山行を重ねるごとに、いいウェアや道具が欲しくなってくるのは、私だけではないでしょう。きっと。昨年の末、冬山に備えてシュラフを買い換えたわけだが、今のところ気に入っている。体の大きい私にとっては、シュラフの中に潜り込んでも、ある程度体の動かすことができる、ストレッチ構造が評価できるね。この新型は軽量化も図られているので、従来なら重量のある#0を購入した。Mont-bell Ultra LightDownHugger Super Stretch #0が製品名だ。総重量1.41kg※総重量はスタッフバッグも含んだ重量。製品説明には「国内の3,000m級の冬山で使用できます」となっている。今のところ、11月末の八ヶ岳でマイナス8度くらい、厳冬期の鈴鹿でマイナス5度くらい、先日の横尾で0度くらいでした。あまり参考にはならないが、マイナス10度あたりまでは、暖かく休めそうですね。ただし暖かさの目安は個人差がかなりあるので、適切な評価ではないかもしれません。「国内の3,000m級の冬山で使用できます」なら、マイナス30度くらいまでいけそうだが、快適かどうかとは意味が違うと思う。
冬用がこれだけ軽くなってくるt、夏用も買いかけたくなってくるもので、早速、衝動的に、Mont-bell Ultra LightDownHugger Super Stretch #2をネットで注文してしまった。総重量が900gになる。夏でも寒がりの私にとって、やはり#2くらいは必要だ。今までの夏用よりも、400gは軽くできた。テント山行の場合、ウェアや道具の、機能性と重量を、どのあたりで妥協させるかが大きな課題になってくる。だから、たかが400g、されど400gだ。軽量化は大いに結構だが、財布の方も軽量化してしまうのが難点だ。