■雲の平&黒部五郎岳(北アルプス)〜錦秋の雲ノ平と黒部源流の山旅〜 |
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黒部五郎小舎〜太囎ス〜折立(9月26日) さて最終日はロングコースだ。今回のルートで山頂を踏んだのは祖父岳のみ。これから登る黒部五郎は、日本百名山、花の百名山だ。小舎からは約2時間。尾根ルートとカールルートがあるが、今回は紅葉の期待できるカールルートを選択。雰囲気のいい圏谷で、大きな岩がゴロゴロしているさまは山岳用語で「ゴーロ」というが、「五郎」はどうやらそこから来ているらしい。 黒部五郎小舎 小屋を出ると下があり草原が白くなっていた。朝食は5時で5時半の出発だったので、途中で日の出を迎えそうだ。灌木帯を抜け、見通しの良いゴーロ帯に入ると、全体の地形が把握でき、自分たちにいることがよくかわった。 黒部五郎カール 沢に水量がありいい雰囲気だ。周囲の地形を楽しみながらお椀の底を歩く。傾斜は、底は緩やかだがお椀の縁はきつい。徐々に傾斜が増し、黒部五郎の肩に出た。ここから山頂までは約20分の距離。せっかくここまできたので山頂に立ち寄ることにした。 黒部五郎岳 中部山岳を一望できるロケーションは素晴らしい。今回の行程でピークらしいピークはここだけだった。山頂からの展望を楽しみ山頂を後にした。さてここからはなだらかな稜線が続きその間に二つのピークがある。 北ノ股岳 赤木岳はピックの直下を通過した。この山は大きな山塊だ。緩やかに登って緩やかに下っていく。チングルマの紅葉がきれいだった。 太囎ス
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2017-09-27Copyright (C) 2017 k.kanamaru. All Rights Reserved. |