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東陵の登攀　登攀らしい区間はゴジラの背付近だが、ルートさえ間違えなければフリーでも問題はない。パートナーの技量を見て判断した。

懸垂地点もクライムダウンはできるが、リスクを避けるために懸垂した。懸垂後展望を楽しみながら大休止。二日目の行程は奥穂高山荘までなのでしっかりと時間にゆとりがあった。

北穗高小屋　11時前に北穗高小屋に到着した。到着するとお昼メニューが丁度始まったので、悩んだ末にミートスパを注文した。スープ付きで、大変美味しく、テラスのテーブルで槍ヶ岳や北アルプスの山岳風景を見ながらのいただくパスタは格別だった。

槍ヶ岳

手作りミートパスタは美味しかった

手前は東陵、横尾尾根の向こうが常念岳

北穂～奥穂　滝谷ドームの登攀で北穂は何度か来ているが、涸沢岳までの縦走は久しい。記録を見ると直近は12年前だった。確か雨の中でガスで視界がなく、記憶に残っていたのは、最低コルにある金属板の標識だった。今回は晴天に恵まれ、展望を楽しいながら岩稜が歩けた。

　前穂北尾根と前穂から吊り尾根

　
左：最低コル　　　右：涸沢

　
涸沢岳にて

涸沢たけで長居をしたが、山荘に降りるとまだ15時だった。昨日は終日雨だったので、登山者は少なかった。テラスでワインを飲みながら3000mの展望を楽しんだ。夕食はなかなか美味しかった。

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　OLYMPUS　E-M5 Lumix 12-60mm