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弥山、八経ケ岳(大峰)2020年7月2日 No.1294
〜オオヤマレンゲを見に行く〜
行者還トンネル西口7:30〜奥駈道出合8:40〜弁天の森9:20〜聖宝の宿跡10:05〜11:00弥山11:40〜12:20八経ケ岳12:50〜13:20弥山13:45〜出合15:20〜西口16:00 累積標高1180m 移動距離10km 8h50m
梅雨の晴れ間が夏日になるパターンが続いている。登山も低山歩きが厳しい気候になってきた。6月から台高、大峰シリーズを続けてきたが、暑さに追われていよいよ最高峰の大峯山にオオヤマレンゲを見に登った。紀伊山地での自生地は限られていて、これまでにも何度となくこの花を見に登った。久しぶりに見に行こうと思い記録を見ると十数年の歳月が流れていた。当時と比べ体力は落ちているが、美しい花や、山岳風景を見たい気持ちは変わらない。今回は晴天に恵まれ、大峯山が満喫できた。今年はバイケイソウが良く咲いていた。野鳥は、ルリビタキ、カヤクグリが撮影でき嬉しかった。


 

マブシ嶺(尾鷲) 2020年6月27日No.1293
〜貴重な晴れ間を利用して尾鷲道を歩いた〜
ビジターセンター7:20〜尾鷲辻8:00〜白サコ〜雷峠9:50〜地倉山10:00〜10:10マブシ嶺10:50〜地倉山11:05〜白サコ〜尾鷲辻13:30〜ビジターセンター14:00 累積標高720m 歩行距離14.5km 6h40m
梅雨の晴れ間を活用して久しぶりに尾鷲道を歩いた。尾鷲道は何度も歩いているが、取材を兼ねるため殆どが尾鷲からのピストンだった。日帰りピストンは厳しいので途中テント泊だった。尾鷲道は殆どが樹林の道だが、マブシ嶺は裸地になっていて広々として展望が良く、他とは雰囲気が違う。中間地点にあって日帰りで尾鷲道とピークが楽しめる。一般的な登山との違いは、行きが下り気味で帰りが登り気味であること。標高的には1300mから1600mを上り下りする方になる。もちろん上部は亜高山帯に接するので、気候的には夏でもそれほど気温が上がらず、殆どが落葉広葉樹林なので日陰が多くて歩きやすい。この時期は目立った花は少なく、楽しみは樹林歩きと野鳥観察が中心になる。この日の収穫は、コマドリが撮影できたことと、ハヤブサに出会えたこと。


 

銚子ケ峰(両白山地)2020年6月21日 No.1292
〜白山石徹白道は初夏の気配〜
石徹白登山口7:20〜石徹白大杉7:30〜神鳩の宮避難小屋9:30〜10:20母御岩10:30〜10:45銚子ケ峰1810m11:30〜石徹白登山口14:05 累積標高 970m 距離9.5km 行動時間6h55m
そろそろ夏の花が咲き始める季節になった。二年続きで三ノ峰に登っていたが、今年は久しぶりに銚子ケ峰に登ることにした。梅雨の晴れ間で雨の心配は無かったが、暑さに慣れていない体とつきまとう虫が心配だった。徐々に暑さと高度に体を慣らしていかないと、夏の高所バリエーションはおぼつかない。やはりこのルートは初夏の花が楽しめることと、残雪の山岳風景が楽しめることだろう。野鳥はあまり期待しなかったが、ホシガラスと出会えたことが意外だった。


 

