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映画「岳」を見る

映画の「岳」を見に行った。昨年の「剱岳点の記」以来の映画だったので、劇場のスクリーンや音響に迫力が感じられ、新鮮みがあった。さて内容だが、遭難者を救助するという、ごくありふれたストーりーだった。点の記のような時代背景や壮大なプロジェクトなどがないので、重みは感じられないが、フリーで何の束縛もなく自由に山を歩く三歩(小栗旬)の生き方に、年甲斐もなくあこがれを感じた。また、新人山岳救助隊員、椎名久美を演じたのは女優のながさわまさみ。最近、山ガールと称する若い女性を多く見かけるようになったが、山スカはいたらハーネスの装着はできないだろう。山の映像は穂高中心だが、撮影は八ヶ岳、立山、西穂、八方尾根だったようだ。これを機に若い人が山に興味をもつといいが。山に行くと、自然の美しさや厳しさが体感でき、人間が成長すると思うが、どうだろうか。

GWの北アルプスは冬山

GWの初日に白馬岳の大雪渓で雪崩に巻き込まれる事故があったようだ。雪崩の規模は長さ八百メートル、幅二百メートル。標高2000m付近で発生。私も涸沢か白馬を考えていたのだが、天候が不安定だったことと、2日しか都合がつかなかったので今回は見送った経緯がある。やはりこの時期の北アルプスは要注意だ。

20mmパンケーキレンズ

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単焦点レンズLUMIX G 20mm F1.7 ASPHを購入した。
売りは、解放F1.7の明るさと、高コントラスト、美しいボケということだろう。それに単焦点ということもあり、コンパクトで軽量だ。三岳風景写真の場合、これほど明るいレンズは必要ないが、花や樹木、岩など接近戦のばあい、ボケ味を生かした印象的な撮影ができる。遠景撮影の場合、単焦点なので、構図の制限を受けるが、それでも持っていたレンズだ。先般購入した14mmだが、小さな花の撮影には少し倍率が足りず、この20mmが気になり出していた。14mmレンズはコントラストや解像度ともに大変気に入っていた。キタムラのネットショップで購入した。納期未定と表示されていたが、発注から1週間以内で届いた。早速、出勤前に自宅のハナミズキを撮ってみた。単焦点レンズ14mmと合わせてしばらくの間楽しめそうだ。

14mmパンケーキレンズ

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LUMIX G 14mm F2.5 ASPHを購入した。マイクロフォーサーズ規格なので、35mm換算で28mmということになる。この主の単焦点レンズは他に、8mm、17mm、20mm、25mmがあるが、25mmをのぞきどれもコンパクトで軽量で、この規格のカメラの生かせるレンズだと思う。F値は2.8は普通の明るさだし、広角の部類の入るので、ぼけ味を意識した撮影が目的ではなく、ポケットからさっと取り出して、いつでもどこでも撮影できるし、それでいて、なかなかの解像度をもっているので、山岳風景など気楽に撮影できる。昨日は福寿草の撮影に使ってみたが、今日は神社にバチバチとカメラ任せに撮ってみた。ボディーは修理から戻ってきたLumixG2を使った。画像はヨコ1200にphotoshopでリサイズ。シャープなどのフィルタは使っていない。

加藤文太郎の歩き「単独行者」谷甲州より

無駄な動きは一切なかった。しかも各部の動きは連動し、たがいを支援している。重心位置の調整よって四肢の動きは制御され、腕の振りは効率のよい足の踏み出しを可能にしていた。さらに下半身を最小限におさえていた。これが加藤の歩き方だった。自然な動きで作業効率向上させ、消耗を低く抑えることに成功している。そのせいで長時間にわたって高速歩行を続けても疲労を感じることはなかった。
「単独行者」(谷甲州)より引用してみた。里歩きをしていた頃の加藤文太郎の歩き方だ。平均時速6キロだそうだ。すると2時間で12キロの計算になる。12キロにいうちょうど、上高地から横尾の距離だ。この区間はだいたい、2時間40分で歩いている。もちろんテント装備で、登りなので食料も一杯詰まっているので、比べられないが、荷物は少ないにしてもこの区間を2時間は結構速い。
先日、走り方教室で学んだことだが、走り方の基本は「こ、け、し」でそうだ。「こ」は骨盤、「け」は肩甲骨、「し」は姿勢だそうです。体幹に重心を置き、骨盤から足を動かし、肩甲骨から手を動かすのがポイントだ。

