山別山行紀  八ヶ岳

 

 

 

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■八ヶ岳
八ヶ岳は本州の内陸部に位置し、八つの峰が連なる連峰で、盟主は標高が2899mの赤岳だ。アプローチが良く、高山ハイク、テント泊、クライミング、冬山の入門にはもってこいの山で、四季を通じて多くの登山者が訪れる。また高山植物も多く見られ、6月に咲くツクモグサは希少ば植物で、この花だけを目当てに訪れる登山者も多い。ここの収録したレポートも、ハイキング、テント泊、花見山行、クライミング、冬期登山といろいろで、これからも四季折々の関わり方を続けたい山域だ。

 
 

 

横岳(八ヶ岳)2019年6月1日2日 No.1223
〜小同心クラックを登り横岳へ〜

6月1日 鈴鹿4:30〜小淵沢8:53〜美濃戸9:50〜11:50赤岳鉱泉12:15〜大同心陵〜14:55小同心クラックの登攀16:55〜横岳17:11〜大同ルンゼ〜大同心陵18:06〜赤岳鉱泉18:45
6月2日 赤岳鉱泉6:30〜河原でコーヒータイム〜8:30美濃戸9:10〜道の駅〜ゆーとろん水神の湯〜レストランかぶとむし〜諏訪南〜川越〜鈴鹿17:00
残雪のアルプスかそれとも、残雪に見切りをつけ岩稜か、天候は日曜日に下り坂、営業している山小屋はどこ、さてどうする。どこも行かないという選択肢はなかったようだ。困ったときの八ヶ岳、ではないが、久しぶりにツクモグサを見ながら小同心クラックを登ることにした。二日目の天気が下り坂の予報だったので、日程的には窮屈な初日に登攀をすることにした。

 

阿弥陀岳(南八ヶ岳)2018年2月26日27日 No.1113
〜好天のチャンスで北陵を登る〜

2月26日 美濃戸(11:00)〜赤岳鉱泉(13:20)〜アイスでお遊び
2月27日 赤岳鉱泉(7:00)〜行者小屋〜阿弥陀岳北陵〜阿弥陀岳(10:20)〜中岳沢〜行者小屋(11:35)〜美濃戸(12:50
天候判断で流れた北陵をリベンジした。2月だから、かろうじて厳冬期だが、春山を思わせる穏やかな天気に恵まれ、北陵を満喫できた。休日で貸し切りを狙ったが、なんと、5パーティーが団子状態になった。幸いにも他がガイドパーティーだったので、スムーズに登れたのはよかった。

赤岳(南八ヶ岳)2018年2月20日21日 No.1111
〜恒例の冬の赤岳、冬季営業最終日の天望荘泊で〜

2月17日 赤岳山荘P(9:30)〜南沢〜(12:15)行者小屋(13:00)〜文三郎尾根〜赤岳(15:10)〜天望荘(15:40)
2月18日 天望荘(7:00)〜地蔵尾根〜行者小屋〜赤岳山荘(9:30)
恒例の冬の八ヶ岳だが、日程と天候が合わずこの時期になってしまった。天望荘は冬季営業の最終日にまにあった。初日は天候にも恵まれ、南八ヶ岳の素晴らしい冬景色を堪能できた。二日目の天気は下り坂で朝から曇り空だったので、硫黄までの縦走は取りやめ、のんびりと下山した。

 

大同心雲稜ルート(南八ヶ岳)2014年7月21日No817 sskさん、隊長、うさぎ
〜今回は日帰りでのアタック、充実した山行となった〜

7月20日(日) 鈴鹿(18:20)〜四日市(19:00)〜美濃戸口〜美濃戸(22:30)
7月21日(月) 美濃戸(4:40)〜赤岳鉱泉(7:05)〜(8:40)大同心基部(9:20)〜大同心の頭(13:20)〜大同心ルンゼ〜大同心基部(14:00)〜赤岳鉱泉(15:10)〜美濃戸(17:00)

