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捕らぬ狸の皮算用

物欲を刺激されたミラーレス一眼カメラ
まずはOLYMPUS OM-D E-M1。
山岳用の3年前からマイクロフォーサーズカメラを使い始めた。歩きの山なら一眼デジタル(α900、α700)でよかったが、バリエーション山行の比率が多くなるにつれ、軽量化の為に小型軽量のマイクロフォーサーズを使う機会が多くなってきた。カメラボディーは、LumixのG2,GH2,GX1を使ってきたが、今年の10月にOLYMPUS のフラグシップOM-D E-Mが、同時にレンズZUIKO12-40mm F2.8が発売され、物欲が刺激された。
山岳カメラに求められるのは、画質はもちろんだが、それと同時に防塵・防滴・耐低温などが必要だ。レンズも同じ条件を満たしていないと駄目だ。OM-D E-M1はこれを満たしていて、アルパインクライミングに連れて行ってもがんばってくれそうだ。
と思っていたら、sonyからα7が発売された。なんとEmountでフルサイズのセンサーを搭載している。本体の質量はマイクロフォーサーズとほぼ同じだ。センサーは大きい方がいいはずだが、それに比例してボディーやレンズが大きくなるのが通例だが、α7はそれを技術的に克服してきたようだ。ここにきてαシリーズが無視できない存在になってきた。
まだ購入は検討段階だが、岩稜登攀はマイクロフォーサーズ機で、歩きの山はα7でいいかなと思ったりしている。
「捕らぬ狸の皮算用」とは、このことか