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●ショジョウバカマ ユリ科 ショウジョウバカマ属

●ショジョウバカマ ユリ科 ショウジョウバカマ属
LILIACEAE Heloniopsis Orientalis

分類
A 果実はさく果
 B 果皮は厚く、種子は果実内で成熟
  C 地下に根茎がある(対比 鱗茎)
   E 緑色植物で普通葉がある
    H やくは卵形または線形で2室
     I 花柱はわかれない

変種にシロバナショジョウバカマ、ツクシショウジョウバカマがある。

和名 猩々袴 花:猩々の赤い顔 葉:袴
山地の湿ったところに生える多年草

【葉】
根生葉は広がってロゼット状になる。老葉の先端から時には苗を出す特性がある。葉は倒皮針形で基部は次第に狭く、少し草質でなめらか。
【花】
春、新葉の出る前に花茎を直立させ、先端に総状に数個の花を横向きにつける。
花被片は淡紅色〜濃紅紫色で6個、広鐘状をして開く。おしべ6個で花被片より長い。やくは紅紫色
さく果は3つに深くくびれる。種子は線形で両端に糸状のものがつく。

●アカヤシオ ツツジ科

ファイル 26-1.jpgファイル 26-2.jpg

●アカヤシオ ツツジ科 アケボノツツジの変種
レッドデータブック三重県:順絶滅危惧(NT)既知の生育地点100以上
国内では、本州(福島以西)、四国、九州の冷温地
県内では、鈴鹿山脈の中南部、美杉村、紀北町、大台町

小形の落葉低木で山地に生え、高さ6mになり、多く枝分かれし小枝はやせて細長い。
【葉】
枝の先に5個輪生状につき、楕円形で長さ2.5〜4.5cm。幅1.7〜2.5cm。両端はとがり縁毛がある。葉柄にはひげ状の長い毛がある。

【花】
花は小枝の先に1個つき、やや下向きに葉の出る前に開き有柄で淡紫色。がくは小さく縁毛がある。花冠は鐘状で5裂し、径5cm。上面に黄色の斑点がある。おしべ10本、めしべ1本。
子房は無毛。
さく果は楕円形で熟すと5片にさける。