歩人倶楽部 登山&クライミング 2006 山行紀
 

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  2006年12月  
 

 

藤原岳(鈴鹿)2006年12月30日 No.389 隊長、うさぎ

大貝戸登山口(8:20)〜8合目(10:20)〜避難小屋(11:20)〜(12:00)藤原岳山頂(12:15)〜(12:40)避難小屋(13:20?)〜大貝戸登山口(14:40)

12月に入ってからというもの、時間のやり繰りがつかずに山から遠ざかっていた。昨年は12月に入ると例年にない積雪があり、冬山を十分に楽しめたが、今年は昨年とは様子が違い、暖かい毎日が続いていた。忙しさに山への思いも薄れがちだったが、なにより積雪のない冬山はあまり触手がのびなかったのも事実。やっと休みが取れたと同時に寒波襲来とは、まことに幸運なり。

 

 
  2006年11月  
 

 

編笠山、権現岳(八ヶ岳)2006年11月25日、26日 No.388 隊長、うさぎ
○11月25日(土)
自宅(4:30)〜観音平(7:54)〜雲海展望台(8:48)〜(9:40)押手川分岐(9:50)〜(11:10)編笠山2524m(11:30)〜(12:10)青年小屋野営場(14:30)〜権現岳の途中(15:20)〜野営場(16:00)
○11月26日(日)
青年小屋野営場(5:45)〜(7:05)権現岳ギボシ(7:25)〜(8:40)青年小屋野営場(9:20)〜(10:20)押手川分岐(11:00)〜雲海展望台〜富士見台展望台(11:40)〜(12:05)観音平(12:30)〜自宅(15:50)

以前から行きたいと思っていた八ヶ岳南部の編笠山、権現岳だが、どんどんと後回しにしてきた山域だった。本来なら今週末は、鈴鹿テント山行第2弾のはずだったが、メンバーがそろわなかったので中止になった。予定をあけていたのでぽっかりと空いてしまった二日間を埋めるべく、大峰の釈迦と八ヶ岳を候補としてあげていたが、中部山岳が移動性の高気圧にすっぽりと入ること、後半は列島南部を低気圧が通過することが予想されたので、山域を八ヶ岳に決めた。積極的な選定ではなかったので、何とも中途半端な季節の山行となってしまった。

第6回ミルキーあんパン山行(巨木編)2006年11月12日 No.387
参加者:そまおちゃん、緑水さん、ハリマオさん、しののめさん、ぱっちわーくさん、おださん、ととろさん、ぱなちゃん、りんさん、えびちゅうさんご夫婦、とっちゃん、マレーネさん、隊長 誰かもれてないか?
コース:不明
お天気:晴のち曇り、のちみぞれ、のち雪


錦秋のイブネ、雨乞岳、七人山2006年11月4日5日 No.386 じんじんさん、隊長、うさぎ

11月4日(土)
朝明駐車場(8:45)〜(9:45)羽鳥峰(10:00)〜(10:45)ヒロ沢出合(11:10)〜(12:00)大トロ()〜タケ谷分岐〜上水晶分岐〜小峠(13:40)〜イブネ北端(15:30)〜イブネ()〜佐目峠テント泊(16:00)
11月5日(日)
佐目峠(7:30)〜杉峠頭(7:35)〜杉峠(8:15)〜(8:40)雨乞岳1238m()〜東雨乞(9:15)〜小峠〜(10:05)七人山(10:20)〜()コクイ谷出合で昼()〜(12:10)根の平峠(12:20)〜朝明駐車場(13:30)

 

 
  2006年10月  
 

 

鈴北岳(鈴鹿)2006年10月22日 No.385 隊長、うさぎ
鞍掛峠登山口(7:00)〜鈴北岳〜日本庭園〜鈴北岳〜鞍掛峠登山口(9:40)

大台ヶ原を予定していたが、朝から天気が崩れ始める予報だったので、鈴鹿北部に逃げたがやはり駄目。日本庭園を少し歩いて早々に撤退。


加賀白山 2006年10月15日 No.384 隊長

大白川登山口1260m(5:55)〜大倉山避難小屋()〜室堂(9:13)〜(10:05)御前峰2707m(10:48)〜池めぐり〜(12:15)室堂(12:30)〜大倉山避難小屋2038m(13:45)〜大白川登山口(15:10)〜自宅(19:00) *累積標高差1700m *コースタイムは小休止と撮影時間を含む

今年の白山山行は3回目となる。毎年南竜でのテント泊し、のんびりと歩くのが好きだが、今年は自由になる時間が少なく、白山は日帰りの山となってしまっている。もう少しゆとりをもって歩きたい山なのに、残念なことだ。しかし3度目にしてようやく、好天に恵まれた。紅葉もちょうど見頃となり、念願がかなえられた山行となった。


