2005_06_05 大台が原(台高) ページ1
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■大台ヶ原2005年6月5日No.328 毎年、必ず行きたい山ではあるが、取材やら天候の具合やらで、3年ぶりになってしまった。前回も梅雨入り前の晴天であったが、今回も天候には恵まれ、花にも恵まれ、思い出に残る大台ヶ原となった。シャクナゲの花は殆ど終わっていたが、シロヤシオとアケボノツツジの競演は、鈴鹿では見られない取り合わせであった。 ページ1 ページ2 道路事情もよくなり車で走りやすくなったとはいえ、鈴鹿から紀伊半島の最深部までは思った以上の時間がかかる。名阪国道を針ICまで走り国道369号線にスイッチし途中で国道370号線から169号線に乗り換えてひたすら南下する。新祖母峰トンネル手前で大台ヶ原ドライブウェイに入る。自宅からここまで、約2時間半かかっている。大台ヶ原ドライブウェイは総延長18キロほどあり、くねくねと曲がっているので結構時間がかかる。昨年の豪雨の傷跡が所々に見られ、片側交互通行になっているところや、路肩通行注意が見られるものの、問題なく終点まで走ることができた。 早速準備を済ませ、朝のすがすがしい空気の中を歩き出す。トウヒ、ウラジロモミ、ブナ、ミズナラ、オオイタヤメイゲツなどが生い茂る樹林のなかの歩道を日出が丘まで歩く。所々に枯死木が見られるが、まだこのあたりは大丈夫のようだ。シロヤシオが所々にあるが、まだつぼみがふくらんでいる程度であるが、日当たりの良い場所では花を開いていた。 シャクナゲ坂を少しでも下りてみようかとも思ったが、すでに残った花はないと判断し、目当てをアケボノツツジに切り替えて尾鷲辻をめざす。 正木が原までは、シロヤシオもつぼみの木が多かったが、坂を下りると開花した木が多くなってきた。標高はほぼ同じだが、少しの環境の変化が開花に現れているようだ。 ページ1 ページ2
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