クライミングレポート
 

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  ▲谷川岳(上州)  
 

 

谷川岳一の倉正面壁(群馬)2017年5月28日 No.1053
〜一の倉烏帽子岩南陵、撤退〜

一の倉沢出合(6:10)〜テールリッジ(6:50)〜奥壁基部(8:10)〜正面壁基部〜中央陵1ピッチ目〜懸垂下降〜テールリッジ〜一の倉沢出合(12:30)〜ロープウェイP(13:30)〜湯テルメ〜戸倉駐車場車泊(20:30)
【登山者】nagasima、隊長、うさぎ
二日目は奥壁南陵の予定だったが、朝の天気は良かったが、岩壁の基部へ行くと天候が悪化した。南陵は行列ができていて、凹角は濡れていて、2人パーティーが1ピッチで撤退してきた。この時点で南陵を断念し、もういちど中央陵を1ピッチ登ったが、これまた渋滞。ガスで壁が濡れてきて、足は滑るし手はかじかむし最悪のコンディションに1ピッチで撤退した。核心は濡れたテールリッジの下降。細心の注意で雪渓の降り立ちやれやれ。やはりアルパインは厳しい。

谷川岳一の倉正面壁(群馬)2017年5月27日 No.1052
〜一の倉正面壁中央陵の登攀〜

谷川岳ロープウェイP(6:50)〜マチガ沢(7:20)〜(7:45)一の倉沢出合、テント設営(8:15)〜テールリッジ(9:00)〜(9:50)中央陵基部(10:15)〜 懸垂下降開始(15:00)〜一の倉沢出合(19:15)
【登山者】nagasima、隊長、うさぎ
予報では晴れだったが、現地に入ってみるとすっきりとしない天気だった。一の倉沢出合いにテント設営後入山。昨年と違い、雪はたっぷりと谷を埋めていて、今回で6度目の谷川になったが、アプローチが最も楽だった。しかし、テールリッジは、昨夜からの雨で濡れていて登攀にストレスがたまった。テント設営後の出発だったので、我々のパーティーが最後尾となり、先行パーティがおそかったので、各ピッチの待ち時間を合計すると3時間になり、最後の2ピッチを残して懸垂下降なんとかヘッデンなしで19時30分にテントに戻った。前のパーティアは北陵下降だったがタイムアウトで山中ビバークとなり、翌朝降りてきた。午後から寒気が入ったようで、体が冷えて待ち時間の多い厳しい登攀になった。

 

一の倉沢衝立岩(谷川岳)2016年6月11日 NO.972 たくさん、むらかみさん、おおやさん、つじさん、隊長、うさぎ 〜衝立岩の人気ルート中央稜を攀じる〜

6月10日 鈴鹿(17:30)〜谷川岳ロープウェイ駅(1:00)
6月11日 谷川岳ロープウェイ駅(5:00) 〜一の倉沢出合(5:55)〜テールリッジ取付(7:10)〜中央稜基部(8:20)〜(8:45)中央稜登攀- 衝立の頭(13:20)〜(13:45)懸垂下降(16:00)〜(16:20)テールリッジの下降(17:30) 〜 雪渓、ひょうんぐりの滝通過〜一の倉沢出合(18:30)〜谷川岳ロープウェイ駅(19:30) 行動時間14時間30分
梅雨の入り、登攀日の天気予報に気をもまされたが、梅雨間の晴天を射貫くことができた。例年6月は谷川岳を計画に入れている。谷川岳は日本三大岩壁のひとつで、多くのクライマーを魅了してきた。北アルプスの穂高や剣に匹敵する規模の岩壁を擁するが、標高が2000mに満たないため、日帰りでの登攀を可能にしている。今回は人気ルートの衝立岩中央稜に取り付くことができた。登攀自体は易しいが、アルパインクライミングの総合力が求められ、フリーマルチとは一線を画している。

 

衝立岩ダイレクトカンテ@谷川岳(群馬)2104年6月15日 No.810 たくさん、ほんまさん、すえつぐさん、隊長、うさぎ 〜谷川を象徴する垂直の岩壁に挑戦〜

谷川岳慰霊碑下P(4:30)〜一の倉沢出合(5:35)〜テールリッジ取付(6:50)〜中央稜基部(8:15)〜(10:40)ダイレクトカンテ(14:00)〜懸垂〜テールリッジ末端(16:45)〜出合(17:20)〜指導センター(18:30)〜駐車場(18:45)


