記事一覧

●ミヤマカタバミ カタバミ科 カタバミ属

ファイル 16-1.jpgファイル 16-2.jpgファイル 16-3.jpg

●ミヤマカタバミ カタバミ科 カタバミ属(griffithii Dxalis)
深山傍食
【生育地】
山地の林内に生える多年草。
【根茎】
地中を斜めに下り、表面には古い葉の葉柄の基部が多数残り、重なり合った突起となる。
【葉】
花全部根生し、長い葉柄がある。3小葉からなる。小葉は倒心形。先端はへこみ両側の片は先端が丸みを帯びている。葉にも葉柄にもかすかな毛がある。
【花】
春に葉の間から7センチくらいの花柄を出し、花柄の上部には小さな包葉が2個ある。柄の先に1個の花をつける。ガク片5個、花弁5個、白色で時々淡紫色の線があry。花弁は長楕円形、長さ1〜1.5センチ。おしべは長短10本、めしべは1本で子房には花柱が5本ある。さく果で、熟すと種子をはじく。

*変種にコミヤマカタバミがある。深山のシラビソなどの針葉樹林の木陰に多く見られる。