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Club(歩人倶楽部) 2005 山行紀 |
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2005年12月 | ||
年の暮れ 登り納めに 御在所に 雪とたわむれ 気分が晴れる スカイラインゲート(7:30)〜中道登山口〜山頂〜国見峠〜藤内小屋〜中道登山口〜スカイラインゲート(14:05) PDF版はこちらです
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2005年11月 | ||
■鎌尾根(鈴鹿)2005年11月5日 No.347 隊長 錦秋の 鎌尾根巡り 日が落ちて 夕暮れ待ちて レンズを覗く ■愛知川(鈴鹿)2005年11月13日 No.348 隊長 愛知川の 流れに映る 紅葉に 岸辺に座り 時は過ぎゆく ■明神岳、薊岳、桧塚奥峰(台高)2005年11月19日、20日 No.349 じんじんさん、こうたろうさん、隊長 晩秋の 明神平の 夜は更けて たき火を囲み 友と語らう 11月19日 大又林道終点(9:50)〜明神平(テント設営)〜薊岳〜明神平(16:00)
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2005年10月 | ||
大蛇グラ 風に吹かれて よろめいて レンズ覗けど 見えるものなし ビジターセンター(10:00)〜日出が岳〜大蛇ぐら〜尾鷲辻〜ビジターセンター(14:20) ■三ノ峰、別山(白山)2005年10月16日 No.345 隊長 三の峰 確か去年は 雲の中 ガスに追われて 別山登る 上小池駐車場(7:17)〜(8:37)六本ヒノキ(8:45)〜(10:35)三ノ峰避難小屋(10:45)〜(10:35)三ノ峰山頂2128m(10:45)〜(12:05)別山2399m(12:55)〜(14:00)三ノ峰山頂(14:05)〜上小池駐車場(16:40) 累積標高1760m 歩行距離15.5km 阿弥陀原 道を彩る ナナカマド 賑わいみせる 秋の室堂 市ノ瀬(5:00)〜シャトルバス20分〜別当出合(5:23)〜砂防新道〜(6:45)甚の助ヒュッテ(6:55)〜南竜分岐(7:08)〜黒ぼこ岩(7:40)〜(8:05)室堂(8:15)〜(8:50)御前峰2702m(9:15)〜池めぐり〜(10:20)大汝峰2684m(10:50)〜(11:30)室堂(11:50)〜黒ボコ(12:20)〜観光新道〜別当出合(14:33)〜シャトルバス30分待ち〜市ノ瀬(15:20) *コースタイムは小休止と撮影の時間を含む 累積標高1600m、歩行距離約15km ■唐松岳、五竜岳(北アルプス)2005年10月1日2日No.343 隊長 唐松の 山荘過ぎて ガスの中 テントに潜り 雨風しのぐ 9月30日(金)四日市IC(19:00)〜とおみ駐車場(23:00)
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2005年9月 | ||
■釈迦ヶ岳1092m、金山904m(鈴鹿)2005年9月24日 No.342 隊長 庵座滝 飛沫を浴びて 見上げれば ほてる体に 心地よい風 朝明有料駐車場(9:11)〜(10:01)庵座の滝(10:11)〜小休止〜(11:30)松尾尾根の頭(11:35)〜釈迦ガ岳山頂1092m(11:42)〜昼食休憩30分〜猫岳(12:40)〜13:30鳩峰羽鳥峰(13:35)〜(14:00)金山(14:05)〜中峠(14:25)〜あけぼの滝(14:52)〜林道出合(15:08)〜朝明有料駐車場(15:30) 累積標高900m 歩行距離9.5km この3連休は、表銀座で槍を往復するつもりだったが、台風が接近し梅雨前線が刺激されることが予測できたので、北アルプス行きを取りやめた。