今回で谷川は4回目になる。一ノ倉沢では、南陵や中央稜が人気ルートだが、たくさのルート設定はいずれもそこを外している。南陵や中央稜は週末は混むし、いつでも行けるからだろう。それで今回は、「衝立岩ダイレクトカンテ」になった。書籍「アルパインクライミング」で見る限りグレード的には、4級A2で「短いながらも内容は充実」と紹介されている。・・・・

中央カンテ@烏帽子沢奧壁(谷川岳)2013年6月23日 No.742 〜梅雨の間隙をねらって一の倉沢へ出撃〜
たくさん、すえつぐさん、seitaroさん、とっちゃん、隊長、うさぎ

6月23日 烏帽子沢奥壁中央カンテ@谷川岳
谷川岳ロープウェイP(3:15)〜一の倉沢出合(4:15)〜テールリッジ末端(5:00)〜奥壁中央カンテ取付(6:40)〜登攀終了(13:20)〜中央稜懸垂下降〜中央稜取り付き(16:40)〜テールリッジ〜一の倉沢出合(19:10)〜土合(17:50)〜鈴鹿(6月24日1:30)


梅雨の間隙をねらって出撃。遠距離の遠征なので、二日目は比較的短いルートにしたかったが、初日の予定を二日目に変更してロングルートの中央カンテにアタック。登りが中央カンテ11ピッチ、下りは南陵を懸垂で下った。岩は濡れていて脆く、一の倉沢出合を出発して戻るまでの15時間は緊張が緩むことはなかった。これが谷川岳なのだろう。やはり充実感が違う。


烏帽子沢奥壁凹状岩壁@谷川岳(上州)2013年6月9日 No.739 たっくん、本間さん、james、とっちゃん、隊長、うさぎ 〜一の倉沢の岩壁は雪渓がつながらこの時期がチャンス〜

鈴鹿(6月8日18:00)〜(6月9日0:40)土合(4:30)〜一の倉沢出合(5:20)〜テールリッジ末端(6:00)〜奥壁取付(7:30)〜登攀終了(11:30)〜中央稜懸垂下降〜中央稜取り付き(15:00)〜テールリッジ〜一の倉沢出合(16:50)〜土合(17:50)〜鈴鹿(6月10日1:30)


二回目の谷川岳は烏帽子岩奥壁の凹状岩壁。人気があるのは南稜や中央稜だそうだが、週末のこの時期は混み合う。大物打者を前にして、あえて1球目は変化球から入った。当初は二日間を予定してメジャールートを2本登る予定だったが、突然の予定変更で1本に凝縮することになった。結果として最高の天候に恵まれ一の倉沢のデビュー戦を飾ることができた。


谷川岳幽の沢V字岩壁右ルート(上越) 2012年10月8日 No.696 はらっぱさんご夫婦、たっくん、とっちゃん、うさぎ、隊長
〜ロッククライミングのメッカ、日本三大岩場の谷川岳に挑戦〜
谷川岳ロープウェイ駐車場(4:00)〜幽の沢出出合(5:10)〜カールボーデン上部取付(8:40)〜V字岩壁右ルート取付(10:30)〜V字岩壁右ルート終了点(14:30)〜堅炭尾根(15:50)〜芝倉沢(17:30)〜芝倉沢出合(6:30)〜幽の沢出合〜谷川岳ロープウェイ車場(20:30)〜自宅(鈴鹿)(4:30)

幽の沢は「チャレンジ!アルパインクライミング」によると、「幽の沢は中級者向きのルートが多いが、V字状岩壁右ルートはやや草付は多いものの、快適なフェースクライミングが楽しめ、初心者を含むパーティーに人気が高い」と紹介されている。今回はタックンのお誘いで、谷川岳デビューとなった。谷川岳は、北アルプスの剣岳、穂高岳と肩を並べる日本三大岩壁だ。前者二つを比べると標高は低いが、岩場部分は300〜400mのスケールを持っている。岩壁までのアプローチは、一の倉沢、幽の沢だが、残雪期なら比較的短時間で岩壁に取り付けるが、今回の幽の沢は、濡れた岩に手こずり、入渓から取り付きまでに3時間30分を要した。しかし、本悪的なクライミングが楽しめる魅力的な山であることに変わりはない。人気が高いということは登山者も多いということで、それに比例して滑落、落石、雪崩による事故が多い山域で、かつては魔の山とも呼ばれ、これまでに700名以上の登山者やクライマーが命を落としている。谷川についての概略を記したが、いつかはやってみたい山であったが、自宅のある鈴鹿から登山口の群馬県土合までは500km以上あり、片道8時間かかることもあり、二の足を踏んでいた。今回、タックンのお誘いがあり、谷川岳のクライミングが実現することになった。