燕岳(北アルプス) 2006年10月8日 No.383 隊長
天気:雨のちみぞれ、のち雪、のち吹雪、のち曇り、のち晴れ
中房温泉燕登山口1400m(6:02)〜(8:20)合戦小屋(8:30)〜(9:23)燕山荘(9:35)〜燕岳2763m(10:12)〜燕山荘(10:53)〜合戦小屋(11:48)〜中房温泉(13:50) *コースタイムは小休止と撮影時間を含みます
10月7日19:00中房温泉着車泊、10月8日中房温泉14:00〜自宅18:50

天気図を見ると典型的な冬型気圧配置になりそうだ。3連休ではあるが、空いているのは8日のみ。どうするか悩んだが、登山道は風裏であること、場合によっては燕山荘か引き返すこと、を条件に決行した。予想通り合戦小屋あたりまでが雨で、それからみぞれになり雪になった。3段紅葉が見られるかもと期待したが、現実はそう甘くはなかった。燕山荘から燕岳の稜線は、吹雪いていてまともに歩けなかった。氷の粒がほおにプチプチとあたって痛い。ぬれた手袋の温度が一気に奪われ、指先が痛い。

 

 
  2006年9月  
 

 

涸沢(北アルプス) 2006年9月30日、10月1日 No.382 隊長、うさぎ
9月30日
上高地小梨平野営場(5:10)〜明神()〜(6:40)徳沢(6:50)〜(7:50)横尾(8:02)〜(9:14)〜涸沢(11:00)〜テント設営後簡単な昼食(11:30)〜パノラマコース周回〜野営場(14:40)
10月1日
涸沢(7:40)〜横尾(9:40)〜徳沢()〜()明神()〜(13:25)上高地バスターミナル(13:30)〜平湯アカンダナ駐車場(14:10)〜自宅(18:00)

アルプスの紅葉には少し早いが、来週は仕事のために連続した休みがとれないので、1週間早めて涸沢を訪れた。うさぎが登山靴を自宅に忘れ、ストックも駐車場の車に忘れ、出鼻をくじかれたかたちになった。今までにこんなミスをしたことはなかったが、ここ一番でのミスの連発に苦笑するしかなかった。しかしここで易々と退散するわけにはいかない。コースを縮小して、何とか無事に涸沢の散策ができた。


藤原岳(鈴鹿) 2006年9月24日 No.381 隊長、うさぎ
大貝戸登山口(9:40)〜4合目と7合目で小休止〜避難小屋(11:50)〜散策〜(12:45)天狗岩(13:20)〜散策〜避難小屋(14:05)〜大貝戸登山口(15:30)

彼岸花の咲く頃になると、ちょっと歩いてみたくなるのが藤原岳だ。春の福寿草の時期には、登山者であふれかえるが藤原岳だが、この時期は登山者もそれほど多くはないので、静かな山歩きが約束される。この時期に見られる花は、カワチブシ、テンニンソウ、ミツバフウロ、ゴマナ、アケボノソウなどで、春の福寿草のようや華やかさはないが、花を楽しみながらのんびりと歩くのもいいだろう。


鎌ガ岳(鈴鹿) 2006年9月18日(祝) No.380 隊長

 武平峠からピストン(11:40〜15:40)

 大きな台風であったが、日本海のほぼ真ん中を通ってくれたので中部地方はあまり影響がなかった。午後から天候の回復の兆しがあったので、鎌ガ岳に体力維持のために出かけた。悪天候のために山行計画を見合わせた登山者も多かったと思うが、それでもスカイラインのそれぞれの登山口には数台の車が駐まっていた。


御在所岳(鈴鹿)2006年9月10日 No.379 隊長

御在所山の家(13:35)〜中道(雷雨のために途中で15分待避)〜(15:40)展望台(16:00)〜御在所山の家(17:10)
今日は自由になる時間が午後しかない。来週はまたアルプスなので、このまま足腰を遊ばせておくと不安である。お天気の方は午後から下り坂だということだが、雨が降れば傘をさせばいい。ということで、仕事が終わり30分で登山口に行ける御在所にトレーニングに出かけた。


笠ヶ岳(北アルプス) 2006年9月2,3日 No.378 隊長
9月2日 新穂高温泉無料駐車場1045m(6:00)〜(7:05)左俣林道笠新道登山口1368m(7:20)〜(10:50)杓子平2452m(11:00)〜抜戸岳2812m(12:20)〜抜戸岩2690m(13:45)〜(14:40)笠ヶ岳野営場2745m(15:00)〜笠ヶ岳山荘2811m〜(15:10)笠ヶ岳2897m(15:40)〜笠ヶ岳野営場(16:00) 累積標高約2000m、歩行距離約11km
9月3日 笠ヶ岳野営場(6:20)〜抜戸岳分岐〜秩父平2525m(8:20)〜大ノマ岳2662m(9:20)〜弓折岳分岐(10:45)〜(11:15)鏡平小屋(11:30)〜(14:00)ワサビ平小屋1402m(14:20)〜新穂高温泉無料駐車場(15:30) 歩行距離約19km