大普賢岳(大峰)2020年6月16日 No.1291
〜大峰は自然と文化の宝庫、奥駈道で大普賢を周回〜
和佐又ヒュッテ下の駐車場7:05〜和佐又コル7:40〜8:45笙の窟9:00〜石ノ鼻9:30〜小普賢〜10:15大普賢1780m10:40〜水太覗11:00〜弥勒岳11:10〜国見岳11:40〜七曜岳12:40〜無双洞13:30〜底無井戸〜大普賢分岐15:10〜コル15:40〜駐車地16:05 累積標高 1490m 距離12.5km 行動時間9h 
今回の山行はひもが付いてないので思うままに歩けた。 ここのところ大峰が続いているが、歩くほどに大峰の自然と文化に手応えを感じる。大普賢はアプローチがいいので、今回で5度目の登山となった。 この時期、木々や草花の花は終わっているが、ブナ、ミズナラ、ヒメシャラ、二の木が林立する森を歩くだけで興味深さを感じる。野鳥も活発で、駐車場から歩き始めるとカケス、アカゲラが忙しく飛び回り足が前に進まなかった。葉が茂るこの時期の野鳥撮影は難しく、しっかりと撮影できたのは幹を這うゴジュウカラぐらいで、今日もチャンスが少ないなと思っていると、目の前に草を食む鹿がいて、しっかりと撮影の相手をしてくれた。晴れ間が広まると一斉にエオゾハルゼミが泣き出し、自然の息吹が感じられた。


 

学能堂山(美杉)2020年6月9日 No.1290
〜梅雨前の晴天に合わせ花と野鳥を見に行った〜
杉平7:00〜杉峠〜笹峠〜10:40学能堂山11:40〜杉峠〜杉平13:25
*野鳥、花撮影時間が含まれるのでコースタイムは参考になりません。
梅雨前の晴天、真夏日となり低山には厳し気候になってきた。低山の草花もほぼ終わりこの時期葉いつもこの山だ。コアジサイが咲き始め、いよいよ梅雨入りだ。山には夏鳥がやってきて、鳥の鳴き声で夏が感じられる。山頂からの展望が売りの山で、ルート的にはあまり面白くない。植林が多いが綺麗な山で、残された尾根の広葉落葉樹林には野鳥が多い。ツツドリ、ホトトギス、カッコウ、キビタキ、オオルリなど夏鳥が活発で、せっせと巣にエサを運ぶコゲラは子育て中のようだった。キビタキの鳴き声をよく聞くようになってきたが、撮影は難しい。


 

釈迦ヶ岳、孔雀岳(大峰)2020年6月2日 No.1289
〜取材で太尾ルートチェック、孔雀まで足を伸ばした〜
太尾登山口〜P1468〜古田の森〜かくし水〜釈迦ヶ岳1799.9m〜馬の背〜象の鼻〜両部分〜昼休み〜孔雀岳1779m〜両部分〜象の鼻〜馬の背〜釈迦ヶ岳〜かくし水〜古田の森〜太尾登山口  *野鳥、風景、花撮影時間が含まれるのでコースタイムは参考になりません。
別ルートのチェックと写真撮影で再び釈迦ヶ岳に登った。釈迦ヶ岳登山の大半がこの太尾ルートから登られている。というのは太尾登山口の標高は1400mほどあり、登山の標高差が400mとかなり楽だ。それに、雰囲気の大変良い尾根ルートで、大峰のいいところを満喫できるなど、楽をするわけではないが、じっくりと大峰の自然と対峙でき、歩くだけではもったいないルートだ。


 

釈迦ヶ岳(大峰)2020年5月30日 No.1288
〜雑誌の取材で大峰奥駈の道で山頂を往復〜
前鬼林道ゲート7:30〜小仲坊8:10〜二ツ岩9:30〜太古の辻10:25〜10:40大日岳往復11:00〜深仙ノ宿13:10〜12:15釈迦ヶ岳(1799.9m)12:35〜深仙ノ宿13:10 〜太古の辻13:40〜二ツ岩14:10〜小仲坊14:50〜林道ゲート15:15 累積標高(上り:下り)1370m 合計距離12km 7h50m *野鳥、風景撮影時間、休憩時間含む
9月号の取材で急遽、大峰奥駈の道から山頂を往復した。簡単に登れるルートがあるが、「大峰奥駈の道 」がテーマなので、由緒正しい前鬼から山頂を往復した。かなり久しぶりで記録を見ると前回の登山から10年が経過していた。熊野に赴任していたときはアプロートが近いのでよく登っていた。しばらく大峰からは遠ざかっていて、今回改めて山の魅力を再発見できたと同時に、身も心も浄化されて下山した。


