最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

2007年3月3日 藤原岳 鈴鹿

 

藤原岳 2007年3月3日 No.397 隊長
観光登山駐車場(8:30)〜県境稜線〜天狗岩(13:00)〜避難小屋(13:30)〜8合目〜大貝戸道〜観光登山駐車場(14:50)

 今週は西穂に行く予定だったが、日曜日に仕事が入ったのでキャンセル。先週に引き続き藤原を歩くことにした。観光登山駐車場を8時30分に出発する。今週から駐車場に係の人が詰めているようだ。いよいよ藤原の花のシーズン突入だ。今年は花の時期がかなり早まっているようだが、出足はそれほどでもないようだ。昨年のこの時期は天気が崩れると雪になっていたのだが、今年は記録的な暖冬傾向で3月下旬の暖かさだ。まずは山麓のセツブンソウをちらっと覗く。いい具合に光が入っているし、背景もいい感じだ。やはり写真は、光と陰、アングルと構図で決まることを実感する。
 さて本日のコースだが、先週に引き続き一般登山道は使わないことにする。もちろん、坂本谷のような危険な谷は使わない。それじゃどこだ、と聞かれそうだが、今回は公開しないことにする。もともと登山道は、一般の公道と違い、何か事故が起こっても全て自己責任になるところだ。バリエーションはもちろんのこと。だからこそ装備はばっちりとしなければならない。今回もザイル、ハーネスなどを持参している。


藤原山麓にさくセツブンソウ

昼食の30分休憩を含むが、所要時間約4時間30分で県境稜線に立つことができた。藤原岳の場合、標高差は概ね950mほどで、登山道を使えば約2時間半で山頂に立てるが、バリエーションとなるとそうもいかない。稜線はまだまだ雪が残っているが、このままの陽気が続けばすぐに溶けてしまいそうだ。雪解けの所で、福寿草やバイケイソウの芽が出だしたところだ。木和田から藤原までミニ縦走をする人が何人かいるので、踏み跡がある。天狗岩の方でにぎやかな声が聞こえてきた。稜線の日だまりでは福寿草が花を開いている。今日は曇りの予報だったが、意外にも青空が広がっている。ぽかぽか陽気で稜線を歩いていても汗ばむほどだ。のんびりと歩いて避難小屋まで行く。またここもにぎやかだ。来週あたりから、人であふれかえるのだろうか。小屋の周辺でも福寿草が咲き始めている。にぎやかな小屋をスルーして一気に山を下った。

 

2007年3月3日 Copyright (C) 2007 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home