 

 
  ▲黒岩@榛名山(群馬)  
 

 

黒岩@榛名山(群馬県)2013年6月22日 No.741
〜谷川の天気が悪く、黒岩@榛名山でクライミング〜
たくさん、すえつぐさん、seitaroさん、とっちゃん、隊長、うさぎ

6月22日 榛名山黒岩でクライミング
鈴鹿(6月21日18:00)〜(6月22日1:00)谷川岳ローウェイP(6:30)〜榛名山黒岩〜谷川岳ロープウェイ(21:30
)
谷川のプランを雨で断念、急遽、黒岩@榛名山でのクライミングに変更。今週末は梅雨前線が南下しチャンスが到来したが、上空に寒気が入り谷川の天候が不安定になったので、無理をせずに行き先を変更した。初見の岩場で興味津々、メジャールートや人工登攀、挑戦的なルートなど、あっという間に一日が過ぎていった。
 
  ▲獅子岩@子持山(群馬)  
 

 

獅子岩@子持山(群馬)2016年6月12日 No.973 たくさん、むらかみさん、おおやさん、つじさん、隊長、うさぎ 〜獅子岩の直上ルートで獅子岩の頭へ〜

子持山登山口駐車場(6:55)〜獅子岩取り付き(7:40)〜直上ルート〜(8:05)獅子岩の頭(12:00)〜懸垂下降〜登山口(14:00)〜おおぎやラーメン〜道の駅でお風呂(16:00)〜春日井(21:30)〜鈴鹿(23:00)
遠征二日目は天気が下り坂になりそう。帰りの移動にかかる時間を確保するためにできれば早くあがりたいということもあり、アプローチが楽で、ピッチ数の少ない子持山獅子岩をやることにした。

 

獅子岩@子持山(群馬)2014年6月14日 No.809 たくさん、ほんまさん、すえつぐさん、隊長、うさぎ 〜遠征初日、谷川の天気が悪く、子持山に予定変更〜

土合駅前広場()〜子持山登山口()〜獅子岩取り付き(7:55)〜(10:15)山頂(14:00)〜登山口(15:50)〜中華料理むらた(17:30)〜湯テルメ谷川(7:30)〜谷川岳慰霊碑下P(8:30)
遠征初日、谷川の天気が悪く、子持山に流れた。2年前と同じパターンになり、混雑が予想されたが以外にも、クライマーは私たちのパーティーだけだった。子持山は群馬県のほぼ中央にある標高約1200mの山で、クライミングの対象になっているのは、山頂付近の獅子岩と呼ばれている岩壁。7ピッチのルートがあり、グレードは5.7程度だが、ロケーションがいいので人気があり、「日本マルチピッチ」にも紹介されている。

獅子岩@子持山(上州)2012年10月7日 No.695 はらっぱさんご夫婦、たっくん、とっちゃん、うさぎ、隊長
〜たっくんの案内で、子持山でクライミング。興味深いルートだった〜
子持山登山口駐車場(9:05)〜屏風岩(9:33)〜(10:40)子持山(17:00)〜登山口(17:30)

今回の山行は初日の10月6日を移動日に充て、二日目に時間のかかる谷川岳を登り、3日目を子持山にして、帰路に必要な時間を確保できるようタックンが計画してくれた。鈴鹿から谷川までは遠く、ほとんどが高速の乗り継ぎだ。東名阪、中央道、長野道、上信越道、関越道と乗り継ぎ水上ICで降り、予定通り行程を消化し、夕方には水上温泉の湯にゆったりとつかり、待ち合わせ場所になっている谷川岳ロープウェイ駐車場に車を入れた。屋内の駐車場で照明が明るいのが難点だが、トイレもあり冷え込みが少ないのが利点だ。タックくんは到着が深夜になるということで、早く休ませてもらった。はらっぱご夫婦はその間に到着していたようだ。

 

 

 
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