白馬 2002.08,03,04 No.168

 

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白馬 2002.8.03-04 No.168 rinさん、うさぎ、隊長

8月2日(金)ページ3

 雪渓が終わり、葱平に上がる。少し手前では、皆さんがアイゼンをはずしているので、渋滞気味である。大休止したくなるほど天気と景色がよかったが、ゆっくりと休むスペースがない。ここまでは快調に足が動いてくれたが、小休止が終わるとどうも足の具合がおかしい。歩行時間、標高差を考えても決してオーバーワークではない。やはり日頃のストレスと睡眠不足が不調の原因だろう。歩き始めるとすぐに足の筋肉がつりだした。過去の経験から、こうなると時間をかけない限り回復は見込めない。スタミナもたくさん残っているが、足が痛くて上がらなくなってきた。残りの標高差は500mある。登りたくても足が上がらないのが歯がゆい。回復するまで休むスペースもないので、超スローペースでだましだまし上がることにする。rinさんにカメラバックをもってもらう。

 超スローペースで登るにつれて、徐々に足の筋肉が暖まってきた。本日の行程は山頂までだらから焦ることはない。


ハクサンフウロ

 避難小屋を過ぎたあたりから花が多くなってきた。ハクサンフウロ、オタカラコク、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、イブキジャコウソウ、ミヤマアケボノソウ、クルマユリ、ミヤマコウゾリナ、イワオウギ、ミヤマタンポポなどなど。

 


イワベンケイ


大雪渓終点


シナノキンバイ

 


ミヤマダイコンソウ


ミヤマアケボノソウ


オタカラコウ


チシマギキョウ

 13時前に村営頂上宿舎裏のテント場に到着した。途中で足が故障してずいぶんと時間がかかってしまったが、なんとかテントを設営できた。テン場はすり鉢の底になっているから、強風は避けられそうだ。早速、宿舎に入り生ビールで乾杯する。テン場周辺も大変花が多い。おなかが大きくなると眠るなる。テン場にもどり夕方までうとうとする。しかし、テントの中はあつい。日が陰るとちょうどよいが、日が当たると汗ばんでくる。外へ出ると涼しいが、日焼けがこわい。


テン場

 とにかく疲れていたのでよく眠れる。日が傾くと肌寒くなってきた。夕食を外で食べていたが寒くなってきたのでテントに入り3人で持ち寄った食料で夕食を食べる。夕食後うとうとしていると、rinさんに夕暮れを見に誘われたので、稜線に出て丸山まで行ってみた。夕日に浮かぶ杓子と鑓がきれいだ。


杓子、鑓


日没

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