 

堂倉山(大台ケ原)2020年5月28日 No.1287
〜三重県の山、新緑写真の撮りだめ、ついでに野鳥観察〜
駐車場8:50〜尾鷲辻9:40〜野鳥撮影〜11:30堂倉山12:00〜野鳥撮影〜尾鷲辻13:25〜正木嶺14:00〜駐車場14:50
新緑の風景写真はこの時期に限られるので、三重県の山の取材で東奔西走している。願わくば、花と野鳥の撮影もしたいが、自然の摂理に従うしかない。しかし今日は、カケスの撮影ができたので、これでひとつ課題を達成できた。今年の大台ケ原のシロヤシオは全く駄目で、花芽が殆どなかった。花の時期はもう少し後だが、今年は期待できそうにない。堂倉山周辺のシャクナゲは花が少なくほぼ終盤だった。花の収穫がなくとぼとぼと引き返そうとしたところ、カケスが写真を撮らせてくれた。実は前日の鎌ケ岳で目の前の枝にとまってくれたが、逃げられた悔しさが尾を引いてきた。


 

鎌ケ岳(鈴鹿)2020年5月27日 No.1286
〜新緑の撮影で三ツ口尾根と谷で山頂を往復〜
三ツ口谷登山口10:00〜尾根〜鎌ケ岳〜谷〜登山口13:30
新緑と野鳥の撮影で鎌ケ岳に登った。シロヤシオ、シャクナゲの花が終わり今は、アズキナシ、ウラジロノキなどバラ科の花が見頃だ。登山口付近はタニウツギの花が咲き始めていた。ヒガラ、シジュウカラ、オオルリが出迎えてくれ、尾根ではカケスが挨拶にやってきた。目の前にとまり、カメラを構えると飛び去った。いつものことだが、いつになったら撮らせてくれるだろうか。


 

三池岳(鈴鹿)2020年5月24日 No.1285
〜岩ケ峰を登って周回、シロヤシオはピークを過ぎつつあった〜
栃谷橋7:20〜北山8:45〜鏡岩〜9:30岩ケ峰9:50〜県境稜線10:20〜昼食〜大平尾根分岐11:20〜段木尾根分岐11:30〜南峠12:00〜仙香池12:10〜仙香山〜中峠12:35〜八風峠12:50〜13:05三池岳13:25〜御菊池〜福王山分岐13:40〜尾根道登山口〜駐車地14:30  *野鳥を撮影しているのでコースタイムは参考にならない
霧雨の中をスタートした。気象予報は曇りのち晴れで、山の天気を見ると11時くらいからガスがとれそうだ。今回は稜線の新緑とシロヤシオの撮影が目当てなので、天候の回復する午後に期待して時間調整をしながら超スローペースで登った。花はシャクナゲがほぼ終盤で、稜線ではオオイワカガミが見頃を迎えていた。尾根のタニウツギ、ツクバネウツギ、ヤマツツジが咲き始めだった。野鳥は、オオルリ、シジュウカラ、ヒガラ、コゲラ、ヤマガラそして稜線では、ツツドリ、カッコウ、ジュウイチ、カケス、トビが確認できた。ツツドリ、カッコウ、ジュウイチなどのカッコウ科は夏鳥で鈴鹿山系では5月中旬以降によく鳴き声が聞こえだした。しかし撮影がすごく難しくて、カッコウが飛んでいくところを見たがとても撮影はできなかった。


 

 

御池岳(鈴鹿)2020年5月21日 No.1284
〜清々しい新緑の森を歩くと野鳥のさえずりが聞こえる〜
コグルミ谷登山口7:30〜テーブルランド散策〜御池岳12:40〜鈴北岳13:40〜鞍掛峠14:30〜登山口14:45

