢峠(7:00)〜待ちぼうけ、バスが来ない〜北沢峠発(7:30)〜徒歩10km〜(10:00)広河原(10:10)〜(12:55)白根御池(13:20)〜くさすべり〜稜線(16:10)〜肩の小屋野営場(16:45)
【7月1日】肩の小屋野営場(5:55)〜(6:40)北岳山頂3193m(7:00)〜吊り尾根分岐(7:23)〜八本歯のコル分岐(7:40)〜キタダケソウ群生地散策〜コル分岐に戻る〜(8:35)八本歯のコル(8:50)〜二俣(10:33)〜広河原(12:10)〜北沢峠行きバス(12:20)〜北沢峠(13:00)〜(13:50)仙流荘(14:30)〜自宅(17:55)
北岳に関しては確か5年前に、林道の通行止めと悪天候で断念した記憶がある。それ以来毎年、キタダケソウの咲く時期に何度も山行を企てたが、雨やら仕事やらで今年まで持ち越されてしまった。今年は開花の時期が少し遅れているようで、今週の山行を計画したわけだが、前線が上がったり下がったりでやきもきさせられた。しかし何とか悪天候だけは避けられそうだったので、念願を叶えることができた。ただし容易く事は運ばなかった。頼りにしていた北沢峠ー広河原間の林道バスが、落石のために運行せず(第2便から通じたようだ)。やむなく2時間30分、10kmを歩くことになった。登山口の広河原に到着したときには、足ががくがくになっていた。また、くさすべりでは、猿の逆襲にあい、何度も上から石を落とされ、そのうちの1個がうさぎの足に当たった。


 

 
  2007年6月  
 

 

硫黄岳、横岳(南八ヶ岳)2007年6月23日 No.413 隊長、うさぎ
〜梅雨の晴れ間に、ツクモグサが輝く〜
自宅(20:30)〜東名阪四日市東IC〜名古屋高速〜名神〜中央高速〜諏訪IC〜(1:00)桜平1889m(5:15)〜夏沢鉱泉2057m(5:35)〜オーレン小屋2318m(6:25)〜夏沢峠2424m(6:50)〜硫黄岳2760m(8:00)〜硫黄山荘2652m(8:30)〜(10:00)横岳2825m(10:50)〜(12:00)硫黄岳(12:20)〜赤岩の頭2656m(12:35)〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜(14:40)桜平(15:05)〜諏訪IC〜湾岸川越IC〜自宅(19:55) 歩行距離13km、累積標高差+1200m *撮影と休憩時間を含みます
恒例の八ヶ岳、花見山行。梅雨間のスポットのような晴天に感激。北アルプスの花は融雪と同時に、全種類の花が一斉に咲き始めるが、八ヶ岳では6月中旬より順序よく咲いていくので、盛期を迎える花の種類は少ないのが特徴。昨年もこの日に出かけたが、今年の花は少し遅れ気味。それが功を奏し、ツクモグサの花は今が盛り。イワウメ、キバナシャクナゲも花は若干早かったが、十分に楽しめた。


南駒ヶ岳2841m、越百山2613m(中央アルプス) 2007年6月17日No.412 隊長
〜誰にも会うことがなく、初夏の中央アルプスの稜線を独り占め〜
伊奈川ダム駐車場1150m(4:40)〜今朝沢林道〜越百山登山口1300m(4:57)〜南駒ヶ岳登山口1524m(5:27)〜P2411(8:11)〜P2712(9:42)〜(10:42)南駒ヶ岳2841m(11:20)〜仙涯嶺2734m()〜越百山2613m(14:17)〜越百小屋(14:56)〜 越百山登山口(17:10)〜伊奈川ダム駐車場(17:25) *累積標高差+1974m、歩行距離18.4km
歩き通せるかどうか、自信がなかったが、無理のないペース配分が功を奏し、何とかものにすることができた。南駒ヶ岳から仙涯嶺にかけて、登山道が雪で覆われていて、30分ほどのトラバースに肝を冷やした。キックステップで何度も凍てついた雪面をけり込んで、ストックを突き刺す。ここでミスったら、間違いなく山岳遭難の記事になりそうだ。ここで一気に体力と時間を消耗する。もちろん撮影するゆとりもなかった。誰も歩いてないのは、ここを通過できないからだということが、小屋のご主人の話でわかった。


