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2005_03_21 霊仙 伊吹

 

霊仙、伊吹 山麓散策 2005年3月21日 No.310 隊長

落合基点に西南尾根を周回しようと思ったが、足の疲労が回復しなかったので、汗ふき峠でミスミソウの撮影を済ませ伊吹山に向かった。ミスミソウは最盛期を迎えていた。春の陽射しに全開モードになっていた。伊吹はセツブンソウが確実にゲットできたが、淡い期待のスハマソウは花柄さえ出ていなかった。3合目の草原はまだまだ残雪があり、これがなくなると一気に花の競演が始まりそうだ。

登山口となる落合周辺は登山者の車で溢れていた。皆さん西南尾根を周回する予定のようだ。逆周りで歩く登山者は少ないとおもう。地元の方だろうか、作業道を小型の重機を使って修復して見えた。林業のための修復だろうが、登山者にとっても有り難いことだ。西南尾根のフクジュソウも気になるが、本日は汗フキ峠のミスミソウにターゲットを絞る。花を中心に山歩きを計画すると、ピークにこだわる必要もなくなるので気楽である。目的にミスミソウは全開一歩手前の状態だ。ザックを下ろしバナナを一本食してから撮影作業に入る。春の陽射しに助けられて気持ちよく撮影ができた。1時間ほど花と戯れて峠をあとにした。


ミスミソウ

 

霊仙周辺のこの時期は落石が多い。以前にも漆が滝コースで落石の音を聞いたことがある。雷でも落ちたかと思うほどの音が鳴り響いた。今日は帰りに車道で落石があったようだ。大きな石が道路に転がり、電柱と杉がなぎ倒されていた。電力会社の車が何台も駆けつけて復旧作業をしていた。もっと大きく崩れていたら、道路が塞がって帰れなくなるところだった。

伊吹に向かう途中で三島池に立ち寄る。伊吹山の南側は雪解けが進んでいて期待はずれだった。カモは餌付けされているようで、人が近づいていくとガーガーといって近づいてくる。ので、写真を一枚撮ってあげた。

登山口から3合目までの往復を予定していたが、時間がなくなってきたので、1合目まで車で上がった。足下を見ながら登山道を歩き出す。オオイヌノフグリばかりが目立ち、他にめぼしい花は見あたらない。汗ばむほどの陽気で、草原を歩いていると暑さを感じる。2合目の手前で遅い昼食休憩をとる。ミスミソウかスハマソウはないかと探したが見つからない。予定通り、セツブンソウは今が盛りとばかり花を開いている。


セツブンソウがよく咲いていた

3合目まであがり、遊歩道のスハマソウを探すが花柄も出ていない。まだもう少し先になりそうだ。アマナと合わせてもう一度訪れようと思う。


3合目には残雪が

 

2005_03_21