緑が濃くなり野鳥の観察が難しくなってきた。また今日は気温が下がり鳥の動きも鈍かった。しかし、小鳥たちにとっては御池岳は楽園で、子育て餌取りに精を出していた。ツツドリ、ホトトギス、オオルリ、イカルは鳴き声のみだったが、カッコー、カケス、シジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、ヒガラ、ミソサザイ、モズ、ホオジロ、トビが姿を見せてくれた。


 

大烏帽子山(熊野)2020年5月17日 No.1283
〜季節の山の取材で七里御浜の展望を見ながら周回〜
紀宝町ウミガメ公園7:55〜平見登山口〜担い石9:40〜10:00大烏帽子山11:20〜上野登山口12:50〜ウミガメ公園13:45 累積標高350m 歩行距離10km *コースタイムは撮影、展望の回復待ちなどが含まれる
今回は海が見える山がテーマで企画が通り8月号で大烏帽子山を紹介する。ロケーションは申し分なしで、吉野熊野国立公園七里御浜があり、世界遺産熊野古道伊勢路が通っている。この山は以前、三重県の山で紹介してほしいという登山者からの要望で数年前に調査している。海が見える山がテーマ なので、展望の良い尾根縦走コースを取材した。


 

御池岳(鈴鹿)2020年5月14日 No.1282
〜新緑の写真の撮りだめで、御池岳を歩いた〜
コグルミ谷〜御池岳〜鞍掛峠
新緑の写真がほしいことが多々ある。この時期に撮りだめをしておかないと後に困ることになる。この季節は山が生命感に溢れ、植物や鳥が輝いて見れる。木々の芽吹き、春の草花から初夏の花にかわり、鳥たちも活発だ。鳴き声も含めると、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、カッコウ、ツツドリ、イカル、マミジロ、ミソサザイなどが確認できた。花は、ヤマブキソウ、ハタザオ、イチリンソウ、ニリンソウ、エビネなど、シマリスが口をもぐもぐさせていた。


池木屋山(台高)2020年5月12日 No.1281
〜雑誌と三重県の山の取材で周回ルートを歩く〜
宮ノ谷渓谷駐車場6:55〜蛇滝〜六曲屏風岩〜風折谷分岐8:05〜高滝8:40〜猫滝〜ドッサリ滝〜奥の出合10:30〜12:30池木屋山(1396m)12:55〜13:45霧降山13:55〜青空平〜コブシ平15:00〜P866 15:40〜宮ノ谷登山口16:50 11.2km 行動時間10h
前回の取材から2年開いたので、ルートチェックの新緑の撮影にでかけた。宮ノ谷は県内では、大杉峡谷に次ぐ素晴らしい渓谷で、今回は新緑の時期に合わせて取材を行った。ルート的には、風折谷分岐から高滝までが荒れていたが、鎖を設置するなど整備された。駐車場も登山口の手前800mに20台の駐車場が新設された。登山者にとってはうれしい話だが、池木屋山は「三重県の山」(山と渓谷社)で取り上げた山の中で1,2を争うタフな山だ。累積標高差、歩行距離もさることながら、危険箇所の通過あり、やせ尾根の急登ありで、もちろん渓谷、滝、尾根に咲く樹木の花、稜線の樹林など見所も多い。充実した登山が楽しめる。今回は、新緑と滝、尾根に咲くアケボノツツジ、シャクナゲ、野鳥の撮影をめざした。