荒島岳(両白山地)2007年6月3日(日)No.411 隊長、うさぎ
〜期待通り、ブナの樹林が待っていてくれた〜
自宅(4:15)〜四日市東IC〜東海北陸道〜白鳥IC〜R158〜カドハラスキー場(駐車場)7:15〜シャクナゲ平(9:35)〜(10:35)荒島岳1523.5m(11:20)〜登山口(13:40)〜白鳥IC〜川越IC〜自宅(17:10)

「それ以来、この山は時々私の念頭に浮かんだ。しかし私には他に行きたい山が多すぎた。千五百米程度の山へ登るために、わざわざ越前の奥まで出かける余裕はなかった。」(日本百名山、深田久弥 88荒島岳より引用)氏の本音が見え隠れしているようで、大変興味深い。これは私の本音でもあって、今までにも何度となく候補に挙がってきたが、登山口に立つまでには至らなかった。今週の山行も、1 赤兎山、大長山、2 能郷白山、3 荒島岳の順で考えていた。春の花のおさらいをするなら能郷白山、赤兎山かなと思っていたが、能郷白山は昨年歩いている。赤兎はまだ歩いていなかった。ならば赤兎ということになる。実は2週間前にも荒島は候補に挙がっていたが断念している。百名山を総なめにするつもりなどさらさらないが、今回を見送ると次がいつになるかわからないので、ブナに期待を抱き今回の山行となった。

 
 

2007年5月

 
 

大台ヶ原(台高)2007年5月27日 No.410 隊長、うさぎ
 〜 大台ヶ原、シャクナゲが花盛り 〜
大台ヶ原駐車場〜日出ケ丘〜正木ケ原〜尾鷲辻〜散策〜尾鷲辻〜大蛇ぐら〜シオカラ谷〜駐車場〜ナゴヤ岳周辺〜駐車場
願わくば、シャクナゲ、アケボノツツジ、シロヤシオの三兎をねらったが、こちらの都合で花は咲いてくれない。時期的にはシャクナゲの花の盛期にぴたりと時期が合致したが、アケボノツツジは咲き始めで、シロヤシオは少しだけ花芽が出だしたところだ。来週がアケボノツツジで、その次の週がシロヤシオの見頃になるだろう。だけど新緑のシャクナゲを十分堪能できた一日になった。


鎌ケ岳(鈴鹿)2007年5月23日 No.409 隊長、うさぎ
 〜 鎌が岳、新緑の山肌に、シャクナゲの紅色が映える 〜
武平峠駐車場(8:15)〜鎌ケ岳〜三口谷コース〜三口谷〜県境稜線〜武平峠駐車場(12:30)
 鈴鹿の山は今、シロヤシオとシャクナゲが花盛りだ。先週、鎌尾根の稜線で見た花が印象深く心に残った。花が身ごろを向かえる期間は限られていいるので、年に1回か2回のチャンスしかない。山行前から、週末の天気予報に一喜一憂するのも、花への期待が高いからだと思う。「シャクナゲは今年はどうも」という、大方の予測を裏切って、今年は花をたくさんつけてくれた。年に一度のチャンスなので、山域選びにも苦慮するわけだが、やはりどうしても実績のある山に偏ってしまう。
 今日は少し時間ができたので、武平峠から鎌が岳を周遊してみた。平日とあって、武平峠の駐車場は閑散としていた。新緑の森を駆け抜ける風は実にさわやか。うぐいすの声を聞きながら徐々に高度をあげていく。今年のシロヤシオもまずまずだが、・・・・


