私にとっての撮影の本番は山岳写真だ。山岳撮影に求められるのは機動力。限られた時間で必要な写真を撮りたい。バリエーションルートなどは、岩場でビレイしながらの撮影になる。画質を優先すると固定レンズになるが、山岳風景はそうもいかず、ズームレンズが必要だ。山、花、鳥など被写体により使用するレンズも広角、マクロ、望遠など多様だ。機材を軽くするには、ボディーの軽量化はもちろん、レンズも絞り込みたい。という理由で、14-150mmを使っていたが、解像度画質ともに妥協点が多い。なにより14mmがネックで12mmとの差は大きい。そこで12-200mmを昨年から導入しているので、E-M5Ⅲで撮影してみた。E-M1Ⅱ+12-40mm proでも同じようなシーンを撮影し、弱点を見ておきたい。
OLYMPUS E-M5Ⅲ+12-200mm
http://www.alpkk.com/photos/20200430
OLYMPUS E-M1Ⅱ+12-40mm pro
http://www.alpkk.com/photos/20200430_2
画質は、イメージセンサー、画像処理、レンズの光学特性によるが、今回、イメージセンサー、画像処理はほぼ同じなので、レンズの光学特性の差が出た。
やはり、12-40mm proの良さを確認する結果となった。ヌケ感(コントラスト)、解像度ともにいいことが画像を見ればわかる。