前日には2泊3日テント泊の準備が整い、玄関のザックは出発の準備を待っている状態であった。今年はアルプスにもう少し行きたいので、体力維持のために鈴鹿の山に出かけた。アルプスの代替えとなり、目的がトレーニングになったので、今ひとつ気乗りがせず、今朝になっても目的地が決まらなかった。秋の花を求めて、藤原御池あたりを彷徨おうかなとも思ったが、御在所あたりまで車を走らせているうちて、久しぶりに釈迦ガ岳に登ろうかということになった。朝明の有料駐車場を基点に周回ができ、コースの長短が途中からでも調整できる点が評価できる。 ■鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳(北アルプス)2005年9月17〜19日 No.341 隊長 秋の空 弓折過ぎて 道半ば 目指すテン場は まだまだ遠い 昼過ぎて 双六小屋で ひと休み ねじり鉢巻き 鷲羽を目指す ●9月17日 ■国見岳、御在所岳、鎌ガ岳(鈴鹿)2005年9月11日 No.340 隊長 夏過ぎて ガレ場を登り 国見岳 目指すピークは これから先だ 蒼滝下の駐車場(8:30)ー(9:20)藤内小屋(9:35)ー(10:00)不動(10:15)ー(11:25)国見岳1170m(11:40)ー(12:15)カモシカセンター前(12:25)ー武平峠(13:15)ー(14:05)鎌ガ岳1162m(14:40)ー犬星の滝(15:35)ー蒼滝下の駐車場(16:50) 御在所岳はピークを踏んでいない 距離13km、累積標高差約1300m、今回はちょっと山の見方を変えてみた。週末のアルプスに向けたトレーニングの観点から見るとこうなる。結果としては3つの山に登ったことになる。まだまだ距離や標高、荷物の量など足りないが、今週やっておかなければ3週間開くことになり、いきなりアルプス縦走はきつい。たっぷりと汗を流し、いい訓練になった。
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2005年8月 | ||
■鹿島槍ケ岳、爺ケ岳(北アルプス)2005年8月27,28日 No.339 隊長 冷池(つべたいけ) テントを張りて 眺めれば 明日まで待てぬ 槍の頂 ●8月27日 四日市IC(20:00)ー扇沢(柏原新道登山口)(00:00) ■西穂高岳(北アルプス)2005年8月17日 No.338 隊長 新穂高温泉 (6:00)−西穂高口駅2156m(6:30)−西穂山荘(7:20)−西穂独標2701m(8:20)−(9:40)西穂高岳2908m(10:20)−(11:10)西穂独標(11:35)−西穂山荘(12:20)−西穂高口駅 (13:00) −新穂高温泉(13:40)−自宅(18:00) 8月に入ってから天候の不安定な天気が続いている。 太平洋高気圧の支配下にはあるが、上空に寒気が入り低気圧の通過や気圧の谷ができ、突然の大雨やら雷雨などがある。森林限界を超えた岩稜で、雷雨と遭遇することも考えられ、アルプス山行などはどうしても慎重になってしまいがちだ。ましてや今週は、自由になる時間が1日半だったので、この制約に合った山行になり、アルプスへ足を伸ばすには時間的に見ても、ガソリン代や道路代などを考えると不経済である。しかし行きたいときに行ってこそ楽しみも大きい。そんなわけで、時間の不足分を新穂高ロープウェイの使用でカバーし、つかの間のアルプスの岩稜を歩きを楽しんだ。 ■伊吹山 2005年8月7日 No.337 隊長、うさぎ シモツケソウが見頃を迎えているようなので伊吹山に出かけた。8月に入り天候が不安定になってきている。早朝は少し雨がぱらついたが、山頂では時折青空が覗いていた。3合目ではイベントがあり、若者のテントが所狭しと立ち並び、大音響が終日鳴り響いていた。夏のお祭り騒ぎも賑やかでいいが、花目当ての登山者に趣をそがれた感がある。シモツケソウは期待通り、登山者や観光客の目を楽しませていた。
