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9月10月の山行計画

11月22日 三重県の山の取材&クライミング
11月23日 三重県の山の取材&クライミング
11月29日 瑞浪クライミング
12月5日 伊豆遠征可能
12月6日 伊豆遠征可能
12月12日 瑞浪クライミング
12月13日 三重県の山取材
12月12日 伊豆遠征可能
12月13日 伊豆遠征可能

週末の天気

今年は5月から週末が比較的天候に恵まれた。どちらかというと岩に偏った感がある。もう少し花の写真を撮りたかったが、二兎を追うと中途半端に終わってしまう。岩に関しては懸案の2ルートがトップアウトできたので満足している。確かにいいルートで、西伊豆の海金剛同様、これからリピートすることになるだろう。

懸案の2ルート

懸案の2本

1 サマーコレクション 全長285m 9ピッチ グレード5.10c/d  大台ケ原

大台ケ原千石サマーコレクションは、1995年に開拓されたフリーのマルチピッチルートで,全長285m 9ピッチからなり、グレードも5.10+で、リッジ、フェース、スラブ、クラック、トラバースと変化に富んでいる。ボルトが整備されている。われわれにとっては限界のグレード。一発でムーブが決まればオンサイトも夢ではないが,アタックして気持ちよくフォールしたい。
面倒なのは西大台への立ち入りで,入山申請をして許可を得てから講習を受けなくてはいけない。

壁は標高差200mで傾斜はほぼ垂直。中間部に中央バンドというブッシュ帯がある。


2 注文の多い料理店 5ピッチ グレード5.9 北アルプス・錫杖岳前衛壁
錫杖岳前衛壁といえば,「左方カンテ」と「注文の多い料理店」。「左方カンテ」は2年前にやっていてロケーションのすばらしさに再訪を決めた。さて「注文の多い料理店」だが,グレードこそ5.9だが,NPなので確実なプロテクション技術が求められる。昨年も計画にあがったが機会に恵まれず。是非とも今年は。

長く山と関わってきて

インターネットが一般的になったころから始めたホームページもかれこれ20年が経過しようとしている。山で味わった感動を伝えたい、共有したい、という思いをかなえてくれるのがインターネットだった。パソコン通信のフォーラムから出発し、インターネットへと移行した。ネットが山仲間をつなぎはじめ、中高年の登山者が急増してきたころと一致する。リンクでサイトがつながり、週末には登山レポートの作成に追われ、仲間のレポートを読み、掲示播での交流が日課になっていた。あれからもう20年が立とうとしている。もう少しで四半世紀だ。最近ではSNSに移行しつつあるが、便利になっただけで、その本質は変わらないと思い。しかし残念なことは、その頃にリンクをした山仲間のページがどんどんと少なくなってきたことだ。20年前の勢いで山は続けられないし、年と共に山の楽しみも多様化してくるだろうが、寂しさは隠せない。自分自身もそうだ。花を愛でる低山ハイキング登山から始まり、それがアルプスに繋がり、低山バリエーションは、アルプスバリエーションに、それが進化してクライミングに、さらにはアルパインのルートに繋がっていった。これから先、挑戦したいルートはいくらでもあるが、体力も気力も年とともに下降するのみだ。山とは末永くついあいたいが、人生この先どんなことが待っているかわからない。

北、南アルプスで遭難多発

北、南アルプスで遭難が相次いでいる。12月27日と28日は移動性高気圧に入り穏やかだったが、その後、南岸低気圧が発達し、寒気を引き込み冬型になった。南岸低気圧が大雪をもたらしその後の寒気でアルプスはかなり厳しい環境になっていると思う。遭難は自力で下山出来なくなった状態をいうが、今回は9名の遭難者が出ている。うち燕岳の60代女性は心肺停止。31日に合戦尾根付近で道に迷いラッセルと低温で消耗したようだ。合戦小屋からの冬道は直登になっていて竹竿が立てられているが、積雪で埋もれ、トレースもわからなくなっていたのかもしれない。我々は27日に下山したが、天気がもったのは28日までで、29日には低気圧通過でそれ以後は冬型になった。大晦日の小屋のイベントを楽しみに燕山荘を目指していたのかもしれないが、救助要請が16時だったようで、この時点で合戦小屋付近にいたのでは日没までには燕山荘には届かない場所だ。
もうひとつの一つの遭難は槍を目指して槍沢で行動不能になった60代のご夫婦。私も何度かお会いしたことがあるので、人ごとだとは思えない。経験豊富な冬山のベテランで装備や食料もしっかりとしているので大丈夫だとは思うが、胸まで積雪があるとラッセル下山は難しいかもしれない。槍平小屋まで1キロの地点だそうだが、雪が胸まであると1時間で100mも進めないい、動くと体力を消耗してしまう。早くヘリが飛べるといいが。