鎌尾根(鈴鹿)2007年5月20日 No.408 隊長
 〜 鎌尾根のアルペン的な稜線に咲くシロヤシオとシャクナゲ 〜
宮妻渓谷駐車場(8:15)〜林道水沢峠分岐(8:45)〜水沢峠866m(9:22)〜宮越岳1030m(9:50)〜撮影〜(11:00)衝立岩あたりで昼食(11:30)〜撮影〜岳峠(12:05)〜宮妻渓谷駐車場(13:24) 歩行距離9.5km、累積標高差1086m
花の開花の時期に山行の日を合わせるのは難しい。ましてやお天気は神頼みになる。この時期にねらいたいのは、シロヤシオとシャクナゲだ。この両方の花が見られて、しかも山歩きの醍醐味があり、展望も楽しめるとなると、鈴鹿でも限られてきそうだ。シロヤシオ、シャクナゲともに花の時期は短いので、1週間でもずれると花の適期を逸してしまう。例年1週間前後で花の時期は変動するが、今年は春の花が少し遅れ気味だったので、山行を少し遅らせてみた。


御池岳、藤原岳(鈴鹿)2007年5月12、13日No.407
 〜 恒例の春の幕営御池岳、タニチュウーさんが初参加 〜
参加者:いわなっちくん、いわなっちくんの奥様、とっちゃん、じんじんさん、りんちゃん、なっきさんが見送り、隊長

5月12日
大貝戸(9:00)−5合目(9:50)−バリエーション−(11:30)9合目(11:45)−(12:10)昼食・東の三角点−(13:45)頂上小屋−天狗岩分岐(14:15)−(16:00)真の谷テント泊
5月13日
真の谷(6:55)−秘密の花園−(9:45)東のボタンブチ−御池周遊(10:25)−(10:55)真の谷・撤収(11:15)−(11:45)白船峠(12:00)−(12:50)昼食・天狗岩分岐手前コル(13:25)−(14:00)頂上小屋(14:05)−8合目(14:40)−(15:45)登山口

 昨年は雨天のためにやむなく中止となったが、今年は岩なっちくんのお祝いも兼ねて、春の花見山行となった。今回初参加のタニチューさん (いわなっち2号)を含めて、6名の参加となり、諸事情によりテント 泊はrinちゃん、じんじんさん、隊長の3名となった。
 コースについては、コグルミ谷からの入山が最も安易な方法で、山中 ののんびりとした時間をたっぷり取るには、都合のいいコースになるが 、やはり物足りなさは否めない。今回はこのコースはエスケープに使う として、今回は藤原からの縦走コースを選択した。一般登山道だけでは 若干物足りなさを感じるので、バリエーションを入れることにした。ま た3名が日帰りになるので、真の谷から分かれて片栗峠からコグルミ谷 に下りて帰路につくことになった。


蝶ケ岳(北アルプス)2007年5月3,4日 No.406 隊長、うさぎ
 〜 アルプスは春遠し、残雪を踏み蝶ケ岳を目指す 〜
5月3日
自宅(5月2日21:40)〜(5月3日1:40)沢渡中駐車場(5:45)〜上高地バスターミナル(6:15)〜(7:15)明神(7:30)〜(8:30)徳沢(8:40)〜小休止&撮影〜横尾(10:20)〜テント設営&昼食〜テント場(11:30)〜(14:55)稜線P2625(15:25)〜横尾テント場(17:30)
5月4日
横尾テント場(7:20)〜本谷橋手前〜横尾テント場(8:50)〜散策&テント撤収〜横尾テント場(10:30)〜徳沢(11:25)〜上高地バスターミナル(13:30) バスは30分待ち 松本(17:00)

アカヤシオの淡紅色に染まる御在所周辺の山々に魅力を感じながらも、かねてから歩いてみたかった5月のアルプスに心惹かれて、上高地を目指した。連休の天気はまずまず予報だったが、高山の天候はめまぐるしく変わるので油断できず、その時の状況に応じて判断することが大切だ。残雪の穂高連邦を青空をバックに写真に納めたかったので、当初予定していた涸沢を蝶ケ岳に変更した。蝶ケ岳のテント場から、穂高のモルゲンロートをねらいたかったが、天候判断で横尾泊に変更した。この判断は正解で、夜は稲光と雷鳴に怯えることになった。そんなわけで、ベースキャンプ型で蝶が岳をピストンすることになったが、ピッケルとアイゼンで標高差1000mを往復するのはかなりしんどかった。稜線では風と雪であまり長いができず、視界もままならかなったが、雷鳥のペアーの出迎えに心が和み、登りの辛さを忘れさせてくれた。