古ケ丸山(台高)2020年5月8日 No.1280
〜新緑とシャクナゲ、アケボノツツジの花、ルートチェックと撮影取材でレンガ滝周回〜
からすき谷公園8:20〜10:10柁山10:20〜清治山11:00〜11:25レンガ谷分岐〜12:15古ケ丸山(1211m)12:40〜レンガ谷分岐13:10〜レンガ滝14:40〜林道14:50〜からすき谷公園15:50 歩行距離11.3km 累積標高1300m〜行動時間7h40m
アカヤシオはアケボノツツジの変種だそうで、台高はアケボノツツジが咲いている。違いはアケボノツツジの方が若干、花の色が鮮やかなのと花の時期がアカヤシオより遅れる。詳しくは花柄の腺毛で同定するようだ。山頂はつぼみが多かったので見頃は来週だろう。ここの尾根はシャクナゲの群生が楽しめるが今年は花の数は少なかった。昨年はよく咲いたので今年は花に関しては裏なのかもしれない。他に、ミツバツツジ、ヤマツツジが見られ、稜線の新緑の始まったブナ、ヒメシャラ、コナラ、コハウチワカエデ林が実に雰囲気がよい。針葉樹ではツガの大木が多く、コウヤマキが多いのが特徴。心配していたレンガ滝周辺だが、ハシゴがつけられレンガ滝の見物がしやすくなった。整備に感謝したい。ありがとう。目視できた鳥は、オオルリ、シジュウカラ、カケス、ゴジュウカラ、ヒガラ、カワセミで、さえずりやドラミングで、アカゲラが確認できた。他にウソのようなさえずりを聞いたが確かではない。しかし撮影できたのはオオルリとシジュウカラのみ。昨日の雪辱が少し晴れた。ハードなルートなので、重量を考慮し、レンズのグレードを下げたのが悔やまれた。尾根と谷や滝、両方を楽しめるいい山だ。


南亦山(三重県度会)2020年5月7日 No.1279
〜新緑の森の撮影とルートチェック取材〜
森林公園P9:10〜東屋9:45〜10:35南亦山10:50〜森林公園P11:50 距離3.6km 累積+468m 行動時間2h50m
新緑の撮影でハイキングルートを周回した。稜線のブナ、シデ、コナラの芽吹きが始まり、林床には葉を出したバイケイソウが群生していた。樹木の花は今、ヤマツツジが稜線に沿って咲いていた。ヤマツツジの多さが目立った。野鳥は、オオルリ、シジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、ヤマガラ、そしてなんとクマタカが空を舞った。しかし、撮影はことごとく失敗。一枚もモノにできず、肩を落として帰路についた。重い望遠レンズが余計に重く感じた。


 

宮指路岳(鈴鹿)2020年4月24日  No.1278
〜オオルリを探しにヤケギ谷を登る〜
大石橋8:40〜カワラコバ分岐8:50〜野鳥撮影と雨で待避、昼食〜東海展望11:08〜山体仏岩11:20〜山頂11:35〜馬乗り岩〜小岐須分岐13:00〜カワラコバ12:00〜分岐13:00〜駐車地13:20
オオルリ、今年初めて見ました。三国岳で先日、オオルリの鳴き声を聞いたので、そろそろ見られるだろうと宮指路岳にいった。今日はルートチェックとオオルリの撮影。過去の実績からだと長石谷あたりの照準を絞りたいが、この時期は花目当ての登山者が多井子とが予想できるので敬遠した。ヤケギ谷はこれで実績が無かったが、谷筋には必ずいるはずだと信じ入山した。最初、標高600m付近で鳴き声が聞こえ期待膨らみそして、800mで休んでいるとヒガラ、エナガに続いて姿を見せてくれた。 平日で天候が不安定でマイナーな山域なので誰にも会わなかった。


 

