2007年1月3日 2007年の登りはじめは伊吹山 |
■2007年の登りはじめは伊吹山 2007年1月3日 No.390 隊長、うさぎ 初登りは御在所あたりを候補にあげていたが、ヒップソリをザックに忍ばせ、雪を求めて北に向かう。8時過ぎに山麓の到着したが、貸しスキーの店や駐車場は閑散としている。車で3合目まで上がり歩き始めることにする。先客は1台のみ。元旦あたりは積雪もあり、多くの人が初日の出を見に登頂したかもしれないが、3日ともなると閑古鳥が飛んできた。スキー場は営業をしていて、スノーマシンが唸りをあげて、せっせと雪を作っていた。 昨年だったが、4合目には新しいトイレができたが、冬場は閉鎖されていて使えない状態だった。風もなく小春日和といってもいいような好天に恵まれたのはいいが、期待していた積雪がまったく予想はずれだ。見上げると山頂はある程度の積雪がありそうなので、これに期待して歩き始める。 登山道はしっかりと踏まれていて、日陰は凍り付いているのでツルツルと滑る。しかしアイゼンをつけるほどでもない。5合目もいつもと雰囲気が違う。よく見るとベンチが新しくなっている。それから古くなっていたトイレが撤去されている。これも環境への配慮ではないだろうか。新しいベンチに腰掛けて一息入れる。見上げると十数人のグループが隊列を組んで登っていくのが見える。それ以外には登山者はいない。 以前、6合目付近には資材置き小屋のような建物があったが、それが無くなり、新たに避難小屋が建てられていた。外観もきれいだが、中を覗くと板張りになっていて、靴を脱いで上がりたい気分になった。悪天時など、ひと息入れられそうだ。登山道はよく踏まれていて凍り付いているので、ここでアイゼンを装着する。ザクザクと、アイゼンの金属音が心地よい。 8合目のベンチも新しくなっていた。積雪は上へ行けばますだろうと思っていたが、これではヒップソリが使えそうにない。残念! 例年だと小屋が半分ほど隠れるほどの積雪だが、今年は地肌が見えている。スノーシューの持参を考えたが、全くのお荷物になっていたところだ。遠望を楽しみながら小屋周辺を散策し、昼食にする。十数人のグループが小屋脇で昼食休憩をしていた。 しばらく休憩をしてから山頂を後にする。気温の上昇で雪が溶け始めていたので、7合目まで降りたところでアイゼンを外す。何人かの登山者が登っていた。
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