 

 
  2007年4月  
 

 

国見岳(鈴鹿)2007年4月30日 No.405 りんちゃん、うさぎ、隊長
 〜 ヤシオ尾根、花付きは良いが、時早し 〜
朝明駐車場(8:37)〜腰越峠(9:45)〜(10:50)きのこ岩(11:00)〜青岳(11:20)〜(11:40)国見岳(12:20)〜根ノ平峠(13:40)〜朝明駐車場(14:40)
アカヤシオ、昨年の不作が心残りで今年もまた、同じコースを歩いた。花付きは良だったが、稜線付近はまだ蕾が多く、見頃は連休の後半か。しかし腰越峠付近は9分咲きだったので、鈴鹿の春を満喫できた。山麓の若葉前線がこの陽気で一気に山を駆け上がっていくだろう。


馬の背尾根(鈴鹿) 2007年4月21日 No.404 なっきー、りん、justin、じゅんこ、隊長
 〜 馬の背尾根は花盛り、じゃれ合う二人に言うことなし 〜
蒼滝公共駐車場(8:45)〜蒼滝〜ロープウェイ温泉駅〜長石谷〜犬星の滝〜馬の背尾根〜三岳寺〜蒼滝〜ロープウェイ温泉駅〜蒼滝公共駐車場(15:10)
今回は初々しい新人が2名参加し5人のパーティーとなった。南の湿った風が鈴鹿山脈を駆け上がり、朝から山頂付近はガスっぽくてはっきりしない。高気圧が東に遠ざかると共に、お天気も下り坂。最初から山頂を踏まない計画で、花見中心の山歩きとなった。ショウジョウバカマとイワウチワは、花が見頃で、アカヤシオが800m付近で満開。コブシもよく花をつけていて、今年は樹木の花が期待できそうだ。


御在所岳(鈴鹿)2007年4月14日 No.403 自然教室の下見 隊長、リンさん、他7人
 〜 慣れた道、別の視点で道を見る 〜
裏道登山道スカイライン入り口〜日向小屋〜藤内小屋〜国見峠〜山上公園〜公園散策〜ロープウェイ山上駅〜湯の山温泉駅

風が強かったが好天に恵まれた。登山口付近のイワウチワやショウジョウバカマ、コブシが花盛り。上部ではまだマンサクが残っていた。アカヤシオとミツバツツジもぽつぽつと咲き出した。藤原の花たちも気になるが、そろそろ御在所を中心に歩きたくなってきた。


藤原岳(鈴鹿)2007年4月8日No.402 隊長
 〜 6回目、飽きもせずよく登る藤原岳 〜
観光登山駐車場(8:50)〜大貝戸道〜8合目(10:20)〜バリエーション〜山上台地散策〜避難小屋(13:16)〜大貝戸道で下山、駐車場(14:35)

ここのところ藤原山行が続いているので、今回は伊吹山にと思ったが、「初志貫徹」。今年の春はこの一山にすることにした。以前、花の山旅執筆のための取材では、この山に何度となく通っていたが、6週続けるのはそれ以来である。その山の花を知るには、やはり足繁く通うことになるだろう。今回は山上台地散策のための時間を捻出するために、8合目までは一般登山道を利用させてもらった。やはり道がいいので、楽して登ることができる。今回もバリエーションをとったので、コースの詳細は記述せず、花の状況を書くことにする。