槍平小屋まで到着し、他の登山者とともに自力下山しているようなので一安心。

14:05 自力下山したそうです。 安心しました。

室生三山の撮影

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午後からフリーになったので、室生の山の撮影に出かけた。ルートを歩く時間もないので、山麓からの撮影になった。秋になり低山の季節なので、ワンダーフォーゲルやら山と渓谷やらの雑誌の原稿依頼が続いている。何かと忙しい秋だ。ゆっくりと紅葉の撮影に興じたかったのだが。三重県の山の改訂新版の原稿が仕上がったの少し肩の荷が下りた。

山麓撮影なので久しぶりにα900を使った。古いカメラだが、ここぞというときはこれを使う。フルサイズの解像度はさすがだ。今回はサブ機としてα65を持参した。レンズがZEISSでよく使っている。しかしメイン機材は、オリンパスEM1。マイクロフォーサーズなので小さくて機動力がありハードに使える。購入時に候補にあがったのはα7だった。やはりフルサイズはいいな。

ビデオ作品「瑞牆山・十一面岩 錦秋カナトコルート/太刀岡山 左稜線」(

ビデオ作品「瑞牆山・十一面岩 錦秋カナトコルート/太刀岡山 左稜線」(OriginalCV)をビデオ作品群に登録
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2014年夏の遠征

今年の夏も天候が不安定だ。
当初計画していた夏の遠征が大幅な変更を余儀なくされている。
この夏の第一弾は昨年のリベンジで滝谷ドーム7月23日24日25日を計画したが、
太平洋高気圧の縁にできた気圧の谷による想定外の悪天候に涸沢で撤退。
最終日を小川山で帳尻を合わせる事になった。
8月3日4日は明神主稜を狙っていたが、台風の影響で天候も悪かったが都合で断念。代案として4日に白山日帰り。
さて、8月9日10日11日は丸山東壁に充てていたが、これまた台風直撃で中止にせざるを得なくなった。できれば、11日12日で明神主稜をやりたいが。
さて後半は、
8月15,16,17日 丸山東壁(黒部の巨人)
8月23,24日 北岳バットレス第4尾根
8月27,28,29日は北岳ピラミッドフェースか滝谷ドーム
を計画しているが、いずれもクライミングなので雨なら駄目だ。その場合は歩きに変更もある。

スポルティバ刀グリーン2013

「スポルティバ刀グリーン2013」をシェイクダウン。「センシティブかつ正確さを備え、履きやすさにテクニックが備わり、また、耐久性もあるので長く使えます。。」が特徴のようだ。「センシティブかつ正確、履きやすさ」これは当たっている。しかし、フリクションがいいので減りが早そうだ。

クイックドローを新調

ファイル 218-1.jpg

ヌンチャクがぼろぼろになってきたので、6本を新調した。
製品はPetzl Djinn Axessで、細かいところでいろいろ進化しているようだ。
特徴は、
・大きなゲート開口部は、操作が容易に
・H形断面は、改善された強度/重量比を提供
・より良いロープグライドやカラビナに削減摩耗より広い接触面
・鼻とキーロックシステムが操縦中カラビナひっかかりを回避できます
・ジン ストレートゲート(ドローの上部):クリッピングとunclippingを容易に
・ジン ベントゲート(ドローの下の部分):ロープをクリッピングが容易
となっている。
さて、使ってみよう。

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