ぽっかりと空いた一日、天気も良さそうだ。暑い時期なので、標高のある場所でのクライミングを八ヶ岳に求めた。大同心正面壁雲稜ルートは岩壁に規模として少し物足りないが、夏場のフリーとしては面白いルートで、高度感のあるロケーションは秀逸。またこの時期は、花見も楽しみの一つだ。

赤岳(八ヶ岳)2013年1月6日7日 No.710 隊長、うさぎ
〜冬山を楽しみに、八ヶ岳へ〜
1月6日 美濃戸口(11:14)〜美濃戸(12:15)〜赤岳鉱泉(14:40)
1月7日 赤岳鉱泉(6:00)〜行者小屋(6:40)〜地蔵尾根〜赤岳肩の小屋(8:50)〜(9:40)赤岳2899m(10:00)〜文三郎尾根〜(11:05)行者小屋(11:30)〜美濃戸(13:15)〜美濃戸口(14:00)

年末から寒波が入り、日本海側はかなりの積雪があるようだ。日本海側の影響を受けやすい北アルプスは積雪が多い、劔岳で小窓尾根で雪崩による遭難が発生しているようだ。冬のアルプスは厳しく、寒波が入ると停滞を余儀なくされることもあり、雪崩による突発的な遭難も発生する。難易度が高くなるほど登山の魅力も大きくなり、毎年、年末年始の休暇を利用していくつかのパーティーが入山する。中部山岳を中心に遭難の報道がなされるのもこの時期で、今年も、北アルプスでは剱岳・西穂高岳・明神岳、南アルプスでは仙丈ケ岳で遭難事故が発生している。吹雪による行動不能、雪崩が事故の要因になっている。事故ばかりが目にとまり、冬山は厳しいところだという印象を受けるが、天候を選び、万全の備えで臨めば、冬山の素晴らしい風景に感動できるのは確かだ。

 

阿弥陀岳北陵@八ヶ岳2013年2月9日10日 No.714 じんじんさん、隊長、うさぎ
〜八ヶ岳の冬期バリエーションを楽しむ〜

【2月9日】 美濃戸口(11:13)〜美濃戸(12:45)〜南沢〜行者小屋野営場(16:20)
【2月10日】 行者小屋野営場(6:40)〜阿弥陀岳北陵〜ジャンクションピーク(7:50)〜(8:50)第1岩峰(9:30)〜第2岩峰(10:20)〜阿弥陀岳(11:10)〜中岳(12:30)〜文三郎尾根分岐(13:00)〜(14:05)行者小屋野営場(14:50)〜美濃戸(17:00)〜美濃戸口(17:50) 

阿弥陀岳北陵は短く手頃なバリエーション入門ルートとして知られている。日本海側は冬型が続いていて積雪も多いが、内陸部の八ヶ岳は冬でも晴天になる確率が高い。2月の3連休は狙い目で、今回の初日の9日の美濃戸の駐車場は混雑し、行者小屋の野営場も賑わった。バリエーションの入門とはいっても、テント泊冬装備にロープや登攀具を詰め込んだザックは肩に食い込み、雪壁や岩稜登攀などの総合力が試される二日間となった。

大同心雲稜ルート@南八ヶ岳 2012年7月31日8月1日No.684 たっくん、こばちゃん、とっちゃん、隊長、うさぎ
〜懸案だった大同心雲稜ルートに挑戦、すばらしいパートナーと天候に恵まれ、すばらしいクライミングとなった〜
7月31日 美濃戸(9:30)〜赤岳鉱泉(11:30)〜レスキュー講習会
8月 1日 赤岳鉱泉(5:50)〜大同心基部(7:15)〜1ピッチ目(8:00)〜大同心の頭(12:00)〜大同心基部(14:00)〜(14:40)赤岳鉱泉(15:40)〜美濃戸(17:10)

昨年、小同心クラックの登ったとき、今度は大同心に登りたいなという思いが強くなった。今年の6月に再び、小同心クラックに登る機会があり、その時、お会いしたタックンは、錫杖岳左方カンテのクライミングDVDにキャストとして出演していた人だった。我々は3人パーティーで、後続がタックンご夫婦だった。横岳でうさぎと意気投合し、大同心の雲稜ルートの情報が得られた。後日、一緒に行きましょうと提案すると快諾していただき、今回のクライミングが実現した。