藤原岳(鈴鹿)2007年4月1日 No.401 隊長
 〜 今年はこれで5回目だ、今年はとことん付き合うぜ 〜
観光登山駐車場(8:20)〜バリエーション〜避難小屋南東のピーク〜避難小屋〜大貝戸道〜観光登山駐車場(2:20)
今春5度目の藤原山行となった。コースはバリエーションをとったので、詳細は記述しないことにする。花の状況だが、福寿草は山頂部でも背が伸びてきていて、かろうじて見頃といえるだろう。来週はまだ、花はあるだろうが被写体になるかどうか疑問だ。スハマソウも咲き上がってきていて、8合目付近が見頃だ。同じくセリバオウレンも、8合目が見頃になっていた。ヒロハノアマナだが、600M付近ではほとんどが花をつけていたが、曇天のため開かず。カタクリも葉を大きく広げてエネルギーの充填中で、あと2週間もすれば一気に咲き出すだろう。山麓から5合目あたりまでは、タチツボスミレ、シハイスミレが見頃だ。ミヤマカタバミも見頃になっているが、花は開かず。キランソウが咲き出した。山麓では、ニリンソウが咲き出しているが、まだこれからだろう。両ケ池の桜は2分咲き。帰りに田光のシデコブシを見てきた。今年は花付きがよいようだ。立ち入り禁止になっているので、撮影には望遠レンズが必需品。

 

 
  2007年3月  
 

 

入道ケ岳(鈴鹿) 2007年3月21日 No.400 隊長
 〜 あてもなく、入道あたりを彷徨った 〜
椿神社キャンプ場(12:30)〜井戸谷コース〜(13:40)入道ケ岳山頂(14:00)〜二本松コース〜キャンプ場(14:35)
山日記を書き始めて今日で、400号になった。単なる通過点だと思うが、長く続けられているのはなぜだろうと思うことがある。今日は午前中が仕事だったので、午後からの山行となった。山麓のシデコブシもそろそろなので、撮影に行こうかなとも思ったが、あまりにも天気がよかったので、帰宅途中に入道に寄ってきた。2時間もあれば山頂を往復できるので、登山と言うほどのものでもないが、かつての鈴鹿セブンマウンテンだったと思うので、プチ登山ということになるだろうか。アセビでも咲いていてくれれば良かったが、やっと花芽が膨らんできたところだった。

椿神社は多くの参拝客で賑わっているが、林道を少し上がった所の河原まで車で上がると、登山者の車が数台あるのみで、実にしずかで落ち着いた雰囲気が漂っている。花見登山で賑わう藤原とは対照的だ。山を始めた頃は四季を通じてよく登っていたが、最近は年に一度くらいのペースで登り続けている。1000mにも満たない標高で、鈴鹿の山の中でも低い方だが、山頂の広々とした笹原は展望もよく魅力的だ。時間がなかったので、最短の井戸谷コースを上りに使う。最近は時間のないときに来る山なので、このコースばかりだ。ただ、夏場はヤマヒル天国になるので、避けた方がいいだろう。その季節は御在所へ行くことにしている。


藤原岳(鈴鹿) 2007年3月17日 No.399 隊長
 〜 藤原岳、今年4回目のバリバリバリッとバリエーション 〜
観光登山駐車場〜バリエーション〜大貝戸コース9合目〜観光登山駐車場
大貝戸登山口の駐車場はすでに満車になっていたので、観光登山駐車場に入る。ここもかなり車が多い。花の便りに一気に賑わい始めた。今回のコースもバリエーションのために詳細は記さない。福寿草は順調の咲き上がっているようだが、寒の戻りで降雪があり、見頃を迎えてる1000m付近の福寿草は雪をかぶっていた。伊吹山を雪をかぶり冬山に逆戻り。花見は雪が溶けてからになりそうだ。遠くに白山の白く巨大な山塊が浮かんでいた。さて花の様子だが、福寿草は稜線で見頃のはずだが、雪を被ってしまったのが残念だ。トリカブトの根生葉が一斉に出始めている。ヒロハノアマナやカタクリ、バイケイソウなど百合科の仲間が、600m付近で葉が見られ始めた。


鈴鹿南部、美杉の山麓散策 2007年3月17日

 今日は伊吹を予定していたが、どうやら冬型が戻り降雪の可能性も出てきたので、午後から鈴鹿南部、美杉を回ることにした。鈴鹿南部に関しては、先週からまだ1週間だが、シロバナネコノメソウが終盤を迎えている。トウゴウサバノオもちらほらで、まだ蕾もあるのでもうすこし見られそうだ。


