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■瑞籬山(奥秩父)
〜山族79黄昏ルート登攀〜

レポート No.971
日時:2016年6月4
参加者:たくさん、しんくん、むっちゃん、隊長、うさぎ

6月3日 移動
6月4日 みずがき自然公園(7:35)〜山族79黄昏ルート取付(9:20)〜1ピッチ目(9:50)〜2ピッチ目(10:50)〜3ピッチ目(11:30)〜4ピッチ目〜5ピッチ目(13:50)〜終了点(14:45)〜懸垂下降〜取付(16:20)〜みずがき自然公園(17:30)
6月5日 道の駅はくしゅう〜シャトレーゼ白州工場見学〜サントリー白州工場見学〜諏訪の北澤美術館〜帰宅

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プロローグ 天気がすっきりしない週末になったと思ったら、梅雨入りしたようだ。気候的にはこの時期、標高を鑑みて、小川山、瑞籬山が多くなる。遠征なので2日連続を狙ったが二日目は雨になり、観光に切り替え、シャトレーゼとサントリーの白州工場見学。無料試供品のアイスクリームに満足。

アプローチ 遠征の場合、前夜は睡眠時間確保のために早く出たいがそうもいかない。帰宅後、大急ぎで準備したが、県局、8時過ぎの出発になってしまった。疲れが残っていたので、恵那と駒ヶ根で少しうとうと。みずがき自然公園には2時に到着。6時過ぎまで横になった。6時半を過ぎると、しんくんたちに続いてたくさんが到着。準備をしていると、「靴がない」とうさぎ。「おやつ」は忘れてもいいので、「くつ」と「ハーネス」は忘れるなと、たくさんに普段からいわれている。がしかし、これで前科何犯かな。こんかいはアプローチシューズを忘れたようだ。とほほ。ということで、たくさんのクライミングシューズを借りて出発。今度から靴とハーネスは、おやつの袋にくくりつけておくことにした。ちなみに。おやつのふくろは、いまだに忘れたことがない。


出発準備

   
朝日がいい感じ

     
左:咲き残ったいたシャクナゲ    右:前衛壁、はるうららはいつ登れるのやら

    
キバナノコマノツメ            十一面岩

        
ルンゼを登る

    
ピンクのツツジはムラサキヤシオかな

十一面岩「山族79黄昏」ルート 左岩壁正面をクラックに沿って5ピッチで登る、変化があって面白いルートだ。今回は2回目で、最終ピッチは3回目になる。どのピッチもどこかに核心があって記憶に残っているが、やはりハイライトは最終ピッチのOWからフェイス、そして浅いクラックかな。5.8のOW、初見がどうしても難しく登ってしまい苦戦するかも。

1ピッチ目 5.10a 30m 錦秋カナトコルートの取り付きから一段上がったところに開始点がある。フェースから始まるのでプロテクションのボルトがあり、それを拾いながらいく。右上から頂上でフレークまで登り、左のクラックに向かってトラバースする。細かいが探せばスタンスはある。さてここからがクラックルートで、開いたワイド。キャメロット#3、#4がきまる。登攀はフェイスとカンテを使うとうまくいった。登っていると前回の記憶が少し戻ってきた。1ピッチ目から変化があって面白い。

    
2人パーティーが見える       フェイスを右上ぎに離陸

よく見ると正面壁に2パーティーが取り付いていた。モアイフェイスの手前なので、「秋一番」あたりでしょうか。

    
sinくんリード

今回は5人で2パーティ(しんくん、たくさん、むっちゃん)(隊長、うさぎ)で登った。テラスが5任意なることが多いが、どの終了点も狭くないので問題はなかった。

     
左:フェイスをのぼるむっちゃん     右:トラバース後、クラックへ


クラックに挟まって余裕をかますむっちゃん、もじもじ何かしてる

     
むっちゃん、フェースをうまく使っている

      
いつものようにリードしながらの撮影

      
トラバースは真剣に             クラックの出口

      
トラバースからクラックへ

2ピッチ目 5.10d 25m 2ピンをとるまでが核心。特に離陸が難しい。今回も離陸はA0でいった。時間にゆとりがあるならやってみたい。ここの終了点は「宴会テラス」といわれるところ。

     
左:1ピッチ目の終了点         右:核心は離陸

     
左:このフレイク、ぼこぼこと音がする  右:フェイスをトカゲのよう登る緑トカゲのむっちゃん


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