三国岳(鈴鹿)2020年4月19日 No.1277
〜誰もいないだろう山域を選んだが、ヒルがいた〜
時山8:30〜ダイラ散策〜阿蘇谷分岐11:20〜昼食休憩〜三角点12:00〜三国岳12:20〜烏帽子岳縦走路〜鉄塔13:35〜時山分岐14:00〜時山14:50 累積標高775m 距離9.2km 6h35m
春の花と野鳥にあいに時山から入山。ガイドブック「三重県の山」の取材はもちろん三重県側からの入山だが、今回は岐阜の時山から入山した。現在、三重県の山の重版の情報確認をしている。オオルリがそろそろやってくる頃なので期待しながら阿蘇谷を進んだ。谷筋はネコノメソウが多く、苔むした岩が転がる渓流は見応えがあったが、気がつくとヒルが這い上がっていた。油断のできない季節になってきた。ミソサザイの鳴き声が谷に響き、ダイラにあがると、ヤマガラ、オオルリ、アカゲラ、カケスの鳴き声が確認できたが姿を捉えられず。撮影はアカゲラのみとなった。カタクリのつぼみがちらほら、樹木は山桜とオオカメノキが見頃だった。稜線ではイワウチワ、カタクリ、ミツバツツジ、アセビ、タムシバが花を開き、シャクナゲはつぼみを膨らませていた。


 

大洞山(室生)2020年4月8日 No.1276
〜山の草本と桜が咲く春の山麓を歩く〜
スカイランド大洞〜東海自然歩道〜倉骨峠〜大洞山雌岳〜雄岳〜真福院〜スカイランド大洞
新型コロナ感染症の禍で出口の見えないトンネルに入っている。予防のワクチンや治療の薬もなく、おびえながら家にこもるしか手立てがない。人から人へ感染するので、人と接触しなければ感染の拡大を防げる。山は、三密を避けられるところで、登山することで気分のフィルレッシュ、体力の維持に役立つ。
登山はいつも、何かテーマを持って登ることにしている。バリエーションなどルートファインドの面白さ、山頂からの展望、美しい広葉樹林、樹木に咲く花や草花、野鳥など、四季折々の自然をテーマにすると、同じ山に同じルートで登っても新鮮さがある。
大洞山は火山活動による山だが、意外にも草本が豊かだ。例年この時期に、春の草花を見に登山を計画している。今回も、山麓の三多気の桜の開花と絡めて大洞山に登った。草花は、トウゴクサバノオ、エイザンスミレ、エンゴサク、ミヤマカタバミ、セントウソウ、タチツボスミレ、コガネネコノメソウ、シロバナネコノメソウなど、野鳥は、ゴジュウカラ、コゲラ、ヤマガラ、ヒガラ、ミソサザイ、カヤクグリが見られた。三多気の桜は見頃だった。


 

藤原岳(鈴鹿)2020年3月24日 No.1275 photoGallery
〜鳥と花を楽しみながら孫太尾根を登る〜
新町浄水場7:30〜9:10丸山9:20〜草木10:15〜多志田山11:10〜12:00藤原岳12:30〜藤原山荘12:50〜大貝戸登山口14:50 8.9km +976m -1012m
寒の戻りで山頂付近は積雪があった。西高東低の気圧配置で気温が低く風が強かった。 花見には条件が悪く、ヒロハノアマナやミスミソウ、スハマソウは花を綴じている株が多かった。しかし今回は鳥に集中できたので、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラのシジュウカラ科4兄弟、エナガ、コガラ、オオアカゲラを見ることができた。特にオオアカゲラは今期、初めて目にすることができた。


 

鬼が牙(鈴鹿)2020年3月23日 No.1274
〜クライミング基本練習とレスキュー訓練〜
中央ルート4ピッチのクライミングとバリエーションルートに備え、レスキュー訓練をした。仮固定、荷重移動、カウンターラッペル。フォローの操作、カウンターラッペルでリードよるフォローの救助など。例年2,3度は、アクシデントに備え2定期的にレウキュー訓練をしている。岩場のバリエーションでは、フォールや落石などは常に警戒はしているが、アクシデントは不意にやってくる。人数があればチームワークで救出できるが、できない場合はとりあえず完全を確保しなければならない。いろいろなケースが想定されるが、それぞれのケースに応じてどうすればいいのかを訓練した。


 