 

 
  2006年8月  
 

2006年8月31日 伊吹山 No.377 隊長
時間がなかったのでドライブウェイを利用し、山頂の散策路を周回した。


2006年8月29日 加賀白山 No.376 隊長
別当出合(6:05)〜中飯場〜甚之助小屋〜エコーライン分岐〜室堂〜南竜ケ馬場〜甚之助小屋〜別当出合(15:25)
 一日だけぽっかりと夏休暇ができた。ぐーたらと一日過ごすのは簡単だが、日頃から時間のやりくりに困っている者にとっては、じっと家に居られず、このときとばかりに山にせっせと通ってしまう。休みの日はゆっくりと身体を休めるべきだと思うが、にもかかわらず過酷な労働を強いに遠くの山まで出かけるのはこれいかに。ということで、白山に出かけた。一月前にも歩いているが、それから花がどのように移り変わっているのか確かめたかったこと、それから、新しく11-18mmレンズを購入したので、早速使ってみたかったこともある。しかし天気は、前線のしっぽが北陸あたりにかかってきており、芳しくなくようである。


2006年8月26日(土) 伊吹山 No.375 隊長
  2合目(10:30)〜山頂(12:35)〜昼食休憩〜散策路を周回〜9合目(14:55)〜2合目(16:20)

 今年は伊吹山の夏の花の最盛期を逃してしまった。夏には一度は覗いておかないと落ち着かないので、サラシナショウマの時期に会わせて、通常ルートを歩いてきた。お目当てのサラシナショウマは全開とまではいかないが、それでも7分程度が白い花をつけていた。青空のキャンバスがあれば申し分なかったが、気圧の谷ができているようで曇り空だった。


2006年8月17日18日19日 奥穂高岳、前穂高岳 No374 隊長
8月16日 自宅(17:00)〜沢渡(21:30)中駐車場で車泊
8月17日 沢渡(4:50)〜シャトルバス〜上高地バスターミナル(5:25)〜(7:25)徳沢(7:35)〜(8:35)横尾(8:45)〜(10:05)本谷(10:15)〜涸沢野営場(12:15) 昼寝後、涸沢散策
8月18日 涸沢野営場(6:10)〜(8:20)穂高岳山荘(8:55)〜(9:35)穂高岳山頂(9:55)〜(11:40)紀美子平(11:55)〜(12:20)前穂高岳(12:40)〜(13:10)紀美子平(13:25)〜雷鳥広場(14:05)〜岳沢パノラマ(14:32)〜カモシカ立場(3:06)〜岳沢ヒュッテ(16:06) テント場泊
8月19日 岳沢キャンプ場(6:10)〜河童橋(8:12)〜バスターミナル(8:35)〜沢渡(9:10)〜自宅(13:30)

台風が九州あたりをうろうろしていて、北海道付近には前線があり、この台風と前線の動向によっては、天候の悪化が予測される。上空に冷たい空気が入ったときなど雷雨が予想されるので、稜線コースは断念することにした。今回ねらっていた折立ー新穂高温泉は断念することにして、いつでも計画の変更がきくベースキャンプ型の今回のコースプランを採用した。悪天候の場合は、涸沢からしっぽを巻いてとっとと帰ればいいわけだ。もし好天になれば、いろいろとルート選択ができるのも選択の理由だ。しかしなりより、穂高はあこがれの山であることだ。


2006年8月6日 御嶽山 No.373 隊長、うさぎ

濁河温泉(5:25)〜湯ノ花峠〜お助け水〜五の池小屋(8:20)〜飛騨山頂〜摩利支天山〜飛騨山頂〜五の池小屋〜継子岳途中〜五の池小屋(12:10)〜濁河温泉(14:10)

相変わらず時間がないので、日帰りで御岳山に登ってきた。富士山のようにきれいな円錐形ではないが、山麓をぐるっと回って帰るとき、山としてのスケールの大きさが実感できた。山頂一帯は火山特有の地形をしていて、たくさんの池があり、そこそこ花を楽しめるのがいい。今回は飛騨側からのアプローチで、この小坂道は濁河温泉が登山口になっていて、下山後に湯につかることができる楽しさがある。登山道もよく整備されていて歩きやすかった。個人的にはコマクサの時期を少しはずしてしまったのが残念だった。

 

 
  2006年7月  
 

 

