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2007年11月24日 藤原岳(鈴鹿)

 

藤原岳(鈴鹿) 2007年11月24日 No.429 隊長
大貝戸登山口(9:52)〜8合目(11:10)〜避難小屋(11:42)〜(12:00)藤原岳展望丘(12:30)〜避難小屋(12:47)〜聖宝寺(14:20)

先日の寒波で鈴鹿北部の山に積雪があった。山麓の紅葉は今が見頃だが、山はすでに落ち葉となっている。5月に雪が消えてから約半年、また積雪の季節がやってきた。鈴鹿の山が白一色で染まり、また違った姿を見せてくれる。6月から鈴鹿を離れていたが、これからの週末は鈴鹿通いが始まる。御池か藤原か決めかねて家を出たが、道路案内に「鞍掛峠、積雪のため通行止め」と出ていた。国道に並ぶ「もみじ祭」の赤い幟をよそ目に大貝戸口に車を着ける。

駐車場、休憩所完備の大貝戸登山口は、鈴鹿の中でもかなりよい方で、地元の方の意気込みを感じられる。3連休の中日で天気もよいということもあって、駐車場はほぼ満車だったが、迷惑のかからないスペースに駐める。準備をして登山口に立ち時計を見ると、すでに10時になろうとしている。なので若干ペースを上げて歩くことにする。4合目で体の芯から温まり、ようやく体が登山モードになってきたので、一気に8合目まで上がることにする。4合目あたりの二次林が色づき始めていて、気分よく歩けた。

少しペースを上げたので、1時間10分ほどで8合目に到着した。気温が低くそれほど汗も出ていないが、少しのどが渇いたのでミカンを食べる。体を冷やさないように5分ほどの休憩で山頂を目指す。8合目を過ぎると積雪があり、気温が低く踏まれているのでよく滑る。アイゼンの準備を怠ったので歩きにくい。靴底もかなり減ってきているのでグリップが効かない。ペースを上げたいがなかなか思うように歩けない。歩くリズムが崩れかかるが、これを耐えて避難小屋に到着した。今年はマユミがよく実をつけている。白一色の世界に、赤い実がよく目立っていた。


まゆみ

避難小屋周辺は積雪があり、気温が低いためかべとついた様子がない。風も少なく小屋周辺は登山者で賑わっていた。今年は7度目になる藤原岳だが、展望丘はいつもパスしているので今日は足を運ぶことにした。20センチほどの積雪があるが、よく踏まれていて、スパッツなしでも大丈夫だった。山頂は2,3人の登山者が休憩をしていた。穏やかな日和なのでここで昼食にする。メニューは鰯の缶詰とおにぎりとラーメン。30分ほど休んでから山頂を後にした。


藤原岳展望丘にて


御池岳と天狗岩


山頂から見る藤原岳避難小屋


まゆみの木がよく目立っていた

帰路は8合目から聖宝寺コースを下る。やはり8合目まではよく滑り、ストックや灌木を頼りに慎重に下る。帰りは聖宝寺に立ち寄ってみた。先週も訪れているが、さらに紅葉が進んで見頃となっていた。


聖宝寺境内の紅葉

 

2007年10月28日 Copyright (C) 2007 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home