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オオバキスミレ

スミレ科 スミレ属
A1 花は紫色または白色
  B1 地上茎はない

  B2 地上茎がある

A2 花は黄色まれに白色。地上茎がある。
  B1 茎は斜上し、葉は腎円形で小型。
    C1 花は黄色。側弁は上向きし、花柱は両耳が立つ。
      D1 葉は薄く、多少毛がある。高山の湿った草地に多い。
                         キバナノコマノツメ
      D2 葉は厚く。無毛。高山の砂礫地に多い。
                         タカネスミレ
    C2  花は白色で花心が黄色   
                         シコクスミレ
  B2 茎は直立し上方に3,4個の葉をつける。葉は卵型形〜腎形。
    C1 地下茎は短く直立 
                         キスミレ
    C2 地下茎は長く横に這う
      D1 葉は形で急に尖りへりに鋸歯
                         オオバキスミレ
      D2 

オオバキスミレ スミレ科 スミレ属

種としては千島、北海道、朝鮮半島に分布。国内では、本州、北部中部の日本海側に最も多い。本州北中部の低山上部や亜高山の林縁にも群生する。

・地下茎は横に這う。
・根葉は数少ない。長柄がある。心形。へりに鋸歯がある。質は薄い。
・茎葉は3,4個で茎の上部に集まる。葉柄は短い。
・托葉は広卵形で全縁。
・茎上部に2,3個の黄色い花を腋生する。唇弁と側弁に紫のすじがある。
・唇弁の距は極端に短い。