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2005年7月 | ||
■御在所岳、鎌ケ岳(鈴鹿)2005年7月31日 No.336 隊長 中道登山口(8:40)ー御在所岳ー武平峠ー鎌ケ岳ー三ツ口登山口ー御在所山の家(14:00) 夏はアルプスモードになっているので、鈴鹿の山がトレーニングの場になっている。今週は遠征ができなかったので、体力の維持のために鈴鹿の山に入った。この時期の鈴鹿は暑さとの戦いになる。御在所中道の登山口は、相変わらず登山者が多く、8時過ぎに到着すると路肩も含めてたくさんの車が並んでいた。 ■加賀白山 2005年7月24日、25日 No.335 隊長 ●7月24日(日) 台風が近づいて前線が刺激されているので、どうしようかと迷ったが、白山の花は今が旬。前線が南に寄っていて北陸は大丈夫と判断した。初日は小雨がぱらつき、展望こそ優れなかったが、二日目の午前中は、足下に雲海を見て2200m以上が晴天となった。花は期待を裏切らない咲きっぷりだった。 ■天倉山(尾鷲)2005年7月23日 取材で熊野古道へ。どうも前線に南風が入り、国道を南下するにつれて雲が低くなってきた。遠望は利かないが、雨の方が風情のある古道が撮影できるかも。気温はそれほど上がっていないが、湿度100パーセントの中の山歩きは辛い。 ■白馬大池、小蓮華、雪倉岳、朝日岳(北アルプス) 一度は歩いてみたいと以前から思っていたコースだったので、期待度も大きかった。梅雨終盤の悪天候が心配されたが、太平洋高気圧の力強さに望みを託し、見切り発車となった。もう少し夏の青空が欲しかったところだが、大きな天候の荒れもなく、いい花見登山ができ、満足度は高い。 ○7月16日 (土)
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2005年6月 | ||
■硫黄岳、横岳(南八ヶ岳)2005年6月26日 No.332 隊長、うさぎ (26日1:00)桜平(5:45)〜夏沢鉱泉〜オーレン小屋〜夏沢峠〜硫黄岳〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜桜平(15:30)〜鈴鹿(19:10) ■霧ヶ峰八島ケ原湿原 2005年6月25日 No.331 隊長、うさぎ 3合目〜山頂の散策路〜3合目 ■硫黄岳、横岳(八ヶ岳)2005年6月12日 No.329 隊長 鈴鹿(11日21:00)〜(12日1:00)桜平(5:45)〜夏沢鉱泉〜オーレン小屋〜夏沢峠〜硫黄岳〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜桜平(14:30)〜鈴鹿(18:30) 今年は花の追っかけをやっている。先週は大台が原でツツジを楽しんだ。この時期になると鈴鹿や大峰は主だった花がなくなるので、花と共に徐々に高度を上げていく。しかし夏の花にはまだ早い。この時期はキタダケソウ、ツクモグサ、ウルップソウなど、夏では見られない花が見られる。キタダケソウにはまだ少し時期が早いので、ツクモグザを狙ってみた。鈴鹿からだと距離はあるが、八ヶ岳は日帰りにはちょうどいい山である。駐車場を6時前に出発し下山が14:30なので、鈴鹿の日帰り登山とあまり変わらない。ただ標高が高いので、稜線のアップダウンはすぐに息が切れてつらい。 ■大台ヶ原(台高)2005年6月5日 No.328 隊長、うさぎ 毎年、必ず行きたい山ではあるが、取材やら天候の具合やらで、3年ぶりになってしまった。前回も梅雨入り前の晴天であったが、今回も天候には恵まれ、花にも恵まれ、思い出に残る大台ヶ原となった。シャクナゲの花は殆ど終わっていたが、シロヤシオとアケボノツツジの競演は、鈴鹿では見られない取り合わせであった。 |
