2005_06_12 硫黄岳、横岳(八ヶ岳) ページ2
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■硫黄岳、横岳(八ヶ岳)2005年6月12日 No.329 隊長 桜平(5:45)〜夏沢鉱泉〜オーレン小屋(6:51)〜夏沢峠(7:12)〜硫黄岳(8:10)〜硫黄山荘(8:45)〜ツックモグサ自生地(9:30)〜横岳(9:52)〜硫黄岳(11:27)〜赤岩の頭(12:34)〜オーレン小屋(13:13)〜夏沢鉱泉〜桜平(14:30) 硫黄山荘まで降り、小休止を兼ねて、花散策路を歩いてみる。キバナシャクナゲは全開に近いが、コマクサはパセリ状態で花の気配もない。ウルップソウがもう少しで開花しそうだ。早くツクモグサが見たいので、早々に散策を切り上げて横岳への登りにかかる。標高が2500mを越えると、体調の優れないときなど頭痛がするが、今日はどうやら体調がよくないようだ。結構足は上がってくれるが、頭痛のためにいまいち気乗りしない。しかし展望がよいので、頭痛も忘れてしまいがちが。3年前に歩いたときなど、悪天候に見舞われて横殴りの雨と風でまっすぐに歩けなかったことを思い出す。高所では、ひとたび天候が悪化すると、予定のコースを消化するのがやっとである。
キバナシャクナゲは、稜線でもよく咲いているが、他の花は殆ど見られない。日当たりのよう岩場にイワウメを見つける。岩にへばりつくように咲いている。
横岳のピーク手前で、東方面の展望が開けてきた。富士山がちょこんと頭を出している。山を楽しむには、八ヶ岳はいい場所だ。富士山、北アルプス、中央アルプス、御岳、乗鞍、北アルプスなどの展望がほしいままにできる。
横岳の手前でやっと念願のツクモグサに会えた。分布域は小さいがよく咲いている。先客が数人いたので、いいポジションの花は順番待ちだ。時間もたっぷりとあるので、じっくりと観察して、バッテリーの電力の残量を気にしながら撮影する。好天に恵まれて、申し分のない撮影日よりだ。オートフォーカスに使う電力も節約したので、ピントがまずい写真が多かった。デジイチを持ってくれば良かったと反省しきり。
撮影後、横岳山頂まで上がる。ここが本日の最高点で、標高が2829mだ。赤岳と阿弥陀岳が目の当たりにできる好位置だ。昼ご飯にはまだ少し早いので、とりあえず硫黄岳までもどることにする。美濃戸口からの周回の方が良かっただろうかと、ちょっぴり反省する。日当たりの良い岩場でチョウノスケソウが一輪花を開いていた。
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