2006年7月30日 加賀白山 No.372 隊長、うさぎ

市ノ瀬(5:00)〜シャトルバス20分〜別当出合(5:25)〜砂防新道〜(7:20)甚の助ヒュッテ(7:35)〜南竜分岐(7:50)〜黒ぼこ岩(9:00)〜(9:40)室堂(9:50)〜(10:40)御前峰2702m(11:10)〜池めぐり〜(12:50)室堂(13:05)〜黒ボコ(13:20)〜砂防新道〜別当出合(16:00)〜シャトルバス〜市ノ瀬(16:40) *コースタイムは小休止と撮影の時間を含む 累積標高1500m、歩行距離約14km

梅雨明けは間近だが、日本海の前線の南下で、芳しくない天気予報だ。しかし花の時期は逃したくはないし、ここ一月ほどは時間のやり繰りがつかず、山から遠離っていたので、とりあえずは山に入りたい思いから、強行軍で白山登山を決めた。夕方に用があったので、それを済ませて準備をして家を出たのが、21時30分だった。夜間は道路が空いているとはいっても、片道は250kmあまりある。関ヶ原から福井北までは高速道路を利すうが、それ以上の時間短縮はできない。30日に1時に市ノ瀬に到着する。昨日が雨と言うことで、梅雨がのびていて敬遠しているのか、登山者の出足が鈍っていて、駐車場は半分ほどしか埋まっていなかった。シャトルバスの始発が5:00なので、4時半にアラームをかけて横になる。車泊も年に何度となくしているし、何年も続けているので、横になればすぐに眠ってしまう。アラームの音で目が覚めると、駐車場全体が始発に備えて登山者の準備が始まっていてあわただしい雰囲気に包まれている。この一種独特の雰囲気で、山への期待が徐々に高まってくる。準備をしてバス停に行くと長い列ができていた。朝一番は臨時のバスを出してくれるので、のりはグレはないだろう。この日は3台の臨時バスが準備されていて、2台目のバスに乗ることができた・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 
  2006年6月  
 

 

2006年6月24日 硫黄岳2760m、横岳2825m(八ヶ岳) No.371 隊長

自宅(21:20)〜東名阪四日市東IC〜名古屋高速〜名神〜中央高速〜諏訪IC〜(1:25)桜平1889m(5:45)〜夏沢鉱泉2057m〜オーレン小屋2318m(6:43)〜夏沢峠2424m(7:05)〜硫黄岳2760m(7:50)〜硫黄山荘2652m(8:45)〜(10:00)横岳2825m(10:50)〜(12:00)硫黄岳(12:15)〜赤岩の頭2656m(12:38)〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜(14:25)桜平(14:50)〜諏訪IC〜湾岸川越IC〜自宅(19:10) 歩行距離13km、累積標高1200m *撮影と休憩時間を含みます

運良く梅雨の晴れ間に巡りあった。昨年も八ヶ岳山行はまずまずの天候に恵まれたが、また今年もラッキーな一日となった。おかげで露出部分が日焼けしてひりひりする。一言で言うなら「夏が来ぬ」だろう。コマクサやウルップソウこそ、花にはまだ早かったが、稜線は高山植物で彩られ、ほおを撫でる涼風に下界の肌にべとつく蒸し暑さを忘れることができた。


2006年6月18日 伊吹山 No.370 隊長

山頂の周回2.5km 総歩行距離 9km 累積標高差 950m
2合目(9:45)〜3合目(10:20)〜(12:16)山頂(12:50)〜遊歩道周回〜西のピーク(13:56)〜2合目(15:45)

梅雨前線がうねうねと日本列島をはっている。昨日からまとまった雨が降っていたが、前線が少しだけ南下した間隙をねらって伊吹山に出かけた。ピーカン青空の山歩きは気持ちがいいが、こと伊吹山に関しては少しぐらい曇っていたほうが歩きやすい。午前中は少し雨が残っていたが、その後徐々に天候が回復したので、気持ちよく歩くことができた。夏の花にはまだ少し早いが、いつ来ても幾種類かの花期に出会える。期待していたササユリはまだ蕾で、今年は少し遅れているようだ。林道では、ホタルブクロやクサフジが、3合目付近からはキバナノレンリソウ、アヤメ、キバナハタザオ、ハクサンフウロ、オオカメノキ、イブキノエンドウ、イブキシモツケ、オドリコソウ、クサタチバナなどが、山頂付近ではグンナイフウロ、コバノミミナグサ、イブキガラシ、ヤグルマソウ、ヒメウツギ、ウマノアシガタ、メノマンネングサなどの花が見られた。