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2005年5月 | ||
■時と共に消えた街道(千種街道)2005年5月29日No.327 ケーブルテレビ制作の番組の収録を行った。回送する車がないと朝明から甲津畑に抜けることが難しいが、今回はSCNの協力で千種街道を通しで歩くことができた。カメラを回しながらの山行は思った以上に時間がかかり、下山予定の17時を大きくオーバーしてしまい、出迎えてくれたSCNの皆さんにご迷惑をおかけしました。 武平峠〜鎌ケ岳〜鎌尾根 ピストン シロヤシオの花の頃合いを見計らって鎌尾根を歩いた。シャクナゲは花期を過ぎていたが、東面のシャクナゲは遠くから見てもピンク色をしていた。シロヤシオはほぼ満開で、花の付きもよく、鎌尾根の稜線はヤシオ並木のようになっていた。 ■御池岳(鈴鹿)2005年5月14、15日 No.325 花を求めて御池岳を歩く。日帰りでも十分に歩ける山域だが、じっくりと時間をかけて歩くと実意に味わい深い山歩きになる。今年は草、木ともに花付きがよく、特にシャクナゲに至っては、これじゃ来年は花が咲かないだろうと思うほどの花が付いている。おいしい物を食べ山仲間と語らい、ブナの懐で気持ちよく眠ることができた。朝は5時前から鳥たちの鳴き声で目覚めた。もう少し眠らせてほしかったな。 ■栗の木岳、修験業山(美杉)2005年5月8日No.324 隊長、うさぎ 今年のシャクナゲの花付きは半端じゃない。昨年末からどこの山のシャクナゲもたくさん花芽を着けていたことは確認済みである。皆さんのHP情報からも、この年のシャクナゲは予想に難しくなかった。シャクナゲのポイントは、候補に上げればきりがないほどたくさんの山にある。しかしこの花は花期が短いので、ワンチャンスをものにしなければならない。昨年は不作の年にあたり、山岳の紹介にいい写真が使えなかったのが悔いとして残っている。さて今年はどこの山にするか、悩みに悩んで本日の山になった。今年の花の時期はだいたい予測できるが、天候と日時は選択できないところが辛いところだ。しかし今年は条件に恵まれ、いい花見ができた。 ギャラリーを更新! ■伊吹北尾根 2005年5月5日 No.323 隊長、うさぎ スカイライン燕平から御座峰をピストン もう一度、国見岳のアカヤシオを見たいなと思ったが、後ろ髪を引かれる思いで伊吹山に向かった。今年は御池周辺をもう少し歩いて写真撮影に専念したかったが、諸事情により春の花を撮れなかった。今年の春の花の総まとめをしようと伊吹北尾根を歩いた。花に関しては、伊吹の実力を見せつけられた一日となった。サンカヨウの花が見頃を迎えていた。 現地に到着しザックの中を見ると、なんと花撮影用のマクロレンズが入ってない。これには愕然とした。ワイドと望遠でなんとかしないといけないが、300mmでマクロを使うと、ピントがどうしても甘くなる。そればかりが気になり構図が最悪の状態で、絞りも疎かに。残念! ■小岐須渓谷、池が谷から滝が谷 2005年5月4日 隊長 残念!ヤマシャクヤクの花は終わっていました。 ■ハライド、国見岳(鈴鹿)2005年5月3日No.321 隊長 朝明渓谷〜腰越峠〜ハライド〜青岳〜国見岳〜根の平峠〜朝明渓谷 この時期、花を求めて行きたい山はいくらでもある。悩んだ末に国見のアカヤシオに決めた。今年のアカヤシオは近年にない花付きをしているし、天候にも恵まれている。花の時季は短い。ねらいを絞って毎年出かけているが、天気に恵まれなかったり、花付きが悪かったりと、ここ数年は運にも見放されていた。 ■明神、池木屋山、江股の頭(台高)2005年4月30日、1日 No.320
