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2005_03_26 頭蛇ケ平

 

頭蛇ケ平(鈴鹿) 2005年3月26日 No.311
参加:じんじん&ふーみん、panaちゃん、山ちゃん、rinさん、とっちゃん、隊長
白船峠登山口(9:00)−(10:10)P647付近(10:20)−(11:15)坂本谷手前(11:45)−(13:00)鉄塔付近徘徊(13:20)−(13:30)昼食(14:05)−小向井山(P647)−登山口(16:00)
りんさん、タイムありがとう。

フクジュソウのベストシーズンを迎え、週末の天気を気にしながら今日の日を待っていた。所が週末が近づくと冬型の気圧配置になり、金曜日には雪が降って鈴鹿の山が真っ白になってしまった。黄金色に輝くフクジュソウのシーンが頭から消えていかない。天気予報では晴れになっている。移動性高気圧の勢力に期待して集合場所に向かった。

木和田尾、この尾根コースは大変重宝する登山道になってきている。今年もこのコースを歩くのは4回目になる。展望と花には勝れないが、雰囲気のいい雑木林は大変評価できる。ただ、小尾根がいくつかあるので、特に初心者は、下山時には思いこみで降りないようにした方がいいだろう。
天候がはっきりしないにもかかわらず、白瀬峠の登山口には何台かの車がとまっていた。ドタ参になったので直接登山口まで乗りつける。小雨がぱらつくあいにくの空模様だ。全員雨具を着て冬装備で出発する。登山口から少し入ったところのミスミソウは、花柄が立ち白く膨らんだつぼみを持ち上げていた。晴天であればおそらく花は開いていただろう。寒波の襲来とはいえ、気温は厳冬期ほど下がらず凍結はなさそうさ。谷を少し登ると坂本分岐から折り返してきた登山者と出会った。どうやら悪天候のために折り返してきたようだ。いやな予感がする。このまま天候が回復しなければフクジュソウは拝めないかもしれない。谷を離れるとうっすらと積雪がある。空を見上げると足早に雪雲が流れている。高度をあげるに連れて積雪も増してきた。このまま高度を上げていくとますます雪も多くなるだろう。しかしなんとかフクジュソウを拝みたいので、とりあえずは坂本谷上部へ降りてみることにする。なんとか雪の中か頭を出したフクジュソウを拝むことができた。ザックを下ろして撮影タイムとする。


フクジュソウ

天候の回復の兆しが見えるので、思い切って頭蛇ケ平まで上がってみることにする。山頂を踏まないと物足りなさを感じるのは登山者の宿命のようだ。坂本谷から一本目の鉄塔までは良かったがそれから先がラッセルになった。花見にきてラッセルをするとは思っても見なかった。えんやこらと稜線まで登るが、風雪が厳しく視界は全くなし。ホワイトアウト状態で方向も分からないので退散することにする。少し降りたところで遅い昼食をとり下山した。小学校裏のスハマソウが綺麗に咲いていた。


スハマソウ


スハマソウ

 

2005_03_26