藤原岳(鈴鹿)2007年3月11日 No.398 じんじんさん、隊長
 〜 藤原岳、今年3回目のバリバリバリッと、バリエーション、福寿草が凍えてた 〜
観光登山駐車場(8:30)〜バリエーション〜県境稜線尾根(13:20)〜大貝戸道〜観光登山駐車場(15:00?) 天気:雨のち曇のち晴れのち雪のち吹雪
前線通過直後は大荒れのお天気になることはわかってましたが、花は待ってくれないし、労働者が山に行く日も限られている。先週に引き続き、バリエーションを楽しんだ。福寿草は、標高が900mあたりが見頃になっている。セツブンソウが若干後を追っているようで、もうすぐ稜線でも見られそうだ。これで3週連続で藤原に通っているが、花の移ろいが楽しめる点がいい。
山麓のセツブンソウはもう終わりに近い。替わってカテンソウ、セントウソウ、ミヤマカタバミ、スハマソウ、ヤマネコノメソウが見られる。聖宝寺のミツマタの黄色がきれいだった。少し高度を上げていくと、そろそろヒロハノアマナやカタクリの葉が出だしている。500m付近の福寿草の花はほぼ終わり。さて来週はどんな花が見られるか、たのしみだ。


三重県北部、中部の山麓散策 2007年3月10日 

午後から少し時間があったので、三重県北部から中部の山麓を駆け足で巡った。


藤原岳(鈴鹿)2007年3月3日 No.397 隊長
〜藤原岳、バリバリバリッと、バリエーションその2 〜
観光登山駐車場(8:30)〜県境稜線〜天狗岩(13:00)〜避難小屋〜8合目〜大貝戸道〜観光登山駐車場(14:55)
 
今週は西穂に行く予定だったが、日曜日に仕事が入ったのでキャンセル。先週に引き続き藤原を歩くことにした。観光登山駐車場を8時30分に出発する。今週から駐車場に係の人が詰めているようだ。いよいよ藤原の花のシーズン突入だ。今年は花の時期がかなり早まっているようだが、出足はそれほどでもないようだ。昨年のこの時期は天気が崩れると雪になっていたのだが、今年は記録的な暖冬傾向で3月下旬の暖かさだ。まずは山麓のセツブンソウをちらっと覗く。いい具合に光が入っているし、背景もいい感じだ。やはり写真は、光と陰、アングルと構図で決まることを実感する。

 

 
  2007年2月  
 

伊吹北麓、1−3合目散策 2007年2月25日 No.396 隊長、うさぎ

 伊吹山北麓を散策。ちょうどセツブンソウが見頃だった。その後、伊吹山1合目まで車で上がり、3合目まで歩いたが、お目当てのスハマソウは花芽を見つけることも出来ず。今年は暖冬で、花の時期が早まっているが、スハマソウの花にはまだ少し時期が早いようだ


藤原岳(鈴鹿)2007年2月24日 No.395 隊長
 〜藤原岳、バリバリバリッと、バリエーションその1 〜
観光登山駐車場(8:35)〜坂本谷右岸尾根〜P597〜坂本谷左俣左岸尾根〜県境稜線〜避難小屋〜8合目〜聖宝寺道〜観光登山駐車場(14:50) *バリエーションコースにつき、個人責任でお願いします。

坂本谷右俣右岸尾根は過去に登ったことがある。今回は左俣を探ってみたかったので、落石の多い谷は避けて尾根を選びながら県境稜線を目指した。


木和田尾根(藤原、鈴鹿)2007年2月18日 No.394 隊長
 〜 木和田尾の福寿草、今年の花はフライング 〜
白瀬峠登山口225m(12:20)〜木和田尾根〜(13:10)撮影(14:05)〜白瀬峠登山口(14:35)
午前中に仕事をして、そのまま山口登山口に向かった。週末はあいにくの悪天候で、御池テント山行も中止になった。二日目の今日は午後から、天候の回復が望めそうなので、気になっていたフクジュソウを見に行った。例年ならまだまだ残雪があり、早い年での2月下旬頃から咲き始めるのだが、今年はどうも勝手が違い、もう見頃を迎えていた。


