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GWの北アルプスは冬山

GWの初日に白馬岳の大雪渓で雪崩に巻き込まれる事故があったようだ。雪崩の規模は長さ八百メートル、幅二百メートル。標高2000m付近で発生。私も涸沢か白馬を考えていたのだが、天候が不安定だったことと、2日しか都合がつかなかったので今回は見送った経緯がある。やはりこの時期の北アルプスは要注意だ。

御池岳奥の平紀行アップ

2週連続の御池山行だったけど、全く気象条件が違い、メンバーも違ったので、レポートもひと味違うものになった。吹雪の御池岳はスリリングでいいが、ホワイトアウトになればまったく絵にならない。今回は天気良すぎで樹氷はなかったが、一輪お花を付け加えることで、初秋を感じさせる穏やかなレポートに仕上がった。しかし、撮影に関してはまだまだ反省点が多く、構図や露出など課題を多く持ち帰ったが、来年になれば課題も忘れまた、同じことを繰り返していることだろう。

今回初めて、ピッケルさんがメンバーに入ってもらえた。鈴鹿幕営のメンバーも時とともに変わっている。もともと会則もなにもないグループだから出入り自由だが。新しいメンバーが加わると活性化するから、喜ばしいことだ。それで、リンクのページも更新し、ピッケルさんの「ピッケルくんのアウトドアライフ」を追加した。

坂本谷でフクジュソウが咲き出した。山麓では節分草が見頃だ。いよいよ今年も春のシーズン到来だ。花を追いかけているうちにどんどん標高が上がり、気がつけば白馬当たりを歩いていることだろう。

週明けにいろいろ

山と渓谷4月号の原稿ができたので先週末に送付した。長文を書くのは苦手ではないが、500字のエッセイは難しい。力が入るとますますかけなくなる。自分の背丈で自然に書けばいいのだが。

御池のレポートができたのでアップした。青空のテーブルランドを夢見たが、幻想に終わった。テント泊だからそれなりの絵がほしいが、追いかければ逃げていくのが御池岳だ。意地になれば益々逃げていきそうだが、とりあえず今季、もう一度リベンジしたいとみんなに呼びかけた。こんな身勝手な隊長につきあってくれる友が居るのはありがたい。

レポートが完成しアップして、アクセス履歴を見たところ600カウントを越えていた。多の山であれば、この時期はせいぜい300カウント止まりなのに、恐るべし、御池岳。やはり冬の鈴鹿の人気スポットだ。

さて今期購入したケイランドの冬靴だが、今回が2回目の山行となり、少しなじんできた感がある。非常に暖かく、フィット感は抜群だ。徐々に調教していきたい。

大荒れの週末になりそうだ

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冬の御池岳、テント泊での山行を2月12,13日に計画していたが、山間部ので積雪が激しくなりそうだし、低気圧通過後の冬型気圧配置による強風が予想されるために、中止を決定した。今回が予備日だったので、次をどうしようか。

地域の遠足の下見で大蛇峰に登る

コース選定を迷っていたが、やはり、大蛇峰から烏帽子岩を周回することにした。
登山道ではないが、飛鳥町相ケ谷から入山し、大蛇峰、烏帽子岩を経由して、佐田坂の舟石バス停に降りる予定だ。
予算的にバスでの移送がネックになるし、問題は子供から老人まで、参加者の層が広いこと。脱落者ができたときの対応、怪我をしたときの対応、危険箇所の通過、スタッフのスキルアップ、レスキューのやり方など、課題は多いが、是非とも地元に人に歩いてもらいたいコースだ。
今日は天気が良く、雪化粧をした大峰山系の釈迦ヶ岳がはっきりと見えた。
もちろん、眼下には、七里御浜や、新鹿の海岸が一望できた。ロケーション抜群の山である。

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鎌尾根で出会った仲のいいペアからメールをいただく

鎌尾根で出会った仲のいい若いペアから本日、メールをいただきました。
読者からいただくメールは、嬉しいものです。
主観的に書き綴った山行記につきあっていただいたことに、ひたすら感謝です。
お二人ともすごいパワーでした。特に彼女の方は、終始先頭をラッセルしてくれました。それに、確かな装備と確かな技術をお持ちで、痩せ尾根の弱点を突いたルートファインディングは安心してみていられました。
それにもまして、仲の良さは、微笑ましいかぎりです。
愛は力なり!

山と渓谷2011年2月号

山と渓谷2011年2月号に高見山と多度山の記事を書いた。

「百年前の山を旅する」という本

「百年前の山を旅する」という本を買った。山のガイド本はあまり買わないが、書名がおもしろかったので衝動的に買った。著者は雑誌「岳人」の編集員で、自称サバイバル登山家の服部文祥氏。目次をみると、「百年前の装備で山に入る」「ウエストンの初登攀をたどる」「黒部奥山廻りの失われた道」「火を持ち歩くということ」など、興味ある目次が並んでいた。テーマを持ち山と対峙すると、今まで気づかなかったことや、山道具の重要性、自然の厳しさなど、深まりのある山旅ができるだろう。
自分に置き換えてみると、ホームグランドは鈴鹿の山で、日常的に山に登っていると、何度も同じ山に登ることになる。御在所岳や藤原岳は数え切れないほど登っているが、それでも、季節を変え狙いを変えて登ると、小さいながらもテーマを持って登ることができる。おしゃべりをしながら楽しく、決まった登山道をトレースするのもいいが、すべての山域のトレースが終わってしまえば、山旅も終わりになるような気がする。
人生の中で大切な時間を割いて山に登るのだから、しっかりと自然と対峙し、深まりのある山旅を続けていきたいと思う。

保色山

12月27日に保色山に登った。一般的に登られている登山道は、大股隧道から往復するルートだが、数年前に作業道が山頂直下まで整備されたようだ。今回は、トチノキ峠からこの作業道を使い登った。登ったというより、車が走れる作業道をハイキングした。作業道はトチノキ峠から尾根筋に付けられていて、展望が良く、ヒメシャラ、ブナ、モミ、ツガ、トガサワラなどの天然木が多く残されていた。展望もいいし、以前からの登山道を利用するよりも、この作業道を歩いた方がいいのではないかと思った。

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ルート図を見る!

舟石@熊野

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毎日通勤で前を通っているが、気がつかなかった。
これはいい練習場になりそうだ。