白馬 2002.08,03,04 No.168

 

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白馬 2002.8.03-04 No.168 rinさん、うさぎ、隊長

8月2日(金)ページ2

 いよいよ大雪渓だ。アイゼンを取り出して装着する。踏み跡をたどればおそらくなくて大丈夫であろうが、約2時間の行程であるので定石通りアイゼンを装着する。鈴鹿の山では3月まで雪を楽しんだが、4ヶ月ぶりの雪である。アイゼンと雪の感触を確かめながら大雪渓を歩き始めた。下界は猛暑だが、アイゼンがザクザクと雪を蹴り、涼風が顔を撫でる。文句のつけようのない自分の時間を楽しむ。


いよいよ大雪渓に入る

 


天気もいまのところよし


りんさんと

 高度が上がるにつれて傾斜もきつくなり同時に気温も下がってきた。雪面から1,2メートルは空気が冷やされガス状になっている。崩壊した斜面からは頻繁に落石があり、油断大敵である。7月は2件落石事故があり、一人が亡くなっている。雪面を転がってくると音がないので、近づいてから気づいてもおそらく避けられないだろう。


いよいよのぼりもきつくなってきた


雪渓で冷やされた空気が霧となる

 天狗菱の岩峰と大雪渓が絵になる。カンバスはブルースカイ。文句のつけようがない。

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