入道ケ岳(鈴鹿)2020年3月21日 No.1273
〜誰も歩いていないマイナーな滝ケ谷道を登る〜
小岐須渓谷駐車場7:50〜滝ケ岳〜池ケ谷分岐8:20〜11:05入道ケ岳11:45〜井戸谷〜井戸谷堰堤駐車地13:40
この時期の入道はそれなりに春の花が楽しめる。それだけなら井戸谷を登ればいいが、少し変化を持たす山行にしたかったし、トウゴクサバノオを見たかったので滝ケ谷を登りに使った。天候にも恵まれ山頂は登山者で賑わっていた。巷にはびこる感染症は、登山にはあまり影響がないみたいだ。花は、ミノコバイモ、キクザキイチゲ、トウゴクサバノオ、ミヤマカタバミ、シロバナネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、スズシロソウ、ハクサンハタザオ


 

藤原岳(鈴鹿)2020年3月18日 No.1272 photo gallery
〜孫太尾根でのんびりと花見と野鳥観察をしながら山頂をめざした〜
新町浄水場7:35〜9:00丸山9:20〜草木10:30〜多志田山11:10〜12:00藤原岳12:40〜藤原山荘12:55〜大貝戸登山口15:00 8.9km +976m -1012m 7h30m
メジャーなルートになった孫太尾根に花見に出かけた。三重県の山(山と渓谷社)でも静ケ岳登山で紹介し、今年に入り登山道の整備が行われている。丸山までは石灰岩の尾根で春の草本に恵まれている。この時期はヒロハノアマナ、セツブンソウ、タチツボスミレ、ミスミソウ、スハマソウ、ヤマネコノメソウ、カテンソウなどが見られる。野鳥は、シジュウカラ、ヒガラが活発でエナガを今年始めた見た。



野登山(鈴鹿)2020年3月15日 No.1271 
〜ミツマタの花が咲いているので坂本から登った〜
坂本7:20〜ミツマタの森8:30〜9:50国見広場10:20〜野登山10:30〜野登寺〜棚田展望台〜坂本12:30
藤原周辺の花見喧噪を避けて野登山に登る。ミツマタの森で花を楽しみながら山頂の古刹をめざした。然し駐車場は満車で県外からの登山者が半数を占めていた。三寒四温の三月は気温が冬に逆戻りして寒い一日となり、鳥たちの動きも鈍かった。ヤシャブシの花序が開き、木の芽が膨らみ始めた。春はそこまで来ている。


 

木和田尾根(藤原)2020年3月7日 No.1270
〜再び木和田尾根で早秋の春を楽しむ〜
山口登山口7:45〜木和田尾根〜バリエーション〜白瀬峠分岐11:40〜木和田尾根〜登山口13:40
坂本谷へ先週に続き、山仲間と花見に出かけた。金曜日の積雪で花は見られないかなと思いながら出発した。天気は良いが気温が下がったようで野鳥のさえずりが少なかったが、午後になり暖かくなると、コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラのさえずりが聞こえだした。フクジュソウは雪を被っていたが、開いているのもあり、雪に中から咲くフクジュソウも絵になった。


 

木和田尾根(藤原)2020年3月3日 No.1269  Photo Gallery
〜春の花を見に木和田尾根を登る〜
山口登山口9:10〜木和田尾根〜バリエーション〜白瀬峠分岐12:00〜木和田尾根〜登山口14:00
*野鳥の撮影とバリエ−ションルートを歩いているためコースタイムは参考になりません

春の花を探しに木和田尾根を登った。セツブンソウ、フクジュソウが今年も花を開いていた。雪不足つまり水不足で開花の時期などがずれる懸念があったが、ほぼ例年通り花を咲かせていた。野鳥も動きが活発になっていて、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラが元気に飛び回っていた。


 

