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2005_06_12 硫黄岳、横岳(八ヶ岳) ページ3

 

硫黄岳、横岳(八ヶ岳)2005年6月12日 No.329 隊長

桜平(5:45)〜夏沢鉱泉〜オーレン小屋〜夏沢峠〜硫黄岳〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜オーレン小屋〜夏沢鉱泉〜桜平(14:30)

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ツクモグサ

稜線をぶらぶらと歩いて帰路につくと、東斜面で気の早いハクサンイチゲが花を開きかけていた。今年一番のハクサンイチゲだろうが、もう少し花を開いてい欲しかったな。


気の早いハクサンイチゲ


オヤマノエンドウ


ウルップソウ まだつぼみ

 硫黄岳まで登り返すとちょうど昼になった。野菜入りラーメンをつくる。ゆっくりと昼を済ませ、赤岳を眺めながらザックにもたれていると、急に眠気がやってきた。逆らわずにひと眠りする。朝から重かった頭が少し軽くなったようだ。下山にはまだ少し早いが、同じ道を戻ってもおもしろくないので、赤岩の頭を経由してオーレン小屋まで降りることにする。ハイマツ帯にはヒメイチゲがたくさん花をつけていた。この花は先月の台高の縦走路で見かけたが、分布域は、数百メートルから2000m以上まで拡がっているようだ。しばらく降りるとシラビソの樹林帯に入った。6月といえども、陽射しは夏のそのもので、辞林帯は涼しくてありがたい。マイズルソウやゴゼンタチバナの葉が目についたが、花の芽はまだ出ていない。


天狗岳


ヒメイチゲ

  赤岩の頭から約40分ほどでオーレン小屋まで降りた。夏山シーズンに備えて準備が進んでいるようだが、まだこの時期は閑散としている。このあたりから、 キバナノコマノツメという黄色いスミレが目に付くようになる。エンレイソウの花の色も気になるところだが、花の残っているものは見つからなかった。たぶん白い花のミヤマエンレイソウだろう。


夏沢鉱泉


コミヤマカタバミ

14時30分に桜平のPまで帰ってきた。朝は多少早く出たが、累積標高差などを計算すると、平均的な日帰り登山コースだった。もう少しすると、夏の花が咲き出すので、そのころにもう一度来てみようと思った。桜平を後にして諏訪ICから中央自動車道に乗り帰路につく。

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