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2005年4月 |
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■鎌ケ岳(鈴鹿)2005年4月29日 No.319 隊長、うさぎ アカヤシオを見に鎌ケ岳に登った。アカヤシオは例年になく花付きがよく、また絶好の天候に恵まれて、いい花見になった。武平からのピストンでま物足りず、三ツ口谷左岸尾根をつめてブッシュに突入、残雪と寝癖の悪い笹に行く手を阻まれ、30分の強烈な藪こぎに手応えを感じる。 標準装備に5キロ撮影機材を担いで歩いていたので、右肩がだるくて上がらない。しかし、ビデオの撮影は厄介だ。手持ちは御法度で、三脚を固定して構図を決めて10秒のワンカットを撮る。また三脚を移動してワンカットを撮る。とにかく時間ばかりが過ぎていく。数年ぶりの長石谷が新鮮に感じた。谷筋のイワウチワも見応えがあった。犬星の滝で馬の背に乗り換えて、アカヤシオを目当てに撮影ポイントを探して歩く。今年は全般的に花が後れているので、アカヤシオの花期も後れているだろうと思っていたが、馬の背尾根の上部では見頃を迎えていた。 やはり伊吹は花の山だ。この時期は花の種類が少ないが、咲くとなると半端じゃないところが伊吹山だ。スハマソウ、アマナ、キバナノアマナが見られるが、アマナに至ってはまるで雑草の如く咲いているところに驚かされる。まれに見る好天で気持ちよく山頂を往復できた。 迷いに迷って、またまた鈴北岳に登った。同じコースを3週も続けて歩くと飽きがくるように思われるが、花や残雪の変わりように季節の移り変わりを感じられる山歩きが楽しめる。と書き出してはみたが、この時期のメインの2花を狙いたかったのが本音だ。当初はイワウチワを愛でながら馬の背でも歩こうかと思っていたが、先週やり残したキクザキイチゲが気になっていた。しかしイワウチワも見たいとなると、この両方が咲いているやまはどこだということになる。予測通り鈴北のキクザキイチゲが本格的に咲き出し、焼尾のイワウチワは2分咲きだった。 ■鈴北岳2005年4月10日 No.315 rinさん、隊長 鞍掛駐車場(9:00)−鞍掛峠(9:30)−鈴北岳(10:30)−付近周回・昼食−鈴北岳(13:10)−峠(13:50)−(14:15)駐車場 みなさん、思いの山や花があるようで、今日の参加はrinと二人だった。朝、窓から外を見ると、どんよりとした曇り空が目に入り、少しがっかりとする。フクジュソウは見頃を迎えているだろうが、この天気では撮影は難しいかもしれない。携帯のサイトで山の天気のスポット予報を調べる。午前中は晴のち曇りとなっている。とにかく山へ行かないと何も始まらないので、途中で予定通りrinさんを拾い、鞍掛トンネルまで車を走らせる。駐車の空き地はほぼ満車状態だが何とか一台駐車ができた。4月に入り国道のゲートが明けられてから御池周辺には賑わいが戻ってきたようだ。悪天にもかかわらず多くの登山者が入山しているようだ。ザレた急登を峠に向かう。先週から1週間ほど経過しただけ蛇多、一斉に花が咲き始めている。常連のタチツボスミレやミヤマカタバミが目についた。他にキクザキイチゲとミノコバイモが一輪ほど咲いていた。峠はガスが流れ、小粒の雨が雨具を濡らせている。 ■御在所岳2005年4月9日 No.314 コースの下見で御在所岳へ行った。スカイライン裏道登山口ではイワウチワが咲き始めていた。来週が見頃となるだろう。やはりイワウチワも開花が1週間ほど遅れているようだ。
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2005年3月 | ||