2006年6月11日 雲母山麓(鈴鹿) 隊長

東海地方も梅雨入りし、今週末もはっきりとしない天気になっている。鈴鹿の山の花も、春の花が消えて、夏の花が咲き始める頃である。ササユリは子どもの頃に里山でよく見かけた花だったが、最近はよく手入れのされた里山や、登山道でしか見られなくなった。もうそろそろかなと思い、仕事の帰りに雲母山麓を少し散策してみた。開花の時期は昨年よりも少し遅れているが、日当たりのよいところの株が咲き始めていた。鈴鹿の稜線のものはまだ早そうだが、もうササユリの咲く季節になってきたようだ。


2006年6月4日能郷白山1614m No.369 隊長

能郷谷ルート 自宅(4:00)〜国道23号線〜258号線〜21号線〜県道〜159号線〜能郷谷林道〜林道駐車地点(6:30)〜能郷白山登山口(7:10)〜1合目(7:53)〜2合目(8:37)〜3合目(9:10)〜4合目(9:40)〜5合目(10:19)〜(10:45)能郷白山山頂1614m(11:10)〜祠(11:40)〜能郷白山登山口(14:30)〜駐車地(15:04)〜自宅(18:10) *コースタイムは、小休止と撮影時間を含みます。

鈴鹿の花が終わり、大台のシロヤシオは絶不調、八ヶ岳の花にはまだ早い、そこでねらいは標高が1600m〜2000mで花の多い山にターゲットを絞る。能郷白山まで行く時間があるなら、一層のこと本家白山へとの判断で、いつもは通過地点だったが、一度は登ってみたい山だったので、迷うことなく決行した。怪我をした足のリハビリもほぼ完了したが、まだ痛みは残っているので無理はできない。しかし登山に手加減てものはない。登りにかかる平均的な時間は約4時間。足にはまだ痛みが残っているので、多少の不安はあったが、時間をかければ何とかなるだろうと決断した。

 

 
  2006年5月  
 

2006年5月28日 鎌ガ岳 No.368 隊長

武平峠駐車場(9:20)〜(11:30)鎌ガ岳(11:20)〜武平峠駐車場(12:05

午前中時間ができたので、鎌ガ岳にシロヤシオを見に出かけた。朝のうちは雨が残るが、それ以後は回復する予報だ。5時過ぎに目が覚めたがまだ雨がやんでいなかったので、早朝の出発は断念し、8時過ぎの回復の兆候をみて家を出た。12時半から仕事があるので、山での行動時間は2時間半あまりということになる。せわしい登山だが、山を歩けるだけでよしとしよう。


2006年5月21日 大台ヶ原 No.367 隊長、うさぎ

鈴鹿の自宅(4:40)〜大台ヶ原駐車場(7:30)〜(8:40)日出が岳(9:00)〜大蛇グラ(10:40)〜(11:00)大蛇グラ分岐で昼食(11:40)〜シオカラ谷〜大台ヶ原駐車場(13:00)〜自宅(16:10)

願わくば、アケボノツツジ、シロヤシオ、シャクナゲの3つを見たい。早朝から車を飛ばして大台ヶ原に向かった。まだ梅雨には入っていないようだが、前線がうろちょろしていて、天候のはっきりしない日がつづいている。しかし天の恵みかどうかわからないが、今日は五月晴れの好天に恵まれた。もはや選択の余地などない。今日行かなければ、来週の天気の保証などどこにもない。確か昨年よりも1週間ほど早い山行となった。昨年はシャクナゲがほとんど終わっていたので、今年はちょうどいいだろうと予測をして出かけたのだが・・・


2006年5月10日 雲母山麓 

自然教室で雲母山麓を散策した。あいにくの雨で、楽しみにしていた御在所登山も取りやめとなり、雨間をぬって山麓を散策した。よく手入れされた里山には、キンランが自生し、ササユリも出番を待っていた。コバノガマズミ、ベニドウダン、ヤマツツジヤが見頃で、雨に濡れた花の色がひときわ鮮やかだった。ヤマヒルも元気だった。


2006年5月4日 伊吹北尾根 No.366 隊長、うさぎ

燕平(9:30)〜(11:30)御座峰(12:10)〜燕平(13:30)

春の花をまとめてゲットできる伊吹北尾根は、大変重宝しているので今年も出かけてみた。伊吹山本体には残雪があり、昨年とは様子が違う。見られる花も、今年は全体的に遅れていて、サンカヨウ、ヤマブキソウ、イチリンソウ、ヤマシャクヤクの開花は確認できなかった。しかしカタクリは今が最盛期で、蕾の株も多かったのでこれからしばらくは楽しめそうだ。あと1週間ほどで役者が出そろいそうだ。帰りの篠立長楽寺でイカリソウを見てきた。