稲子岳南壁左方カンテ@八ヶ岳連峰 2011年9月19日 No.625 隊長、うさぎ
〜ミニアルパインを目当てに八ヶ岳連峰の稲子岳へ〜
9月18日 鈴鹿(15:30)〜稲子湯の林道ゲート前の駐車地(20:45)
9月19日 林道ゲート前の駐車地(5:20)〜しらびそ小屋、(6:45)みどり池(7:00)〜稲子岳南壁左方カンテ分岐(7:20) 〜(8:10)左方カンテ取り付き(8:40)〜(10:30)稲子岳(11:00)〜(11:55)みどり池(12:05)〜林道ゲート前の駐車地(13:00)〜八峰の湯で入浴の食事〜中央高速渋滞〜鈴鹿の自宅(19:45)

稲子岳南壁左方カンテは以前から気になっていたミニアルパインコース。ネットを検索するいくつかのレポートがヒットし、それほどマイナーでもなさそうだ。日程的にはアプローチも含めると1日半の山行となり、ちょうど都合が良くこの中途半端な時間が確保でき、天候にも恵まれたので行ってみることにした。

小同心クラック@八ヶ岳 2011年9月10日11日 No.624 隊長、うさぎ
〜初級ルートだが、天に昇るような登攀は痛快〜
9月10日 自宅@鈴鹿(11:20)〜美濃戸(15:10)〜赤岳鉱泉野営場(17:20)
9月11日 赤岳鉱泉野営場(5:20)〜大同心稜〜大同心基部(6:20)〜大同心沢トラバース〜小同心クラック取付(7:00)〜小同心の頭(8:20)〜(8:50)横岳2825m山頂(9:20)〜地蔵の頭(10:10)〜地蔵尾根〜(10:35)行者小屋(10:45)〜(11:10)赤岳鉱泉(11:30)〜美濃戸(12:50)〜自宅@鈴鹿(17:00)

日帰りでも十分やれるコースだが、小同心を時間を気にせず気持ちよく登るために二日とした。二日といっても初日は、赤岳鉱泉までの移動に充てただけだが、初日に3時間を消化しておくと行程にゆとりが生まれてくる。さて小同心クラックだが、「チャレンジ!アルパインクライミング」で紹介されているルートで、ネットで検索するといくつかのレポートが見つかる。グレードがW程度の3ピッチほどの初級ルートだが、そそり立つ岩峰を点に向かって登るのは豪快だ。

小同心クラック@八ヶ岳 2012年6月23日24日 No.678 とっちゃん、隊長、うさぎ
〜花とクライミングの二兎を追う欲張りな山行〜
1日目 自宅(鈴鹿)〜とっちゃんピックアップ〜美農戸口(15:18)〜美農戸(16:25)〜赤岳鉱泉(18:35)
2日目 赤岳鉱泉(5:00)〜(6:40)小同心取付(8:40)〜(8:35)1ピッチ目(9:25途中で待ち時間15分)〜2ピッチ目(9:50)〜3ピッチ目(10:10)〜花の撮影〜横岳西面斜面〜横岳(11:05)〜大同心ルンゼ〜大同心基部(12:10)〜(13:20)赤岳鉱泉(14:10)〜(15:25)美農戸(15:40)〜美農戸口(16:20)〜自宅鈴鹿(21:00)

花とクライミングの二兎を得るべく、小同心クラックへ向かった。花はこの時期、希少種のツクモグサが見ごろを迎えている。また、他の高山植物も、北アルプスの峰々と比較して標高の低い八ヶ岳では、一足早く花を咲かせる。夏の花の先陣を切るツクモグサ、ウルップソウ、キバナシャクナゲは見ごたえがあり特に、八ヶ岳のツクモグサは希少な植物で、この花を目当ての登山者が多い。

