記事一覧

lifepageからのリンク

桑名のアウトドアショップ「lifepage」からリンクをしていただきました。
これを契機にlife pageのブログにレポートのダイジェストを投稿することにしました。

ライフページ → http://lifepage.jp

カワセミとコサギ

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桜が見頃になってきたので、近所の小川へ散策に出かけた。
そろそろカワセミが出る季節でもあるので、川面を見ながら歩いて居ると、流れに沿って元気良く低空飛行するカワセミに出会えた。小川には小魚がたくさんいるのでそれを狙っているのだろうか。コサギも川面を覗き込んでいた。

シデコブシ

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田光のシデコブシが満開。今年は花付きが良く、県指定の自生地で見事に花を咲かせていました。自生地への立ち入りは禁止されていますが、観賞用の桟橋が作られていて、気軽に見ることができます。

山と渓谷 2013年4月号

山と渓谷2013年4月号
http://www.yamakei.co.jp/products/2812900936.html
特集「春の花咲く満足コース」で、鎌ヶ岳と伊吹北尾根を紹介しました。

八ヶ岳で事故

長野県の八ケ岳連峰横岳(二、八二九メートル)で二十四日午後、41歳女性が動けなくなり、同行していた登山仲間が救助要請した。二十五日午前、県の消防防災ヘリで収容されたが、死亡が確認された。死因は低体温症。
 茅野署によると、四人は二十三日に入山し、横岳へ向かって岩登り中、41歳女性が体調不良を訴えた。男性二人が付き添い、一人は近くの山小屋に救助を要請して再び現場に戻ったが、三人とも二十五日未明に山小屋に避難した。四人は同じ山岳会のメンバーで、現場付近は風が強かったという。

コメント

バリエーションルートとして知られている石尊稜のことだと思う。初級ルートで今年の冬のルート候補に挙げていたが、なぜ事故が起こったか原因がわからないと不安だ。体調不良で動けなくなったとあるが、登攀途中だろうか。登攀途中ならロープを使って降ろすレスキュー技術が必要だ。自分ならどうするか、今その手順が頭を巡っている。それとも稜線に出てからだろうか。いずれにしろ24日は今期の最大寒波襲来の日で、吹雪かれているので、おそらく気温はマイナス30度以下になっていたと思われる。登攀は結構な待ち時間があるので、身体の動きが止まると急速に冷えてきたのだろう。

2013年2月26日

テント泊の小物「テントシューズ」

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テント泊の小物「テントシューズ」
2013年2月21日
冬のテント泊で、あるとありがたい小物に「テントシューズ」がある。冬は家にいても足が冷えてくるので、テント泊ならずとも役に立つグッズだ。ましてや冬のテント泊の場合、靴を脱ぐと足から冷えてくる。すぐにシュラフに潜り込めばいいが、身体が自由にならなくなるので、食事の準備などちょっとした動きが出来ないばかりか、シュラフを広げてしまうとテント内が狭くなってしまう。先日の八ヶ岳行者小屋野営場は標高が2300m以上あり、夜になるとかなり冷え込む。温度計で測ったわけではないが、おそらくマイナス20度以下にはなっていたはずだ。予備の靴下を重ねて履き、なおかつカイロを足の裏に貼り付けて冷たかった。靴下の重ね履きも問題があって、足を圧迫して血流が悪くなるので暖まらない。そう考えるとテントシューズは冬の必需品だ。また、トイレなどでテントの外へ出る場合、靴に履き替えるのは億劫だ。そんな時はテントシューズで雪の上を歩ける。もちろん、湿った雪の時は駄目だが。
写真は重さが150gのプロモンテ。

御池岳ブナ権現冬期テント泊

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アルパイン志向が強くなるにつれて、すべての道具の軽量化に努めてきた。テントも例外ではない。登攀を主体に道具を整理していくと、テントのプライオリティーは下位になるため、どうしても居住性が犠牲になってくる。食事をして寝るだけなのでそれでもいいが、冬場なのテントで過ごす時間が長くなると、居住性が欲しくなってくる。そこで今回もしばらく使っていなかった2,3人用のテントを引っ張り出して2人で使った。このテントは一週間前に八ヶ岳の行者小屋野営場で使い快適だったからだ。八ヶ岳は内陸部の山で、夜は放射冷却でマイナス20度以下になってしまう。そうなるとフライシートのファスナーが凍結してしまい、本来なら冬用の外張りが必要なところだ。たしかにファスナーは凍結したが、なんとか使用できた。
そのテントを二人でつかったので、居住性が悪いはずがない。両端を寝床にして、真ん中の列はフリースペースだ。ザックを置いたり靴を置いたり、食事の準備をしたりと自由に使える。高さもあるので、状態をかがめなくてもよく、大柄な人ほどありがたさがわかる。テントの大きさと重さは比例するが、分担すればそれほど苦にならない。山行スタイルやパーティの人数により使い分けていきたい。

当サイトの2012年度アクセスランベスト10について

当サイトの2012年度アクセスランベスト10について
当サイトのアクセス数を調べてみた。レポートの第1号は1998年2月1日で,それから書き続けること15年でレポートの番号は710号となった。多いのか少ないのか,何を基準にすればいいのかわからないので,なんとも言えないが,年間40〜50回の山行を繰り返した結果の回数だと思う。平均的には年間50改善どの山行が続いたが,2012年度は,2月から4月にかけて御池岳の遭難捜索活動に従事した結果,65回と山幸回数が増えている。総カウント数は約4万カウントとなった。アクセスの多い順に見てい見ると,鈴鹿以外では,
1 北鎌尾根(北アルプス)2012年8月31日〜9月2日 No.690
2 前穂高岳北尾根(北アルプス)2012年7月24日25日No.682
3 奥穂高岳南稜(北アルプス)2012年7月15日16日No.681 1,777
7 大同心雲稜ルート@南八ヶ岳 2012年7月31日8月1日No.684
8 小同心クラック@八ヶ岳 2012年6月23日24日 No.678
がベストテン入りしている。いずれも登攀具を必要とするバリエーションルートで,事前の情報収集にネット検索が利用されているものと思われる。一方,鈴鹿関係では,
5 ゴロ谷の捜索@御池岳(鈴鹿) 2012年4月28日
6 タテ谷捜索@鈴北谷(鈴鹿)2012年3月3日 No.652
9 犬帰し谷@御池岳(鈴鹿)2012年2月19日 No.650
10 慰霊登山@御池岳(鈴鹿)2012年5月13日 No.670
がランクインしており,捜索関係のレポートがよく読まれていたようだ。

奧穂高岳南陵について

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昨年登ったバリエーションの中で、最も印象に残ったルートは、奧穂高岳南陵だ。「日本山岳大系」というガイド本と、ウェストンの「日本アルプス再訪」の「南陵」に関する記述を引用しながら、若干の感想を書いてみた。