2007年10月13、14日 加賀白山 |
■加賀白山(平瀬道)2007年10月13、14日 No.425 じんじんさん、ふーみん、隊長、うさぎ 〜恒例の白山山行、平瀬道の紅葉は遅れ気味だが、室堂周辺は見頃〜 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | 16part1 | 16part2 | 16part3 | 17part1 | 17part3 | ハイマツの周辺には、赤く色づいたクロマメノキ(黒豆の木)(ツツジ科スノキ属)が目立つ。夏場はハイ松の緑に溶け込んで目立たない存在だが、この時期になるとハイマツ帯の紅葉の主役を担うことになる。日本に自生するブルーベリーの一つがこのクロマメノキだ。(ブルーベリーは、同じくツツジ科スノキ属に分類される北米原産の低木性果樹です)クロマメノキは亜高山から高山にかけての砂礫地で見られ、火山性の山に多い傾向がある。まさしく白山はこの条件に合致している。ツツジ科の落葉低木で白い小さな花をつけ、大豆ほどの大きさの黒紫色の実をつける。アサマブドウの別名があるが、豆でもないしブドウの仲間でもなく、ブルーベリーの仲間だ。常緑のツガザクラとともに生えるので、紅葉した葉が余計に目立つ。 このあたりの平坦地は、火山により噴出した溶岩大地になっていて、「賽の河原」と呼ばれているところだ。クロマメノキやナナカマドの赤色、ハイマツやツガザクラの緑色、枯れ草の白色、空の青色など、油絵の世界が広がっている。室堂は直ぐそこだが、時間がたつのも忘れて景色に見入っていた。
室堂の山小屋に夏の賑わいはない。小屋閉めは明後日の15日なので、小屋の中は後片付けが始まっていた。丁度お昼の時間になってきたので、風を避けて小屋の裏手で食事をとる。午後は南竜に降りてから、別山あたりの散策を予定していたが、天気が回復してきたので今日中に、山頂と御池巡りをすることにする。お池めぐりのコースは、室堂−御前峰−血の池−室堂 4.0 km 1時間50分の行程になる。ザックを小屋にデポしてまずは、御前峰を目指して登る。肩の荷が軽くなったので快調に登り、30分で山頂に立つ。
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