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2006年3月4日 藤原周辺(鈴鹿)

 

2006年3月4日 藤原周辺(鈴鹿) No.357 隊長、うさぎ

 木和田尾ピストン(7:30〜11:10?)

 福寿草 春の日差しに 輝いて 岩に掴まり レンズを覗く

 今日は午後から仕事。だけど花は待ってくれない。毎年この花を見ないと落ち着かないので、とりあえず早起きして午前の時間を有効に使うことにした。登山口に到着すると、東雲さんが出発の準備中。雪が溶けて花の花が咲き始める藤原周辺は、やはり人気スポットのようで、もうすでに数台の車が停まっていた。13時から仕事が入っているので、11時には車に戻りたいところだ。しかしあまり早く登っても花は開かないから、7時過ぎの登山開始は適当な時間だったと思う。結果は、花が開くまで30分ほど待たされた。直射日光があたり始めてから約1時間ほどで、花は全開になるようだ。

 この時期は、残雪を求めるか花を求めるか、この二つの葛藤を悩まされる。クラストした雪面をアイゼンをつけてザクザク歩きながら樹氷と青空を楽しむもよし、雪解けに顔を出した春の花に1年ぶりに出会いに行くもよしで、とにかく気の多くなる季節でもある。山麓のセツブンソウは今が花のピークを迎えていて、スハマソウもぼちぼち咲き出している。しかし春の花はやはり福寿草だろう。雪解けと同時に一斉に花を咲かせる。春の陽光に輝く黄金色の花を見て初めて、春を感じられるのは山屋の特権だろう。むろん福寿草など、春の花は山野店にいけば求めることができるが、山を登り苦労して会いに行けば感慨を覚ずにはいられない。ルートだが、詳細は記さないことにする。


スハマソウ


セツブンソウ

 

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