2006年5月3日 ハライド、青岳、武平峠(鈴鹿) No.365 隊長、うさぎ

パート1
朝明キャンプ場(8:30)〜腰越峠〜ハライド(10:00)〜腰越峠〜(11:40)青岳(12:20)〜根の平峠(13:10)〜朝明キャンプ場(14:00)
パート2
武平峠(14:30)〜峠尾根の途中〜武平峠(15:45)

今年はアカヤシオの開花が遅れていて、先日は鎌ケ岳で空振りに終わった。リベンジの意味もあり、昨年同様にハライドからヤシオ尾根で挽回を図ったが、やはり開花は数日遅れているようで、途中で作戦を変更して奇妙な山行となった。

 

 
  2006年4月  
 

2006年4月30日 武平峠〜鎌ケ岳(鈴鹿) No.364 隊長

アカヤシオのつぼみ堅し。ピンクに染まる鎌ケ岳が見たくて、武平峠まで足を運んでみた。今日は午後から仕事が入っているので、武平から山頂往復なら都合がいい。好天に誘われ勇んで出かけてみたものの、都合よく咲いていてくれないものだ。草花の方は順調に咲き進んでいるようだが、こと樹木に関しては昨年と比べると花の時期が1週間ほど遅れているようだ。峠付近では少し花を開いていたが、高度を上げるにつれて、蕾は堅くなっていった。咲き出すのは連休の後半かもしれない。


2006年4月29日 鎌ケ岳(鈴鹿) No.363 隊長、うさぎ

長石谷登山口(8:40)〜犬星の滝(10:00)〜馬の背尾根(10:20)〜(11:30)岳峠(12:10)〜長石谷〜馬の背尾根〜三岳寺(14:40)

アカヤシオの咲き具合は如何に。予報は晴れと出ていたが、朝起きると曇り空で、雨が当たってきそうな天気だ。今回の山行は国見岳に心が決まっていたが、アカヤシオの花の時期がまだ少し早いような予感がしたので、比較的花の種類の多い鎌ケ岳に急遽行き先を変更した。3回続けて同じ山域に入っているが、これはこれで意義のあることで、花を通じて季節の移り変わりを観察できるのが面白い。


2006年4月22日 長石谷、馬の背尾根(鈴鹿) No.362 隊長

長石谷登山口(12:30)〜犬星の滝(14:00)〜馬の背尾根(14:30)〜三岳寺(16:00)

再び馬の背に乗って、アカヤシオ見物となった。御池か藤原の小さくてかわいい春の花もいいが、時間のないときは、コースの選択肢の多い御在所周辺がいい。長石谷のイワウチワは今が見頃で、馬の背の尾根もそろそろアカヤシオが咲き始めた。花つきもよく、今年も期待していいだろう。


2006年4月16日 長石谷、馬の背尾根(鈴鹿) No.361 隊長

三岳寺(13:00)〜長石谷〜犬星の滝(14:00)〜谷の上流〜犬星の滝〜馬の背尾根(15:00)〜三岳寺(17:10)

 藤原周辺の春の草花が気になるが、御在所ではツツジの花が咲き出している。長石谷では、イワウチワやショウジョウバカマが花の見頃となり、馬の背尾根の取り付きではアカヤシオ、ミツバツツジが満開だ。昨年はツツジ系の花が大変よかったので、今年は裏年かなと思っていたが、花の付きは並といったところだ。連休には鈴鹿の稜線がアカヤシオで華やぎそうだ。


2006年4月9日 桜が満開

 午前中時間ができたので、花を求める蝶のように、ふらふらと鈴鹿山麓を散策してみた。トウゴクサバノオは、日当たりのよいところではすでに花が終期を迎え、日陰のものはまだ花が開いていなかった。タチツボスミレも咲き出して、山麓は春本番といったところか。桜が一斉に見頃を迎え、穏やかな日和に誘われた、花を楽しむ人たちでにぎわっていた。


2006年4月1日 御在所岳 No.360 自然教室の下見 5人

蒼滝駐車場(8:05)〜蒼滝(8:11)〜旧スカイライン裏道登山口(8:27)〜日向小屋(8:40)小休止〜藤内小屋(9:04)小休止〜6合目(9:56)〜7合目(10:16)〜8合目国見峠(10:28)〜9合目(10:46)〜(11:55)山頂(11:25)〜ロープウェイ山上駅(11:33)〜ロープウェイ湯の山温泉駅(11:45)

 鈴鹿の山は冬に逆戻り。昨日の寒波である程度の積雪が予想されたが、春の移動性高気圧にすっぽりと覆われたので、下見を決行した。雪の照り返しでまぶしくて、涙が出るほどだった。日ごとに強さを増してきた紫外線で、お風呂から上がるとほおが火照っていた。

 

