1999.6.13 隊長の散歩(鳩峰-水晶岳)

 腰の具合もいまいちで、あまり気乗りしなかったけど、やっぱり出かけてしまいました。単独の時はなぜか今までに行ったことのないコースを選ぶ傾向にあります。いつもヘビーコースばかりなので、今回はライトコースを開拓しました。といっても、一番高いところが945メートルの水晶岳です。

コース紹介

宮妻ヒュッテバス停(10:30)−羽鳥峰(11:40-12:00)−金山(12:15)−

中峠(12:35)−水晶岳(12:50-13:10)ー根の平峠(13:30)−

宮妻ヒュッテバス停(14:30)

 今日は雲が900メートルまで降りてきていたので、尾根の散策も楽しめませんでした。しかし、雲の中で食べるラーメンもいいものです。

 登山道はよく整備されていて、初心者にはいいのではないでそうか。鎌尾根に比べるとすごく物足りないけど、尾根道は何カ所か開けたところがあり、天候が良ければ釈迦ヶ岳や御在所岳の勇姿が楽しめますね。根の平峠から国見岳までは1時間です。車を御在所に置いておけば、気ままな尾根散策を楽しめます。そしてこのコースには歴史があるのです。わかりましたか、この山には金があるのです。金山です。なぜこの名がつけられたか?
私にはわかりませんが、たぶん金が埋もれているのでしょう。

 隊員の方は、これまでの報告でこのコースを理解できたと思います。このコースも私たちのバリエーションに加えておきましょう。

 しかし、隊長は2回、怒りが爆発しそうになりました。1回目は、羽鳥峰です。ベニドウダンを撮影していたとき、おばさんがやってきました。隣に咲いていたタニウツギの花を食べて、「これ美味しい、天ぷらにしたら最高ね」といいました。馬鹿ヤロー!!!!!!!!!!!!!!!。「おまえの食欲を満たすために、この花は咲いていない。食いたけらばコンビニに行け」と言いたかったけど、言えませんでした。

 それから、金山に向かう途中で、また典型的なおばさんに出会いました。道を譲って、すれ違い際に、「水晶岳まだ遠いよ」と言われました。馬鹿ヤロー!!! 「今日の登山名はタイムトライアルじゃ!」

 生涯学習センターには、謙虚に生きるための講座が必要だと思います。自然は私たちの心を常に鍛錬してくれるのす。

 「ササユリ」これは絶対に根こそぎ引き抜いては行けないのです。馬鹿ヤロー!!! 
こんなきれいな花を!


サルナシの花


ベニドウダン

このコースでは多くのベニドウダンを見ることができました。新緑に紅色が生えて、実にきれいです。