■頭蛇ケ平(鈴鹿) 2005年3月26日 No.311 フクジュソウのベストシーズンを迎え、週末の天気を気にしながら今日の日を待っていた。所が週末が近づくと冬型の気圧配置になり、金曜日には雪が降って鈴鹿の山が真っ白になってしまった。黄金色に輝くフクジュソウのシーンが頭から消えていかない。天気予報では晴れになっている。移動性高気圧の勢力に期待して集合場所に向かった。 ■霊仙、伊吹 山麓散策 2005年3月21日 No.310 隊長 落合基点に西南尾根を周回しようと思ったが、足の疲労が回復しなかったので、汗ふき峠でミスミソウの撮影を済ませ伊吹山に向かった。ミスミソウは最盛期を迎えていた。春の陽射しに全開モードになっていた。伊吹はセツブンソウが確実にゲットできたが、淡い期待のスハマソウは花柄さえ出ていなかった。3合目の草原はまだまだ残雪があり、これがなくなると一気に花の競演が始まりそうだ。 ユキワリイチゲが気になり、美杉村へ出かけた。小雨がぱらつくコンディションではあったが、最盛期を迎えているようだ。曇り空のために半開きだったが、満足のいく花見になった。 ■頭蛇ケ平(藤原@鈴鹿)2005年3月19日 No.309 隊長 天候に恵まれた、絶好の連休初日となった。気が付くと3月下旬になり、先週鈴鹿の山に積雪をもたらした寒波も長続きせず、春の陽気に鈴鹿の山も雪解けが始まった。近年は春の花の開花が早まっていたようだが、今年は例年並みのようだ。坂本谷上部のフクジュソウも終盤を迎えている。稜線はまだまだ積雪があるが、柔らかい春の日差しが降り注ぎ、春の気配が漂っていた。 少し暖かくなってきたで、全開のユキワリイチゲを期待して出かけたが、またまた寒がもどったようで、殆どが半開だった。残念!もぐらもちさんの案内でセリバオウレンが堪能できたのが嬉しかった。御杖村の道の駅で湯につかった。満足! |
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2005年2月 | ||
ユキワリイチゲを見に美杉村へ行った。これからの季節は、鈴鹿北部の山に集中したいが、ユキワリイチゲのために時間を作った。この花だけではもったいないので、大洞山をからめて山麓の散策を予定していたが、足の回復が芳しくないので撮影だけにとどめた。開花の状況だが、日当たりの良いところは半開の花が多かった。昨夜の雪でうっすらと雪化粧をしていて、まさしくユキワリイチゲだ。図鑑を開くとキンポウゲ科イチリンソウ属であることを確認できる。つまり藤原岳で見られるキクザキイチゲやアズマイチゲの親戚にあたる。もりろんイチリンソウやニリンソウの一族だ。可愛いらしい茎葉をちょこっとつけているのもこの属の特徴だが、根生葉が3小葉で形が三角形をしているのがこの種を特徴付けている。葉の裏は紫色をしていて綺麗だが、葉は秋に出て越年しているので薄暗い色をしている。花はキンポウゲ科なので、花弁ではなくガク片が集まってできている。全開するば綺麗だと思うが、この寒波が去ったあとがねらい目のようだ。一方、生育環境だが。図鑑によれば近畿地方以西、四国、九州とある。山地の谷沿いや山麓の林内に生えるようだ。他のイチリンソウ属とは少しすみかが違うようだ。それに気になるのは、近畿地方以西とある。鈴鹿の山で見かけないから、このあたりはちょうど境目ということになる。 ■藤原周辺(鈴鹿)2005年2月20日 No.308 隊長、うさぎ セツブンソウとフクジュソウを当てにして藤原へ出かけた。前線通過後の晴天を見込んで出かけたが山は冬へ逆戻り。時折晴れ間も覗くが、気温も低くあられが降っていた。山麓のフクジュソウは花盛りで、600m付近でフクジュソウも咲き始めていた。フクジュソウはこれからが楽しみだ。 宮妻からピストン(8:15〜17:00) 冬の鎌ケ岳が撮りたかったので、しっかりと装備を調えて宮妻に向かった。実は昨日も水沢まで来たが、鈴鹿の山がすっぽりと雲に隠れていたので断念した。鎌尾根からの遠景も撮りたかったが、登りに5時間も使ってしまい、タイムアウトになった。残念!!
