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■釈迦ヶ岳、孔雀岳(大峰)  2020年6月2日 No.1289
〜取材で太尾ルートチェック、孔雀まで足を伸ばした〜
【行程】
太尾登山口〜P1468〜古田の森〜かくし水〜釈迦ヶ岳1799.9m〜馬の背〜象の鼻〜両部分〜昼休み〜孔雀岳1779m〜両部分〜象の鼻〜馬の背〜釈迦ヶ岳〜かくし水〜古田の森〜太尾登山口  *野鳥、風景、花撮影時間が含まれるのでコースタイムは参考になりません。

| ページ1 | ページ2   ページ3  野鳥の映像

とりあえず孔雀岳をめざして歩いた。どんな山かとと期待したが、宗教的には重要な山だが、山としての魅力はそれほどない。展望はいい。証拠写真を撮って折り返した。途中の尾根はトウヒの立ち枯れがあり、大台ヶ原の正木ケ原と似た雰囲気だった。

野鳥の鳴き声はよく聞こえるが、なかなかうまく撮影ができなかった。花は少なかったが、ワチガイソウは良く咲いていた。


主稜上に見える釈迦


ワチガイソウ

孔雀岳の東面は断崖になっていて、岩塔が林立する五百羅漢というところで、上から覗く格好になるので一部分しか見えなかった。

  

さて、帰路の楽しみはオオミネコザクラになった。岩場の北西面で良く咲いていてくれた。花の少ない山域だが、この花を見られただけで大いに満足できた。5月の連休あたりで、谷筋で満開になるが、ひと月かけて1700m付近まで咲き上がってくるようだ。希少な花が見られ、心が和んだ。断崖に咲いているので、撮影にはくれぐれも注意したい。

象の鼻の岩場はダイナミックで歩いていても楽しい。岩場にはオオミネコザクラが見られた。


オオミネコザクラ


鉄鉢岩とモアイ像

落ち穂拾いのようだが、やっとコミヤマカタバミが咲き出した。山地ではミヤマカタバミがよく見られるが、これは亜高山帯に多い。マイズルソウもたくさん葉を見たが、花はまだ無かった。


コミヤマカタバミ 


フモトスミレ

我々の下山の後を追うようにガスが上がってきた。東側半分はガスで何も見えなくなった。ここまでは難路だが、山頂からは歩きやすい道だ。少し休憩して山頂を後にした。

  
釈迦如来像


古田の森


紀伊山地の背骨の大峰山脈は山が深い

 


豊かなブナ

  

  風景と花に関しては大満足だったが、野鳥の撮影が不完全燃焼に終わった。やっと出会えた登山口手前でやっとキビタキに出会えたが、ピント微調整の時間が無く、証拠写真に終わった。

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機材  OLYMPUS E-M1U、E-M5V  12-100mmf2.8pro、LUMICLEICA100-400mm