■前穂&明神岳(北アルプス)2019年5月26日 No.1221 ギャラリー |
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奥明神沢 予定通り4時過ぎに出発できた、千葉の男性ソロも含めて5人パーティーとなった。今日も夏日になる予報で雪渓の状態がどのようになるかが気がかり。ガイドパーティーは30分前に出発していて雪渓にヘッデンの列が見えていた。
ダイレクトルンゼ 出だしは傾斜が緩い ダイレクトルンゼに入ると急傾斜になる。ストックをピッケルとアックスに持ち替え、前方からの落石に注意を払いながら一歩一歩高度を上げていく。振り返ると急傾斜の高度感に身が締まる。休憩は給水と撮影で立ち止まる程度で、雪渓が狭まったところは早く通過したい。
傾斜がきつくなったところで、雪面が割れ始めていた。このルートが使えるのはいつまでだろうか。シュルンドやクレバスが出てくると難儀になる。夏のアルパインではよく見かける光景だ。
雪渓の上部になると日がさしてきた。雪面の状態は今は良好だが、下りがどうなるか心配だ。青空に向かって雪面を登るのは気持ちがいい。疲れているがこの光景を目にするとまた、足に力がわいてくるようだ。
前穂高岳 ハイマツ帯に入ったところで小休止を入れ約3時間で登頂できた。山頂に立つの素晴らしいパノラマが広がった。風もなく寒くもなく実に穏やかだ。長居をしたくなる天気に恵まれた。周囲の山を同定しながら登頂を喜びを共有した。
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2019-5-27Copyright (C) 2019 k.kanamaru. All Rights Reserved. |