記事一覧

●スハマソウ キンポウゲ科 ミスミソウ属

ファイル 17-1.jpgファイル 17-2.jpgファイル 17-3.jpg

●スハマソウ キンポウゲ科 ミスミソウ属(Hepatic.nobilis Var.japonica f.variegate)
【生育地】
山地の樹林内に生える多年草。
【茎・根】
根茎は斜めにはい、細長くて節が多い。暗色のひげ根を出す。
【葉】
根生で斜上し長い柄があり、冬も枯れない。
葉身は基部は心形で3裂。裂片は広卵形で先は鈍形。葉質はやや厚く、暗緑色で光沢はない。時に白斑がある。裏面は淡色長い毛がまばらに生えている。新葉は内にたたまれ、白い絹毛をかぶり、花がおわってから開いて伸びる。
【花】
古い葉の間から2−3本の長い花柄をのばし白い花をつける。
花柄には白い絹毛が密生している。
花弁状のガク片が6−8個あり、長楕円形で白色が普通。
ガク片の直ぐしたに、卵状楕円形の緑色の総包が3個ある。
おしべ多数、黄色。めしべ多数、子房に細かい毛がある。そう果は多数。