 
  2006年3月  
 

2006年3月25日26日 御池岳 No.359
参加者:25日 旅人さん、panaちゃん、ホフマンさん、なっきーさん、じんじんさん、こうたろうさん、隊長 26日 じんじんさん、こうたろうさん、隊長
25日:藤原パーキング(8:30)〜白瀬峠登山口(8:45)〜木和田尾〜坂本分岐(11:20)〜(12:25)頭蛇ケ平(14:05)〜白瀬峠(14:30)〜天ケ平(15:10)〜丸山(16:25)
26日:丸山(8:00)〜夕日のテラス(8:25)〜鈴北岳(9:50)〜(10:40)丸山(11:30)〜ボタンブチ(11:40)〜東のボタンブチ手前(12:05)〜真の谷(12:25)〜白瀬峠(13:00)〜坂本分岐(13:30)〜白瀬峠登山口(15:20)〜藤原パーキング(15:45)〜西藤原小学校(16:00)
*撮影、休憩タイムが入っているので、行程間の時間は実際の歩行時間とは同じではありません。

 残雪を 踏みしめ登る 木和田尾根 今年も会えた 黄金の花に

 木和田尾根 息を切らせて ひと休み ひときわ目立つ 加賀の白山

 ハクビシン テラスの縁で お昼寝か 異国の山で さぞ寂しかろ


2006年3月21日 霊仙山  No.358 panaちゃん、隊長
落合(8:00)〜笹峠(9:12)〜近江展望(10:00)〜山頂(12:17)〜汗ふき峠(13:30)〜落合(14:35)
*撮影タイムが入っているので、行程間の時間は実際の歩行時間とは同じではありません。

 花曇り 開き加減が 気になるが 黄金(こがね)の花の 愛らしきこと

 ミスミソウ 今年も会えた よろこびを 皆で分けあい レンズを覗く

藤原の喧噪を避け、霊仙山に花見に行った。お目当ての花は、やはりフクジュソウとミスミソウだ。昨年も確かこの日に汗ふき峠のミスミソウと、伊吹山のセツブンソウを目当てにきた記憶がある。虫が花の咲く場所や時期を知っているように、花好きの登山者も花を目当てに遠くからやってくる。昨夜の掲示板で、panaちゃんがお出ましになることは予測できたが、落合に到着してみるとすでに準備にかかっていた。


2006年3月19日藤原山麓 隊長

 ミスミソウ 木和田の谷に 花開く みぞれと風に 花がふるえる

 スハマソウ 今が盛りと 咲く花よ 地面に伏して レンズを覗く 

今日も山に入る時間がない。午後からの時間を利用して藤原山麓を散策した。お目当ては、ミスミソウとスハマソウだ。みぞれ散る悪天候だが、雲間から日差しが漏れているので、淡い期待を胸に藤原へ車を走らせる。強風のために、風がやんだ隙をねらって何度もシャッターを切る。手持ち撮影の場合、手ぶれ補正機能は大変有効だが、花の揺れには対応できない。あたりまえだ。


2006年3月18日 三多気 

 曇り空 何度も空を 見上げても 花は開かず ユキワリイチゲ

めまぐるしく変化するお天気に、一喜一憂する週末だ。午後から仕事なので、午前中が勝負。晴れの予報がはずれて朝から曇が広がっているが、はやる気持ちを抑えられずに美杉に車を走らせた。予定通り、花は堅くつぼんでいた。


2006年3月4日 藤原周辺(鈴鹿) No.357 隊長、うさぎ

 福寿草 春の日差しに 輝いて 岩に掴まり レンズを覗く

 待ちかねて 土の中から 芽を出して 黄金に光る 愛しい花よ

今日は午後から仕事。だけど花は待ってくれない。毎年この花を見ないと落ち着かないので、とりあえず早起きして午前の時間を有効に使うことにした。登山口に到着すると、東雲さんが出発の準備中。雪が溶けて花の花が咲き始める藤原周辺は、やはり人気スポットのようで、もうすでに数台の車が停まっていた。13時から仕事が入っているので、11時には車に戻りたいところだ。しかしあまり早く登っても花は開かないから、7時過ぎの登山開始は適当な時間だったと思う。結果は、花が開くまで30分ほど待たされた。直射日光があたり始めてから約1時間ほどで、花は全開になるようだ。

 

 
 

2006年2月

 
 

 

2006年2月25日 入道ケ岳(鈴鹿)No.356 隊長

 雪溶けて 春の気配の 井戸谷を 急いで登る 入道ケ岳

井戸谷登山口(13:50)〜避難小屋〜井戸谷右岸尾根〜(15:40)山頂(16:10)〜二本松尾根〜駐車場(17:00)

