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山と渓谷2012年1月号ふるさと山便り

山と渓谷2012年1月号ふるさと山便りの校正が終わった。
内容は見てのお楽しみにしておきましょう。
ところで今日は、雲母峰のルートチェックに出かけた。宮妻からはちょくちょく登るが、湯ノ山温泉からは7年ぶりだ。稲森谷を詰めて鎌から雲母へ向かう稜線に乗るが、ルートチェックのつもりが、ルートミスをしてしまった。あの当たりは枝谷が多く、目印も少ないので、思い込みで入ってしまう。要するにどこから上がっても縦走路には出るので、いくつかのコースが歩かれているようだ。尾根に乗るか谷を詰めるかだが、険悪な谷を逃れ尾根に乗ったら踏み後が縦走路まで続いていた。ヤマヒルの時季はのんびりと歩いていられないが、今日はうろうろと探検気分で遊べた。

三重県の山「改訂」の2刷校正終了

三重県の山「改訂」の2刷の校正が終了したので編集者に送付した。
今回は誤植等の校正と、若干だが見出しの写真の差し替えた。
課題になったのは、南部の山のアプローチだ。南部の山は、山深いところが多く、アプローチで林道に頼らざるを得ない。9月2日の台風12号で三重県南部は甚大な被害を出した。林道が被害を受け、復旧の目処は立っていないところがある。これについては欄外の注釈で対応した。
本書がカバーする鈴鹿や台高の山々は、全国区のアルプスほどの人気はないが、地道に歩かれている山は多い。先日も台高でこのガイドを利用しているグループに出会った。
それぞれの山の魅力や、正確な情報を継続して提供したいものだ。

ハンディ無線機(FMトランシーバ)VX-8D

試験に合格し、現在、従事者免許は申請中。
ハンディ無線機を購入するのも初めてなので、ネットで調べたり、購入経験者「のりやくんhttp://www.suzukanoyama.net/」に使い勝手や性能を聞いたり、いろいろと悩んでいたが、数値だけでは判断しかねていた。それで今日、とにかく現物を見てみようと四日市の電化パーツhttp://www.denka-p.co.jp/に出かけてみた。現物を見て色々と話しを聞いてみるとやはりよくわかる。のりやくんおすすめの「VX-8D」(ハンディー機最高峰といってもいいでしょう)に決定。値段もネットショップとほぼ同じ。やはりそうなった
アウトドアで利用するので、防水、出力5W、ラジオが聴ける、丈夫の条件で絞り込んでいくと、この機種にいき着くことになる。型が新しいので、色々な機能が充実しているようだが、なにがすごいのはよくわからない。今は局免がおりていないので、電波は出せない。受信のみでいろいろといじっている段階だ。

山岳写真大全

山岳大全シリーズ5「山岳写真大全」の見本が山と渓谷社から届いた。初版は12月25日なので、まだ書店には並んでいない。著者は山岳写真家の中西俊明さんだが、山行プランのところで少しお手伝いさせていただいた。
単行本だが、綺麗なカラー写真を多く使っているので、ハウツー本ではあるが、写真雑誌としても価値が高い。構成は、
・作例で理解!四季の山岳風景
・撮影の基本テクニック
・カメラとレンズの選び方
・デジタルカメラの使い方
・レタッチとプリントワーク
・山行プランニング
となっている。基本から応用まで紹介されているので、初心者には指南を経験者にはさらに上のレベルを目指すきっかけになる本だと思う。
中西俊明とは直接にはお会いしていないが、私と同じ、花の山旅、ヤマップ、分県登山ガイドなどのシリーズで著者でもある。とくに10年前に担当した「花の山旅」では、手本になったのが同じシリーズの中西さんの本で、撮影取材時に大きな刺激を与えてくれことを思い出した。その頃はフィルムの時代だったが、この本では、すべてがデジタルになっている。

