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2005_04_10 鈴北周辺

 

鈴北岳2005年4月10日 No.315 rinさん、隊長

鞍掛駐車場(9:00)−鞍掛峠(9:30)−鈴北岳(10:30)−付近周回・昼食−鈴北岳(13:10)−峠(13:50)−(14:15)駐車場

みなさん、思いの山や花があるようで、今日の参加はrinと二人だった。朝、窓から外を見ると、どんよりとした曇り空が目に入り、少しがっかりとする。フクジュソウは見頃を迎えているだろうが、この天気では撮影は難しいかもしれない。携帯のサイトで山の天気のスポット予報を調べる。午前中は晴のち曇りとなっている。とにかく山へ行かないと何も始まらないので、途中で予定通りrinさんを拾い、鞍掛トンネルまで車を走らせる。駐車の空き地はほぼ満車状態だが何とか一台駐車ができた。4月に入り国道のゲートが明けられてから御池周辺には賑わいが戻ってきたようだ。悪天にもかかわらず多くの登山者が入山しているようだ。ザレた急登を峠に向かう。先週から1週間ほど経過しただけ蛇多、一斉に花が咲き始めている。常連のタチツボスミレやミヤマカタバミが目についた。他にキクザキイチゲとミノコバイモが一輪ほど咲いていた。


キクザキイチゲ


ミノコバイモ

峠はガスが流れ、小粒の雨が雨具を濡らせている。 この天気では撮影もままならないなと思い、峠でウエアーで体温調節をしていると、滋賀県側から大勢の団体が登ってきた。天候が悪く意気消沈ぎみの気分が、団体の賑わいに消されてしまった。タイミング悪く出発したので、団体に混ざってしまった。これはまずいと、ショートカットのルートで一気にダッシュをかけて抜き去る。残雪があり歩きにくい。空を見上げると復調の兆しが見える。どうやら滋賀県側は天気が良さそうだ。高度をあげるに連れて天候が回復してきた。山の天気は予測が難しく、やはり現地に出向いてみないと分からない。峠から約1時間で山頂に到着した。


鈴北岳

鈴北岳は青空が覗く天気になってきたが、御池岳の半分はすっぽりとガスに飲まれている。滋賀県側は遠望が利いていて、このあたりが天気の境目になっているようだ。午後から天気が悪くなるようだから、それまでに周辺を散策することにする。

 

福寿草を十分堪能してから昼食をとる。少しコースを外れると誰もいない。西のボタンブチに回ってみたがガスで展望もなく、いよいよ天気が悪くなってきたようだ。御池まで周回しようと思ったが、途中で切り上げて帰路につく。


田光のシデコブシ

桜が満開になるころにシデコブシも見頃を迎えるようだ。

 

2005_04_10