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恒例の秋の鈴鹿幕営中止

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楽しみにしていた恒例の秋の鈴鹿幕営だったが、残念ながら天候不良のために中止した。午前中はHPのメンテナンスやら読書に時間を充てた。本は石岡繁雄の「屏風岩登攀記」で、屏風岩中央カンテ初登攀の記録である。穂高の屏風岩は横尾から涸沢に向かうとき、誰しもが必ず見上げる岩場で、景観としてみるか、登攀対象と見るかは、その人の自由だ。登攀対象として見えたときから、屏風岩が気になる存在となり、この書籍にたどり着いた。著者の石岡繁雄(1918-2006)さんは、私と同じ鈴鹿市にお住まいだった。井上靖の小説「氷壁」のモデルとなった、ナイロンザイル切断で弟を亡くし、事件の真実を追究した人である。前半は屏風岩登攀記で後半は自らが会長を務めた岩稜会の登攀記録であった。半世紀前、御在所岳藤内壁や穂高の岩場を舞台に夢を実現していった岩稜会の功績は輝かしい。
午後からは桑名のライフページに買い物に出かけた。ヘルメットと、ハーケン、帽子を買った。ヘルメットはサイズが少し小さかったので買い換え、ハーケン3枚補給した。

冬山用のブーツを新調する

長く使ってきたシリオがへたってきたので、思い切って買い換えた。シリオは日本人の足に合っていて履きやすかった。しかしフィット感の点ではいまいちだった。特にアイゼンを装着したときなど、かかとまわりがしっかりしてないと安定感がない。そこでライフページの陣田さんのお勧めのケイランドを購入することにした。スポルティバも選択しにあったが、実際に履いてみたフィット感はケイランドの方がよかった。イタリアのメーカーだが、私の足にはぴったりとくる。この冬は十数足出たそうだが、誰からも苦情はないそうだ。価格は5万数千円だが、登山にとって靴は、最も重要なアイテムなのでこの値段が高いな安いかは靴を履く人が判断することだろう。
さて新しい靴が手元にあると、これを早く使いたくなるのは私だけではないだろう。できれば藤内沢で試してみたいが、他に撮影のある山があるのでそちらに行くかもしれない。

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