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■一の倉沢正面壁(谷川岳)

〜残雪に助けられアプローチは楽だったが〜
【日時】2017年5月27日
【メンバー】nagasima、 隊長、うさぎ
谷川岳ロープウェイP(6:50)〜マチガ沢(7:20)〜(7:45)一の倉沢出合、テント設営(8:15)〜テールリッジ(9:00)〜(9:50)中央陵基部(10:15)〜 懸垂下降開始(15:00)〜一の倉沢出合(19:15)
【天気】曇り時々晴れ後ガスと霧雨  【レポート番号】1052

 

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予報では晴れだったが、現地に入ってみるとすっきりとしない天気だった。一の倉沢出合いにテント設営後入山。昨年と違い、雪はたっぷりと谷を埋めていて、今回で6度目の谷川になったが、アプローチが最も楽だった。しかし、テールリッジは、昨夜からの雨で濡れていて登攀にストレスがたまった。テント設営後の出発だったので、我々のパーティーが最後尾となり、先行パーティがおそかったので、各ピッチの待ち時間を合計すると3時間になり、最後の2ピッチを残して懸垂下降なんとかヘッデンなしで19時30分にテントに戻った。前のパーティアは北陵下降だったがタイムアウトで山中ビバークとなり、翌朝降りてきた。午後から寒気が入ったようで、体が冷えて待ち時間の多い厳しい登攀になった。

一の倉沢出合いにテントを張る  何度も谷川には来ているが、二日続けて攻めるのは初めてだ。出合いにテントを設営すると二日目が楽になる。

       

       

        

昨年は雪が少なく、アプローチに四苦八苦したが今年はたっぷりと雪があり、難なくテールリッジに取るつけた。朝は青空が見えていたが、ガスが降りてきて岩壁が隠れだした。

        

      

         

予定通り、中央陵の基部に到着した。雪渓から見ると中央陵には何パーティーか入っているようだったが、基部には待ちパーティーはなかった。早速準備をして登攀開始。

カムは1セット持ってきているが、残置がおおいので、カムの出番はなしだったことを思い出した。

        

        



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