■大同心(八ヶ岳) |
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レポート No.817 |
〜雲量ルート、2回目のチャレンジ〜 |
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7月20日(日) 鈴鹿(18:20)〜四日市(19:00)〜美濃戸口〜美濃戸(22:30) |
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ドームの頭 ドームの頭で登攀終了。2度目なのでそれほど感慨はなかったが、ガスが晴れ、すばらしいパノラマ展望になった。ドームの頭にいるといい角度で、赤岳から続く稜線を見上げることができ、なかなか迫力のある光景だ。 夏の花も咲き始めていて、イワベンケイ、ミヤマオダマキ、ミヤマシオガマ、ミヤマダイコンソウが見頃で、ウルップソウ、チョウノスケソウは終盤、コマクサは咲き始めだった。登攀の緊張から解放され、夏の花に心が緩んだ。 大同心ルンゼの下降 稜線を歩いてもそれほど時間は変わらないが、荷物がデポしているので大同心竜背を下った。ほぼ歩きで行けるが一カ所、懸垂をした。 下山 ルンゼを下り、基部まで戻ると、夏の陽射しが戻ってきた。朝はガスの中、手がかじかむほど冷え込んだのに、陽射しが戻るとレインウェアが邪魔になってくる。先ほど登った正面壁も、午後から陽が差し込みルートがよく見える。雲稜ルートを目でトレースし今日の登攀を振り返った。
大同心稜を下り赤岳鉱泉に戻ると15時になっていた。ここからは一般登山道になり緊張がほぐれたのか急におなかが空いてきた。パンをかじり小休止。今回は2度目の大同心になったが、充実した一日になった。2時間歩いて美濃戸に戻ると駐車場はがらんとしていた。
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2014-7-21 Copyright (C) 2014 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |