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三重県の山「改訂」の2刷校正終了

三重県の山「改訂」の2刷の校正が終了したので編集者に送付した。
今回は誤植等の校正と、若干だが見出しの写真の差し替えた。
課題になったのは、南部の山のアプローチだ。南部の山は、山深いところが多く、アプローチで林道に頼らざるを得ない。9月2日の台風12号で三重県南部は甚大な被害を出した。林道が被害を受け、復旧の目処は立っていないところがある。これについては欄外の注釈で対応した。
本書がカバーする鈴鹿や台高の山々は、全国区のアルプスほどの人気はないが、地道に歩かれている山は多い。先日も台高でこのガイドを利用しているグループに出会った。
それぞれの山の魅力や、正確な情報を継続して提供したいものだ。

ハンディ無線機(FMトランシーバ)VX-8D

試験に合格し、現在、従事者免許は申請中。
ハンディ無線機を購入するのも初めてなので、ネットで調べたり、購入経験者「のりやくんhttp://www.suzukanoyama.net/」に使い勝手や性能を聞いたり、いろいろと悩んでいたが、数値だけでは判断しかねていた。それで今日、とにかく現物を見てみようと四日市の電化パーツhttp://www.denka-p.co.jp/に出かけてみた。現物を見て色々と話しを聞いてみるとやはりよくわかる。のりやくんおすすめの「VX-8D」(ハンディー機最高峰といってもいいでしょう)に決定。値段もネットショップとほぼ同じ。やはりそうなった
アウトドアで利用するので、防水、出力5W、ラジオが聴ける、丈夫の条件で絞り込んでいくと、この機種にいき着くことになる。型が新しいので、色々な機能が充実しているようだが、なにがすごいのはよくわからない。今は局免がおりていないので、電波は出せない。受信のみでいろいろといじっている段階だ。

山岳写真大全

山岳大全シリーズ5「山岳写真大全」の見本が山と渓谷社から届いた。初版は12月25日なので、まだ書店には並んでいない。著者は山岳写真家の中西俊明さんだが、山行プランのところで少しお手伝いさせていただいた。
単行本だが、綺麗なカラー写真を多く使っているので、ハウツー本ではあるが、写真雑誌としても価値が高い。構成は、
・作例で理解!四季の山岳風景
・撮影の基本テクニック
・カメラとレンズの選び方
・デジタルカメラの使い方
・レタッチとプリントワーク
・山行プランニング
となっている。基本から応用まで紹介されているので、初心者には指南を経験者にはさらに上のレベルを目指すきっかけになる本だと思う。
中西俊明とは直接にはお会いしていないが、私と同じ、花の山旅、ヤマップ、分県登山ガイドなどのシリーズで著者でもある。とくに10年前に担当した「花の山旅」では、手本になったのが同じシリーズの中西さんの本で、撮影取材時に大きな刺激を与えてくれことを思い出した。その頃はフィルムの時代だったが、この本では、すべてがデジタルになっている。