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2007年10月13、14日 加賀白山

 

加賀白山(平瀬道)2007年10月13、14日 No.425 じんじんさん、ふーみん、隊長、うさぎ 〜恒例の白山山行、平瀬道の紅葉は遅れ気味だが、室堂周辺は見頃〜
10月12日 自宅(22:00)〜四日市東IC〜名古屋高速〜名神〜東海北陸道〜荘川IC〜平瀬道登山口(1:05)
10月13日 平瀬道登山口(6:13)〜大倉山(8:55)〜(11:30)室堂(12:20)〜(12:50)御前峰(13:05)〜御池めぐり〜室堂(2:30)〜トンビ岩コース〜南竜ケ馬場テントサイト(16:00)
10月14日 南竜ケ馬場テントサイト(6:20)〜エコーライン〜(7:45)室堂〜周辺の紅葉狩り&その他〜室堂(8:45)〜昼食〜大倉山(10:40)〜平瀬道登山口(12:05)〜露天風呂〜自宅(16:05) *コースタイムは、撮影と小休止等を含みます

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 ハイマツの周辺には、赤く色づいたクロマメノキ(黒豆の木)(ツツジ科スノキ属)が目立つ。夏場はハイ松の緑に溶け込んで目立たない存在だが、この時期になるとハイマツ帯の紅葉の主役を担うことになる。日本に自生するブルーベリーの一つがこのクロマメノキだ。(ブルーベリーは、同じくツツジ科スノキ属に分類される北米原産の低木性果樹です)クロマメノキは亜高山から高山にかけての砂礫地で見られ、火山性の山に多い傾向がある。まさしく白山はこの条件に合致している。ツツジ科の落葉低木で白い小さな花をつけ、大豆ほどの大きさの黒紫色の実をつける。アサマブドウの別名があるが、豆でもないしブドウの仲間でもなく、ブルーベリーの仲間だ。常緑のツガザクラとともに生えるので、紅葉した葉が余計に目立つ。

 
御前峰                黒豆の木を観察する


クロマメノキ

 このあたりの平坦地は、火山により噴出した溶岩大地になっていて、「賽の河原」と呼ばれているところだ。クロマメノキやナナカマドの赤色、ハイマツやツガザクラの緑色、枯れ草の白色、空の青色など、油絵の世界が広がっている。室堂は直ぐそこだが、時間がたつのも忘れて景色に見入っていた。

 


賽の河原のナナカマドの紅葉


ハイマツの緑と黒豆に木の赤のコントラストがいい


クロマメノキの紅葉と別山


室堂の小屋

 

室堂の山小屋に夏の賑わいはない。小屋閉めは明後日の15日なので、小屋の中は後片付けが始まっていた。丁度お昼の時間になってきたので、風を避けて小屋の裏手で食事をとる。午後は南竜に降りてから、別山あたりの散策を予定していたが、天気が回復してきたので今日中に、山頂と御池巡りをすることにする。お池めぐりのコースは、室堂−御前峰−血の池−室堂 4.0 km 1時間50分の行程になる。ザックを小屋にデポしてまずは、御前峰を目指して登る。肩の荷が軽くなったので快調に登り、30分で山頂に立つ。


山頂の社


山頂から室生を俯瞰する


剣が峰と大汝峰 紺屋が池

 
主峰の御前峰にて

 

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2007年10月14日 Copyright (C) 2007 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home