午前中が仕事だったので、午後の時間を有効に使ったみた。といっても与えられた行動時間は3時間ほどだ。こんな時のために、のんびりと歩いても3時間ほどで山頂を往復できる入道ケ岳の存在は有り難い。井戸谷で山頂までと思ったが、それでは芸がないので途中からコースを外れて、右岸尾根に乗ってみた。山頂の手前でアセビのジャングルに突入し少しばかり難儀したが、誰もいない山頂を独占できた。今回はバリエーションをねらったわけではなく、別に目的があったわけだが、果たせず。


2006年2月18日19日 御池岳、鈴北岳(鈴鹿)No.355 こうたろうさん、隊長

 天気よし 青いキャンバス 雪の花 ザクザク歩く テーブルランド

●2月18日(土)
山口白船峠登山口(9:00?)〜坂本谷分岐(?)〜(12:07)白船峠(12:30)〜真の谷(12:50)〜テーブルランドP1194付近(14:15)〜東のボタンブチ周辺の散策〜P1241南東にテント設営(16:00?)
●2月19日(日)
テント設営地〜朝の散策〜テント設営地出発(8:40)〜丸山(9:35)〜西のボタンブチ〜夕日のテラス〜鈴北岳〜(11:05)御池丸山(11:45)〜カタクリ峠(12:24)〜冷川岳(13:05)〜丸尾〜山口白船峠登山口(15:15)

恒例の冬期御池岳テント山行に出かけて。隊長の気ままか突然の計画に参加者は2名と、ちょっと寂しい山行となったが、後天に恵まれて存分に御池岳を味わうことができた。


2006年2月12日 国見岳(鈴鹿) No.354 隊長

 国見岳 県境尾根は 雪多し そこが頂 時間が足りぬ 

朝明駐車場(8:40)〜根平峠(10:25)〜ハライド分岐手前の岩場(12:56)〜(13:00)昼食(13:40)〜朝明駐車場(15:30) *途中で撤退

来週はテーブルランドを予定しているので、今週はどこの山域にしようかと悩んだが、近場で人の少ないところを選んでみた。天候もある程度期待できたので、そこそこ展望が得られる尾根はどこだろうかと考えた結果が、根平から国見岳になった。実のところ第2案として雨乞岳も考えており、地形図も準備していた。その日の体調と出発時間によりアタックを考えていたが、体調と時間ともに条件を満たさず、いとも簡単に雨乞を断念した結果だった。


2006年2月5日 白船峠、頭蛇ケ平 No.353 隊長

 雪深し 近くて遠い 御池かな 思いは遠く テーブルランド

白船峠登山口〜坂本分岐〜白船峠〜頭蛇ケ平〜坂本分岐〜白船峠登山口(8:50〜16:00)

朝、玄関を出ると、予期せぬ積雪と足早にかける雪雲に戸惑いを隠せなかった。山行前夜は必ず天気図を確認し、心づもりをしておくのが習慣だが、ここ一月ほど山から遠ざかっていたので、安易に考えていたようだ。青空の下、テーブルランドを歩いてみたいという願望を満たすべく、先週から計画を立てていて、寒波の後の晴天と休日が一致したかに思えたが、事がうまく運ばないのはこの世の常。

 

 
  2006年1月  
 

 

2006年1月9日 鎌ケ岳(鈴鹿) No.352 隊長

 鎌ケ岳 今年も雪と 格闘だ そこが頂 意地でも登る

宮妻からカズラ谷をピストン(9:20〜16:50)

今日は申し分のない好天だ。積雪期の鎌ケ岳はなかなか遠い存在の山になっている。雪がなければ武平峠から簡単に登れるが、積雪期にはそう簡単には登る頃ができない。昨年に引き続き今年も、カズラ谷から登ってみた。今年の積雪に例年になく多く、今朝は気温も下がっているのでアイゼンとスノーシューを準備した。水場を過ぎ鎌尾根の展望が開けるところまではトレースに助けられたが、それから先はトレースがなくなり、2時間ほど雪と格闘することとなった。


2006年1月3日 藤原岳(鈴鹿) No.351 隊長

 風雪の 小屋に入れぬ 藤原は 昼に休める 場所もなし

大貝戸から避難小屋をピストン(8:05〜13:10)

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天候は芳しくないが、山へ行ける日は今日しかない。樹氷で有名な三峰山も初登りの候補として上げていたが、先日御在所から見た鈴鹿北部の山の白さが気になっていたので、初登りを藤原岳とした。日の出前に自宅を出る。東の方を見ても朝焼けの気配がなく、厚い雲の朝日が遮られているようだ。それどころか山が近づくにつれて、ぽつりぽつりとフロントガラスに雨粒が当たり出した。山の方を見ると半分から上が白いベールに包まれている。今日は風雪の山行記になりそうだ。

 

 
     
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