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2005年1月 |
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■藤原岳&御池岳2005年1月29日30日 N0.306 春と秋、2回の贅沢な鈴鹿山行が定例化しているが、今年は冬バージョンを企画した。冬の鈴鹿は大変魅力的だが、手応えのある1泊2日の行程となると、ある程度の経験と体力が求められる。少し雪が締まりだしたので、予定したコースを完走することができた。 登山口(13:45)〜二本松コース〜山頂〜井戸谷コース登山口(16:15) 今日は午後から時間が自由になったので、入道ガ岳に出かけた。近場でもあり、時間のない時に重宝する山だ。仕事が終わり椿神社に着いたのは午後13:30分だった。この時期椿神社は大変賑わっていて、奥まで車を入れたかったが、駐車場も混雑していたので、空いたところに車を入れて歩くことにした。 大峠からピストン(9:40〜13:40) 寒波が来ているときがチャンスだ。昨日、三峰山から高見山を見て行きたいと思った。平野部は快晴であったが、山の気象は別ものだ。とりわけ山深い台高は、天気予報などあてにならない。とりあえずは現地に出向いてみることだ。大峠に上がる車道は雪が踏み固められて、日陰はまさにアイスバーンの状態だ。進化したリアルタイム4WDシステムが、絶妙に4輪にトルクを配分しているのがわかる。トラクションコントロール、フライバイワイアー、ABSがすべて作動している。そんなことはどうでもよいが、雲が低くたれ込んでいて撮影には絶望的天候だ。駐車場の気温がマイナス2度だから、樹氷はよく育っているだろう。頬をさす寒風が吹き荒れているが、登っているときは体が温まるからいいが、立ち止まって待ちに入ると、とたんに寒くなってくる。山頂の気温はマイナス5度くらいだろうか。 ゆりわれ登山口から山頂をピストン(9:05〜14:00) 車に荷物を詰め込み家を出たのはいいが、行き先が定まらない。昨晩は、行き先を三峰山か竜ヶ岳かで悩んだが、結論として鎌ケ岳もおもしろそうだということとなった。しかし朝起きてみると、昨年の雪辱もあり心が揺れている。とにかく家を出て国道までくると、白銀の鈴鹿が手招きしていたので、思わず進路を北にとった。鎌ケ岳なら、山容、コース、雪、展望など楽しめる要素が多いので、条件が悪くてもそこそこ楽しめる。一方三峰山は、展望などは楽しめるがやはりメインは八丁平の樹氷の一点につきるので、天候が悪ければ楽しみは極端に少なくなる。この葛藤を打ち払うにはリスクの高い方を選んだ方が後味もいいだろうと思い車をUターンさせる。 ■御池岳奥ノ平(鈴鹿)2005年1月7日 No.302 隊長 白瀬峠登山口(8:45)〜白瀬峠(11:05)〜真の谷テン場〜(13:10)テーブルランドP1241(14:10)〜白瀬峠(15:30)〜白瀬峠登山口(16:35) 代休がとれたので、御池岳奥の平にアタックした。国道のゲートが閉まっているので、コグルミ谷を利用するには2時間近くの国道歩きを余儀なくされている。また足首をさらに悪化させそうなので、このルートは外した。丸尾を使い、カタクリ峠から丸山のルートも考えられる。mayonekoさんの報告によると、このルートも日帰りができそうだ。しかし今回は難しいことを考えずに、登山口から奥の平まで最短のルートをとることにした。いちばん苦労するであろう箇所は、真の谷からテーブルランドへの直登だ。2年前にスノーシューを履いて登っている。確かそのときにタイムは2時間だった。スノーシューを履いても、膝まで潜る積雪だったことを覚えている。帰りに3時間かかるとすると、登山口から真の谷までは3時間で行かなければならないことになる。スノーシューを積極的に使えば可能なタイムだ。昨晩、焼酎を飲みながらプランをねった。
■藤原岳天狗岩(鈴鹿)2005年1月2日 No.301 隊長 大貝戸登山口(10:00)〜避難小屋〜天狗岩〜避難小屋〜大貝戸登山口(15:45) 調子が良ければ御池をアタックしようと、準備を整え床についた。なんと目が覚めたのは8時半だ。この時点で御池の夢は消えた。竜ケ岳も候補に入れていたが、これも時間的に無理がある。ならば藤原岳か。スノーシューが使いたい。木和田尾を使い周回コースも可能だが、今回は無理をせずに、天狗岩を往復し新年の銀世界を満喫した。
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Club(歩人倶楽部) 山行紀 |