銀杏峰(福井)2020年2月11日 No.1168 Photo Gallery
〜ブナ輪の樹氷と山頂雪原と白山展望を楽しむ〜

宝慶寺いこうの村P9:10〜名松新道登山口9:35〜11:05前山11:20〜昼食〜12:45銀杏峰12:55〜13:55前山14:05〜名松新道登山口14:35〜駐車場14:50
雪山を楽しみに福井へ遠征した。銀杏峰は先月、荒島から見て登りたくなった山で、標高がブナに適し、山頂は展望が良くスノーハイクが楽しめる山だ。冬型が緩み午後から晴れる予報を信じ入山した。駐車場は満車だった



恵那山 2020年2月4日 No.1167
〜天気が良さそうなので手頃な雪山に登る〜

林道ゲート8:00〜広河原ルート登山口8:30 〜4合目休憩所9:55〜1990m展望地 11:55 〜11:40恵那山一等三角点12:20 〜 広河原ルート登山口14:00〜ゲート駐車場14:25 5h30m +1200m 11km
竜ヶ岳でスノーハイクとも思ったが雪がない。日帰りで手頃や雪山ということで恵那山へ登ることにした。標高が2200m弱で百名山だが、樹林ばかりで花もなく夏には候補に挙がらない山だが、やはり狙い目は冬季だろう。山麓に昼神温泉があり、登山後の日帰り入浴も楽しみだ。予想通り雪は少なく歩きやすかった。



御在所岳・国見岳(鈴鹿)2020年2月2日  No.1166  photo gallery
〜霧氷の撮影で二山を巡る〜
御在所岳〜国見岳〜御在所三角点

今回は登山が目的でなく、霧氷の撮影だったので、ロープウェイの年間パスポートを使ってまずは御在所岳に上がった。寒気の流入がまだ少しあり、雲の流れ込みはあったが、風も弱く青空が覗いていた。霧氷もそこそこあり、まずは国見岳に向かった。



医王山 2020年1月26日 No.1165
〜好展望の尾根をスノーハイク〜

西尾平P9:20〜前山9:45〜白禿山(896m)10:35〜医王山〜夕霧峠11:30〜12:00奥医王山12:30〜夕霧峠〜林道〜駐車場13:30
二日目は石川の医王山に登った。もちろん初めての山で、日本三百名山だそうだ。展望台のような山で、西に日本海、東に北アルプスを見ながらスノーハイクが楽しめた。ホームグラウンドにしておきたい山だった。



荒島岳 2020年1月25日 No.1264   photo gallery
〜雪が少なく登りやすく、晴天で好展望が楽しめた〜

勝原登山口8:00〜スキー場跡〜リフト終点8:35〜シャクナゲ平10:25〜11:50荒島岳(1523m)12:30 〜駐車場
日本百名山はをあまり意識することなく、今回で確か、3回目だったか?ササユリの咲く頃に登ったことを思い出した。積雪期は厳しい山になるが今年は、楽々と登れてしまい拍子抜けした。展望は秀逸でとりわけ、白山の展望台といってもよさうだ。西に大きな山はなく、銀杏峰と能郷白山だけが白くなっていた。



伊吹山 2020年1月19日 No.1263
〜少しでも雪山気分を味わおうとしたが〜

上野登山口9:00〜伊吹高原荘〜3合目トイレ〜6合目避難小屋〜12:35山頂13:10〜登山口15:15
登山力のキープと雪山を少しばかり楽しみたくて近場の伊吹山をめざしたが、本当に少しの雪だった。しかし、好展望に恵まれ、白山、北アルプス、中央アルプス、御岳など中部山岳が一望でき、登山の楽しみを少しばかり感じることができた。



藤原岳(鈴鹿)2020年1月6日 No.1262
〜令和二年の初登りは、雪の少ない藤原岳〜

大貝戸登山口〜8合目〜避難小屋〜山頂〜避難小屋〜大貝戸登山口
今年の初登りは藤原岳。新年を迎えたが、それほど感慨がないのは歳のせいだろうか。山も同じで、元旦に登る勢いがなくなってきた。青空の下、霧氷を期待したが、天気が良すぎて・・・。ドローンを飛ばしたが、風が急に強くなって・・・



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