今年も福寿草の季節がはじまった。

藤原や御池、霊仙に行けばたくさんあるのだが。

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カメラ LumixGH2 レンズ LEICA DG MACRO 45mm

G2修理から戻る

やっとG2が修理から戻ってきた。GH2があるので、下取りに出してもいいが、お気に入りなのでしばらく併用することにしよう。

アルプスなど厳しい山行の時はなるべく重量を軽くしたいので、LumixGH2が主力になっている。レンズはマクロと汎用ズーム、単焦点で切り盛りしている。

望遠効果を生かしたいときは、各種レンズが揃っている、α700(APS-C)を使い続けている。画質は納得いくレベルまでいかないが、なかなか使い勝手がよい。後継機が噂されているので発売が楽しみだ。

しかし本ちゃん勝負の時はやはりフルサイズのα900の出番だ。解像度、画質とも満足している。揃えたいレンズはいくつかあるが、金のなる木を見つけなければならない。

御池岳奥の平紀行アップ

2週連続の御池山行だったけど、全く気象条件が違い、メンバーも違ったので、レポートもひと味違うものになった。吹雪の御池岳はスリリングでいいが、ホワイトアウトになればまったく絵にならない。今回は天気良すぎで樹氷はなかったが、一輪お花を付け加えることで、初秋を感じさせる穏やかなレポートに仕上がった。しかし、撮影に関してはまだまだ反省点が多く、構図や露出など課題を多く持ち帰ったが、来年になれば課題も忘れまた、同じことを繰り返していることだろう。

今回初めて、ピッケルさんがメンバーに入ってもらえた。鈴鹿幕営のメンバーも時とともに変わっている。もともと会則もなにもないグループだから出入り自由だが。新しいメンバーが加わると活性化するから、喜ばしいことだ。それで、リンクのページも更新し、ピッケルさんの「ピッケルくんのアウトドアライフ」を追加した。

坂本谷でフクジュソウが咲き出した。山麓では節分草が見頃だ。いよいよ今年も春のシーズン到来だ。花を追いかけているうちにどんどん標高が上がり、気がつけば白馬当たりを歩いていることだろう。

週明けにいろいろ

山と渓谷4月号の原稿ができたので先週末に送付した。長文を書くのは苦手ではないが、500字のエッセイは難しい。力が入るとますますかけなくなる。自分の背丈で自然に書けばいいのだが。

御池のレポートができたのでアップした。青空のテーブルランドを夢見たが、幻想に終わった。テント泊だからそれなりの絵がほしいが、追いかければ逃げていくのが御池岳だ。意地になれば益々逃げていきそうだが、とりあえず今季、もう一度リベンジしたいとみんなに呼びかけた。こんな身勝手な隊長につきあってくれる友が居るのはありがたい。

レポートが完成しアップして、アクセス履歴を見たところ600カウントを越えていた。多の山であれば、この時期はせいぜい300カウント止まりなのに、恐るべし、御池岳。やはり冬の鈴鹿の人気スポットだ。

さて今期購入したケイランドの冬靴だが、今回が2回目の山行となり、少しなじんできた感がある。非常に暖かく、フィット感は抜群だ。徐々に調教していきたい。

大荒れの週末になりそうだ

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冬の御池岳、テント泊での山行を2月12,13日に計画していたが、山間部ので積雪が激しくなりそうだし、低気圧通過後の冬型気圧配置による強風が予想されるために、中止を決定した。今回が予備日だったので、次をどうしようか。