2011年7月9日16日、17日、18日 源治郎尾根@剱岳(北アルプス) ホーム |
■源次郎尾根@剱岳(北アルプス)2011年7月16日〜18日 No.615 とっちゃん、utty、うさぎ、隊長 〜2011年アルプスバリエーションは源次郎尾根から〜 | 16日 | 17日の1 | 17日の2 | 17日の3 | 18日 |
アプローチ 初日の行程は剣沢野営地までなので,鈴鹿を早朝出発すればよい。ただ,午後からも行動することになるので,暑さと,雷雨のリスクは高くなるが。3時45分に鈴鹿を出発,とっちゃんを四日市で拾って四日市ICから東名阪自動車上に入る。名古屋高速,名神,東海北陸,北陸道と乗り継ぎ,立山ICで降りた。渋滞もなく予定通り,立山駅には9時に到着し,自宅から5時間のドライブとなった。 室堂 連休初日の室堂は登山者や観光客で賑わっていた。外へ出ると強い光が降り注ぎ,雪渓の残る山肌と紺碧の空に,一気にアルペンムードが高まった。「立山玉殿の湧水」でのどを潤し,さあ出発だ。コースは一般的なコースで,まず地獄谷に降り,テント場から雷鳥坂を登る。 雷鳥沢には雪渓が残り,ルートとも重なっているので少しだけ雪渓を歩く。雪面の照り返しが強烈だ。さてここからは標高差500m,2時間の登り。真夏の強烈な日差しが降り注ぎ,ロープと登攀具の詰まったザックが肩に食い込んでくる。小刻みに小休止を入れ,体を冷やしながら登り,12時45分に別山乗越に到着した。乗り越しを吹き抜ける風がなんとも心地よく,剣岳を見ながら大休止。明日に登攀を予定している源次郎尾根の?峰と?峰がはっきりと確認でき,ルートを目で追いながらつぶさに観察した。別山乗越を適当な時間に切り上げ,剣沢の野営場に下り始めた。ハクサンイチゲやチングルマが花期を迎え,とりわけチングルマが花盛りだった。30分で野営場に到着し,適当な場所を見つけてテントを設営した。野営場は盛況で,色とりどりのテントが立ち並んでいた。とっちゃんは剣沢小屋に宿泊なので,とりあえず小屋まで下り受付を済ませた。小屋は完全予約制のようで布団1枚1人とのこと。1時間後にロープワークのミニ講習会を開き明日に備えた。 剱沢 テントに入り食事の準備をした。今晩のメニューはいつもと変わらず,味噌汁とご飯,野菜サラダ。ご飯も生米から炊くが,少し圧力不足で多少のパサつきはあるものの,やはり炊きたてのご飯はおいしい。食事を終える時計を見ると19時を過ぎていた。トイレを済ませ明日に備えてシュラフに潜り込んだ。 |
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