山の撮影の主力機材は現在、
OLYMPUS E-M1Ⅱ E-M5Ⅱ
SONY α7Ⅱ
を使っている。山岳ガイドブック、山岳雑誌取材で登攀具が不要な日帰り登山は、E-M1Ⅱとα7Ⅱを併用するが、日本アルプスなどの登攀具を必要とするバリエーションルートやクライミングには、撮影機材の軽量化が重要なので、主に、E-M5Ⅱを使っている。このカメラは過酷な環境で酷使されているが現在、問題なく作動している。
E-M5Ⅱは発売されてから5年近くやっと昨年(2019年)末にmarkⅢへとアップグレードされた。キャッチコピーが「小型軽量ボディーに高性能を凝縮。本格的な撮影を軽快に行えるOM-D E-M5 Mark III」だそうだが、まったくその通りだと思う。つまり、E-M1Ⅱの機能をほぼそのまま小さなボディーに詰め込んだかたちで、重さはmark2から55g軽くなっている。たった55gだが、バリエーション登山では重要な意味を持つ。これはのちほど。
さて概観だが、金属ボディーから樹脂ボディーになったことで、ぱっと見の概観は変わらないが、手に持ってみると質感が違う。少し安っぽくなった感じだ。少し背が高くなったので、ホールド感がよくなった。常に、E-M1Ⅱ と併用していたので、持ち変える度にもう少し持ちやすくならないかと思っていのだが、markⅢになり少しグリップ感は良くなった。
キットレンズ(14-150mm)で買うとお得だが、実はこのレンズは以前から使っていたので今回はボディーのみとなった。