藤内沢(御在所、鈴鹿)2007年2月12日 No.393 隊長、うさぎ
 〜 藤内沢、岩と氷に親しもう 〜
スカイランゲート()〜裏道〜藤内小屋()〜藤内壁分岐〜藤内沢〜山上公園〜中道〜御在所山の家〜スカイランゲート(14:50)
3月に西穂を計画しているので、訓練のために藤内沢に登った。予想はしていたが、雪の少なさに嘆き節。しかし昨日から少し気温が下がったので、雪腐れはなく、ピッケル、アイゼン共によく効いてくれた。何人かがアイスクライミングを楽しんでいた。確保なしで登っている、にーちゃんの滑落を見てしまった。最初は10mほど落ちて止まりそうになったが、更に10mほど落ちて止まった。雪があったのでよかったのと、軽やかな身のこなしだったので、助かったようだ。あー恐ろしや!

 

 
  2007年1月  
 

積雪期のイブネ(鈴鹿)2007年1月13,14日 No.392 隊長
 〜 闘志を燃やす単独行、ホワイトアウトのイブネの雪原 〜
13日:朝明駐車場(9:10)〜根の平峠(11:20)〜上水晶分岐〜コクイ谷分岐(12:45)〜小峠分岐(13:10)〜高昌山(P1125)(16:40)野営
14日:高昌山(8:00)〜イブネ北端(8:15)〜イブネ1160m(8:25)〜(9:00)高昌山(9:30)〜(10:30)〜コクイ谷分岐(11:00)〜上水晶分岐(12:00)〜根の平峠(13:20)〜駐車場(14:45)

この時期、朝明からイブネをピストンするだけの体力はない。だけどイブネの雪原を歩いてみたい。ならば、二日かければ往復できることになる。天気予報はまずまずだったが、このあたりは太平洋側の天気予報は当てはまらないようだ。視界は20メートルほどで、被写体はエビのしっぽのみ。高昌山からの急降下中にスノーシューをなくし、最後に仕上げは駐車場にストックを忘れてきた。コースタイムは、無積雪期の2倍をようした。最難関は、小峠分岐から高昌山への急登で、まるであり地獄にはまったアリのようで、標高差300mの登りに3時間半もかかってしまった。高昌山の30mほど手前で、時間切れと同時に、全勢力を使い切ってしまった。


三峰山、平倉峰(飯高の山)2007年1月8日 No.391 隊長
 〜 みうねさん、青色のキャンパスに映える樹氷かな 〜
福本からゆりわれコースピストン ゆりわれ登山口(8:45)〜八丁平(10:20)〜散策〜三峰山(10:35)〜平倉峰(11:18)〜(11:50)三峰山で昼(12:40)〜撮影〜ゆりわれ(13:15)〜登山口(14:05)

一昨年、集中的に台高や飯高の山を歩いたので、その反動で昨年は足を運ぶ機会が少なかった。特に三峰山に関しては、樹氷の撮影においては4連敗を喫していたので、昨年は特に敬遠をしたのは確かだ。低気圧の通過で昨日から日本列島は大荒れになっていたが、本日は天候が回復に向かいそうだったので、少しでも天候の良い三峰山に照準を合わせた。八丁平に立つと、上空を黒い雪雲が足早に流れていく。樹氷はついているが、ブルーのカンバスと光がない。アングルと構図だけは勝負にならない。撮影はさておいて、久しぶりに三峰山まできたので、平倉峰まで歩いてみることにした。・・・・


2007年の登りはじめは伊吹山 2007年1月3日 No.390 隊長、うさぎ
 〜 初登り、ヒップソリも役立たず 〜
3合目(8:30)〜山頂〜3合目(13:30)
日本列島は高気圧に被われ穏やかな一日となった。年末の大雪で十分な積雪を期待していた伊吹山だったが、積雪が少なかったのかそれとも、冷え込みが甘かったのか、とにかく地肌が見える程度の積雪に少し拍子抜けしてしまった。スキー場は営業をしていたが、スキー客はまばらで、スノーマシンがフル稼働状態。登りは凍結のためにアイゼンが必要だったが、帰りは早春の陽気に雪が溶けてシャーベット状態になっていた。さて、次の寒波はいつくるだろうか。

 

 
     
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