硫黄岳、横岳(南八ヶ岳)2007年6月23日 No.413 隊長、うさぎ
〜梅雨の晴れ間に、ツクモグサが輝く〜
自宅(20:30)〜東名阪四日市東IC〜名古屋高速〜名神〜中央高速〜諏訪IC〜(1:00)桜平1889m(5:15)〜夏沢鉱泉2057m(5:35)〜オーレン小屋2318m(6:25)〜夏沢峠2424m(6:50)〜硫黄岳2760m(8:00)〜硫黄山荘2652m(8:30)〜(10:00)横岳2825m(10:50)〜(12:00)硫黄岳(12:20)〜赤岩の頭2656m(12:35)〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜(14:40)桜平(15:05)〜諏訪IC〜湾岸川越IC〜自宅(19:55) 歩行距離13km、累積標高差+1200m *撮影と休憩時間を含みます

硫黄岳、横岳(八ヶ岳) 2008年6月14日 No.452 じんじんさん、りんちゃん、隊長
桜平(5:30)〜夏沢鉱泉()〜オーレン小屋()〜夏沢峠〜硫黄岳()〜硫黄岳山荘()〜硫黄岳()〜昼食〜硫黄岳()〜赤岩の頭()〜オーレン小屋()〜夏沢鉱泉()〜桜平(15:30)
歩行距離13km、累積標高差+1200m *撮影と休憩時間を含みます

編笠山、権現岳(八ヶ岳)2006年11月25日、26日 No.388 隊長、うさぎ
○11月25日(土)
自宅(4:30)〜観音平(7:54)〜雲海展望台(8:48)〜(9:40)押手川分岐(9:50)〜(11:10)編笠山2524m(11:30)〜(12:10)青年小屋野営場(14:30)〜権現岳の途中(15:20)〜野営場(16:00)
○11月26日(日)
青年小屋野営場(5:45)〜(7:05)権現岳ギボシ(7:25)〜(8:40)青年小屋野営場(9:20)〜(10:20)押手川分岐(11:00)〜雲海展望台〜富士見台展望台(11:40)〜(12:05)観音平(12:30)〜自宅(15:50)

硫黄岳2760m、横岳2825m(八ヶ岳)2006年6月24日 No.371 隊長
自宅(21:20)〜東名阪四日市東IC〜名古屋高速〜名神〜中央高速〜諏訪IC〜(1:25)桜平1889m(5:45)〜夏沢鉱泉2057m〜オーレン小屋2318m(6:43)〜夏沢峠2424m(7:05)〜硫黄岳2760m(7:50)〜硫黄山荘2652m(8:45)〜(10:00)横岳2825m(10:50)〜(12:00)硫黄岳(12:15)〜赤岩の頭2656m(12:38)〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜(14:25)桜平(14:50)〜諏訪IC〜湾岸川越IC〜自宅(19:10) 歩行距離13km、累積標高1200m *撮影と休憩時間を含みますはオンリーワンの存在だ。

硫黄岳、横岳(八ヶ岳)2005年6月12日 No.329 
桜平(5:45)〜夏沢鉱泉〜オーレン小屋(6:51)〜夏沢峠(7:12)〜硫黄岳(8:10)〜硫黄山荘(8:45)〜ツックモグサ自生地(9:30)〜横岳(9:52)〜硫黄岳(11:27)〜赤岩の頭(12:34)〜オーレン小屋(13:13)〜夏沢鉱泉〜桜平(14:30)

硫黄岳、横岳(南八ヶ岳)2005年6月26日 No.332
(26日1:00)桜平(5:45)〜夏沢鉱泉〜オーレン小屋〜夏沢峠〜硫黄岳〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜桜平(15:30)〜鈴鹿(19:10)

赤岳、阿弥陀岳(八ヶ岳)2001年9月23日、24日 No.128
第1日目 自宅(7:00)−美農戸口−美農戸−行者小屋(16:00テント泊)
第2日目 行者小屋(6:00)−地蔵ノ頭−赤岳−中岳−阿弥陀岳−行者小屋
     美農戸−美農戸口(15:40)−自宅(20:30)
ライフスタイルといった方がいいようだ。

 
  霧ヶ峰   
 

 

霧ヶ峰八島ケ原湿原 2005年6月25日 No.331

 

 

 
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