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2007年4月21日 馬の背尾根(鈴鹿)

 

馬の背尾根(鈴鹿) 2007年4月21日 No.404 なっきー、りん、justin、じゅんこ、隊長
蒼滝公共駐車場(8:45)〜蒼滝〜ロープウェイ温泉駅〜長石谷〜犬星の滝〜馬の背尾根〜三岳寺〜蒼滝〜ロープウェイ温泉駅〜蒼滝公共駐車場(15:10)

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馬の背尾根を下ってくると、徐々にアカヤシオの花が開いていくと同時に、木々の若葉が目につくようになってくる。アカヤシオは葉が出る前に花を落としてしまうので、背景に緑があるとアカヤシオの軟らかい紅色がよく映える。ミツバツツジも咲き始めている。今年は暖冬で、藤原のフクジュソウがフライング気味に咲き出したが、3月には例年の気温に戻ったようで、今年のツツジ系統の花は例年通りだ。むしろ昨年はお休みの年だったので、今年は大いに期待できそうだ。



アカヤシオ


ミツバツツジ

●イワザクラ サクラソウ科 サクラソウ属 岩桜

primuraceae primula
<分類>

A 子房上位。おしべ5個で仮おしべがない。
 B 花冠には細長い花筒があり、上部は5裂に広く開く。
  C 葉は根際に束生。その間から花茎をのばし、散形花序をつける。
   D おしべは、花筒中部につき、花糸は筒をつくらない
    E 花筒は細長くより長い。

レッドデータブック三重県:絶滅危惧U類
国内では本州(岐阜、三重、紀伊半島』、四国、九州中部
県内では、いなべ市、菰野町、津市、松阪市、大台町で記録がある。生育地は非公開。
【根茎】
【葉】
数枚が根際に集まり、軟毛のある長い柄をもつ円形で径4〜7cm。基部は心形で、縁は浅く裂け、裂片には不揃いの低い鋸歯がある。上面は無毛。高さ15cmほどの花茎を出し、頂に紅紫色の柄のある花を2〜4個散形に開く。
【花】
ガクは緑色で5裂してとがる。花冠の筒部は細く、長さ15〜20mm。上部は5裂して平らに開き、径2.5〜3cm裂片は深く2裂する。おしべは5個、めしべ1本。
果実は細い円柱形のさく果で長さ1.5〜2.5cm。縦に5裂して種子を散らす。

●アカヤシオ ツツジ科 アケボノツツジの変種

レッドデータブック三重県:順絶滅危惧(NT)既知の生育地点100以上
国内では、本州(福島以西)、四国、九州の冷温地
県内では、鈴鹿山脈の中南部、美杉村、紀北町、大台町
小形の落葉低木で山地に生え、高さ6mになり、多く枝分かれし小枝はやせて細長い。

【葉】
枝の先に5個輪生状につき、楕円形で長さ2.5〜4.5cm。幅1.7〜2.5cm。両端はとがり縁毛がある。葉柄にはひげ状の長い毛がある。
【花】
花は小枝の先に1個つき、やや下向きに葉の出る前に開き有柄で淡紫色。がくは小さく縁毛がある。花冠は鐘状で5裂し、径5cm。上面に黄色の斑点がある。おしべ10本、めしべ1本。
子房は無毛。

さく果は楕円形で熟すと5片にさける。

●ショジョウバカマ ユリ科 ショウジョウバカマ属

LILIACEAE Heloniopsis Orientalis
分類
A 果実はさく果
 B 果皮は厚く、種子は果実内で成熟
  C 地下に根茎がある(対比 鱗茎)
   E 緑色植物で普通葉がある
    H やくは卵形または線形で2室
     I 花柱はわかれない
変種にシロバナショジョウバカマ、ツクシショウジョウバカマがある。
和名 猩々袴 花:猩々の赤い顔 葉:袴
山地の湿ったところに生える多年草

【葉】
根生葉は広がってロゼット状になる。老葉の先端から時には苗を出す特性がある。葉は倒皮針形で基部は次第に狭く、少し草質でなめらか。
【花】
春、新葉の出る前に花茎を直立させ、先端に総状に数個の花を横向きにつける。
花被片は淡紅色〜濃紅紫色で6個、広鐘状をして開く。おしべ6個で花被片より長い。やくは紅紫色
さく果は3つに深くくびれる。種子は線形で両端に糸状のものがつく。

 


イワウチワ


三岳寺


他の畦に咲くシロツメグサ


休耕田の蓮華

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