2005_04_30 台高ミニ縦走
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■明神岳、池木屋山、江股の頭(台高)2005年4月30日、1日 No.320 伊勢自動車道を南下し、松坂ICから国道で飯高町道の駅をめざす。この道の駅は温泉の設備もできて賑やかになってきた。また登山者が待ち合わせをする光景をよく見る。自宅から約1時間20分で到着すると、すでになっきーさんが車で休んでいた。その後、こうたろうさんが到着したので、そのまま3台の車で江間小屋谷登山口を目指す。蓮ダム湖畔の道路が工事中であったが、問題なく登山口に到着した。2台の車をデポして登り口となる大又林道の終点を目指す。国道まで戻り高見トンネルと抜けて奈良県に入り東吉野村に入る。車をデポし登山口までの道のりを1時間半と見たが、車をデポしてから1時間10分ほど時間がかかってしまい、待ち合わせの9時30分には間に合わなかった。
準備を済ませ10時に出発をする。気温がぐんぐんと上がり、背中のテント泊装備の荷がやたらと重く感じる。谷筋の登山道に入ると、ハシリドコロ、ニリンソウ、ヤマエンゴサクなどに気をとられ、ザックを降ろして休憩と撮影タイムとなる。谷を駆け上がってくる涼風の心地よさに気を許し、明神滝でまたひと休み。ニリンソウとハシリドコロが花期を迎えており、じんじんさんがガレ場を散策してヤマシャクヤクのつぼみを発見。もうあと少しで開花しそうだ。谷を離れると登山道もよくなり、ジグザグに明神平を目指す。明神平手前で今日一日分の水を補給する。テント泊帰りの登山者と出会う。初夏を思わせる好天だが、どうやら明日の天気は下り坂らしい。
明神平には何人かの登山者がのんびりとくつろいでいた。芽を出したばかりのバイケイソウの緑が、まだ若葉の出ていない冬色の残るブナ林のアクセントになっている。時計を見ると12時を過ぎている。車のデポに思わぬほど時間がかかりお腹がすいてきたので、前山の周辺で昼食休憩にする。そこでじんじんさんが通行手形(鹿の角)を発見。持ち帰る予定がないようなので、うれしいことにいただくことになった。
まだ縦走路のスタート地点に立っただけなので、少し早い目に昼食休憩を切り上げ、明神岳に向かって歩き出す。この辺りは何度も来ているが、明神岳から縦走路を南下するのは初めてだ。今回の縦走路中で最も標高の高いのは明神岳の 1432mなので、次のピークの笹ヶ峰1367mまでは概ね下りになる。冬場に緑をなくしているブナ林のスズタケ林床に、ひときわ目立つ色をしたアケボノスミレが気になり、立ち止まってはカメラを構える。他にタチツボスミレやフモトスミレが見られた。
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2005_04_30 |