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■雲の平&黒部五郎岳(北アルプス)

〜錦秋の雲ノ平と黒部源流の山旅〜
【日時】2017年9月24日〜26日 レポート No.1078
【メンバー】じんじんさん、隊長、うさぎ
9月24日  鈴鹿(3:00)〜折立(8:30)〜太嚶窿Aラレちゃん(9:22)〜三角点(10:12)〜五光岩ベンチ(11:40)〜太囎ス小屋(13:10)〜第一渡渉点(14:05)〜第二渡渉点(14:25)〜カベッケが原(15:35)〜薬師沢小屋(15:45)累積登り1000m下り430m移動距離12km行動時間7時間30分
9月25日  薬師沢小屋(6:20)〜アラスカ庭園(8:40)〜奥日本庭園(9:15)〜雲ノ平山荘(9:45)〜スイス庭園(10:15)〜祖父岳分岐(11:40)〜岩苔乗越(12:50)〜黒部川水源地標(13:50)〜三俣山荘(14:30)〜黒部五郎小舎(16:40)累積登り1300m下り920m移動距離14km行動時間10時間20分
9月26日  黒部五郎小舎(5:25)〜黒部五郎の肩(7:35)〜黒部五郎岳(7:55)〜中俣乗越(9:15)〜赤木岳(10:20)〜北ノ俣岳(11:10)〜太郎山(12:30)〜太囎ス小屋(13:05)〜五光岩ベンチ(13:50)〜三角点(14:50)〜太嚶窿Aラレちゃん(15:15)〜登山口(15:50) 累積登り775m 下り1757m移動距離18.8km行動時間10時間*休憩時間含みます

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薬師沢小屋〜雲ノ平〜黒部五郎小舎(9月25日 )  小屋の朝食は5時30分。温かい味噌汁とご飯がありがたい。これまではテント泊が当たり前だったが、年とともに思い物を担げなくなり、小屋泊が多くなってきた。テント泊は食べること寝ることが自前だが、小屋泊はここを任せられるので気持ちにもゆとりが出てくる。

    
小屋を6時前に出発

小屋を出るとすぐに急登りが始まる。2時間強でアラスカ庭園に到着した。木道に霜が降りて滑りやすかった。途中、数人の下山者と行き交った。霜の降りたナナカマドがきれいだ。今年は色づきが良さそうだが、涸沢はどうだろうと期待が膨らむ。

    
雲ノ平のナナカマド

    

    
アラスカ庭園

雲の平はシラビソがまばらになりそれに代わってハイマツが優先するようなっている。ほぼ森林限界で、見通しがきくようになり台地の広がりが感じられた。

    

木道がどこまでも続いている。正面に水晶岳、赤牛岳、左手に薬師岳を見ながらの雲上台地散策は雰囲気が良く気持ちがいい。1時間ほど歩くと正面に雲の平山荘が見えてきた。いいロケーションの所に小屋が建てられている、我々もそうだが、この小屋の宿泊を目当ての登山者も多い。建物は新しく、なかを覗くときれいだった。

    

    

    

当初の予定は、祖父岳あたりを散策し、雲の平小屋で宿泊し、来た道を戻る予定だったが、あまりにも天気が良いので計画を練り直した。周回するには、強は黒部五郎小舎まで、明日は小屋から折立までの行程になる。計算してみるとなんとか行けそうだ。雲の平小屋の宿泊は次回の楽しみに残し、まずは祖父岳に向かった。

    

    

    

    

スイス庭園 途中、スイス庭園に立ち寄った。眼下に岩苔小谷を見下ろせるロケーションにあり、正面に薬師岳、右手に水晶岳と赤牛岳が見える。高天原との位置関係もよく把握できた。

    
スイス庭園にて

    

    
薬師岳      ハイマツ帯のナナカマド

    
イワギキョウ       ミヤマリンドウ

北側斜面の草地には、多分雪解けが遅かったようで、イワギキョウ、ミヤマリンドウ、ウサギギクが咲き残っていた。今年の夏は高山植物を見てなかったので、実に新鮮に目に映った。

    
 尾根ルート       イワヒバリ

さて祖父岳だが、山頂を踏まずトラバースでスルーした方が早そうだったが、山頂を踏む機会はこれからもなさそうなので、山頂を経由することにした。山頂にはケルンがたくさんあった。展望の良いところで、書面に鷲羽、その背後の槍と穂高が見えるロケーションだった。これから降りていく黒部源流の谷の紅葉がきれいだった。

    
祖父岳          ウサギギク


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