今週末は

今週末は、三重県の山「改訂」2刷の校正作業と4級アマチュア無線技士国家試験の受験で山には行けず。改訂の作業は順調に進んでいるが、三重県南部の山が、今年の9月の台風がもとらした災害で、林道が寸断されていて、登山口までのアプローチができない山域がある。
携帯電話の普及でアマチュア無線人口は減少しているようだが、今年の震災を契機に取得する人が増えてきているようだ。という自分の取得の動機は、やはり山行に利用したいからだ。最近はバリエーション山行が増えてきており、当然事故のリスクは高くなる。携帯は圏外になることが多いが、無線なら大丈夫だ。今年は北穂東稜で南陵の滑落を目撃した。携帯電話で連絡しようと思ったが圏外だった。北穂小屋に駆け込んだ時には事故から2時間以上経過していた。いざとなればうまく利用できるかわからないが、山行の一つのオプションにはなるだろう。
試験会場は名古屋だったので、帰りに栄の石井スポーツに立ち寄り、akuの登山靴とマムートのパンツ、それからハーケン、チョークを購入した。登山靴だが、以前はシリオ一足ですべの山行をしていたが、最近は山行形態が多様になり、用途の応じて使い分けるようにしている。今回はアプローチ用ということで、初めてakuを購入した。意外とフィット感がいいようだ。ソールはちょっと堅めか?岩稜用に使っているガルモントは、ソールは柔らかくフリクションはいいが、へりが早そうだ。冬山用はケイランドを使っている。防寒がいいのでその分重くなる。ということで登山店に立ち寄ると、いろいろと欲しいものが出てくる。

屏風岩登攀記

取材で、鈴鹿市在住の石岡あずみさんを訪ねた。我が家から車で10分のところにお住まいだ。あずみさんは、「氷壁」のモデルとなった、ナイロンザイル事件の真実を追究した石岡繁雄氏の次女。氏は6年前に亡くなられ、貴重な資料を多数残された。あずみさんは現在、その資料の整理に追われていて、忙しい中、話を聴くことができた。

「とやま山歩記」さんのサイトをリンクしました

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「とやま山歩記」さんのサイトをリンクしました。
富山のIさんのサイトです。立山黒部アルペンルートにお勤めで、休日には寸暇を惜しんで山へ。ハイキング、バリエーション、クライミング、スキー、冬山などなんでもこなしています。2011年11月に前尾根にクライミングみえたときに初めてお会いしました。富山近辺の山情報が新鮮です。
http://www.fitweb.or.jp/~ike/
2011年11月5日 リンク完了

恒例の秋の鈴鹿幕営中止

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楽しみにしていた恒例の秋の鈴鹿幕営だったが、残念ながら天候不良のために中止した。午前中はHPのメンテナンスやら読書に時間を充てた。本は石岡繁雄の「屏風岩登攀記」で、屏風岩中央カンテ初登攀の記録である。穂高の屏風岩は横尾から涸沢に向かうとき、誰しもが必ず見上げる岩場で、景観としてみるか、登攀対象と見るかは、その人の自由だ。登攀対象として見えたときから、屏風岩が気になる存在となり、この書籍にたどり着いた。著者の石岡繁雄(1918-2006)さんは、私と同じ鈴鹿市にお住まいだった。井上靖の小説「氷壁」のモデルとなった、ナイロンザイル切断で弟を亡くし、事件の真実を追究した人である。前半は屏風岩登攀記で後半は自らが会長を務めた岩稜会の登攀記録であった。半世紀前、御在所岳藤内壁や穂高の岩場を舞台に夢を実現していった岩稜会の功績は輝かしい。
午後からは桑名のライフページに買い物に出かけた。ヘルメットと、ハーケン、帽子を買った。ヘルメットはサイズが少し小さかったので買い換え、ハーケン3枚補給した。

ホームページの編集

ホームページのメニュー項目を変更しました。
十数年、写真ハイクを中心のホームページ作成を行ってきましたが、最近は山行形態が多様になってきたために、メニュー項目にバリエーション、クライミングを新設し、以前からあった、山行記山別をハイキングとしました。未分類のものも含まれますが、順次整備していく予定です。

山と渓谷11月号

山と渓谷11月号の全国かくれ低山で、鬼が牙・臼杵岳を紹介しました。
これからの季節、高い山は雪に閉ざされ難易度が高くなってきます。
低山は、アプローチも良く、気楽に登れるので、それなりの楽しみ方が見つかると思います。
山の専門誌は、「山と渓谷」「岳人」を購読していますが、両誌とも11月号は、「地図読み」の特集が組まれていました。低山で地図を読みながら、ちょっとしたバリエーションを歩くのもおもしろいのでは。