■大杉渓谷&日出ケ岳(大台ヶ原) 2019年11月1日2日 No.1253 |
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| ページ1 | ページ2 | 二日目 薄明るくなるのを待って、桃の木山の家を6時過ぎに出発した。うまだ薄暗いので慎重に足を出した。この日の最初のビューポイントは七ツ釜滝で、小屋から40分の行程。登山道は谷に近くなり、巨岩、清流、小滝が織りなす渓谷美が素晴らしい。 第5日目 岩小屋8:15煙滝10:00七ツ釜滝11:00野営地【引用】 岩子小屋からまた河原伝いである。転石も大きく、間を潜りつつ進む。煙、濱名の瀧を避けて左岸を高くへつる。直ぐ目の前に七ツ釜瀧、この瀧は本流に懸かった下三段、四十米もあろう処の堂々たる威厳を示した瀧だ。十数丁上ると光の瀧、この間、淵こそ多いがめぼしい瀧もない。【引用】
七ツ釜滝 記録を見ると、桃の木から七ツ釜で1日使っている。この滝の高巻きに時間を費やしたかそれとも、この渓谷の核心部に長く居たかったからか、想像の範囲で楽しみたい。残念ながら少し紅葉は始まっているが、もう少し色がほしかった。やはり水量があると見応えがあった。
七ツ釜を巻き終えると谷が浅くなる。巨岩の転がる谷で淵はコバルトブルー。岩壁道を伝いながら渓谷美が楽しめた。やがて光滝が見えてくる。 光の瀧は一風変わった瀧である。落水は幾分傾斜した岩壁を滑り落ち、最後の凸部に打ち当たって飛沫は数米空に吹き上げられて居る。瀧を越してからはしばらく拓けて渓谷部は全く通過してしまったのだ。【引用】 第6日目 七ツ釜野営地6:00光の滝8:00与八滝11:00巴滝12:40堂倉出合13:55野営【引用】 *ここで巴滝がよくわからない。
光滝 傾斜があって綺麗な滝だ。周囲が明るいが名の由来か。遡行記録に「光の瀧は一風変わった瀧である。落水は幾分傾斜した岩壁を滑り落ち、最後の凸部に打ち当たって飛沫は数米空に吹き上げられて居る【引用】。」その通りだと思う。
アサマリンドウを見るとやはり台高の山にいるなと思う。ソハヤキ要素の植物で三重県では中央構造線の外帯で見られる植物だ。コウヤマキも見られる。これもそうだ。
隠れ滝まで来ると少し紅葉が始まっていた。光滝を高巻くところにあるので、渓谷がよく見える。与八郎滝の紅葉が綺麗だった。吊橋を渡って右岸へ。 堂倉谷の出合まで長い廊下と一つの瀧とがあり、与八谷に懸かる同名の与八瀧を越えて進めばやがて出合だ。【引用】
与八郎滝 色づき始めているが雑木や笹で見通しが悪く、撮影泣かせだ。この滝を過ぎると谷が狭く浅くなっていく。
堂倉滝 ほぼコースタイムで到着した。ここで大休止し、これからの急登に備えた。 第7日目 堂倉 野営地6:00粟谷9:00三滝11:00巴滝13:40堂倉街道16:45大台教会20:00【引用】 堂倉からそのまま谷を遡行し大台辻から大台教会に入っている。現在では堂倉滝は山腹の急登に喘ぎ、やっと大台林道に出た。ルート中で一番の急登だろう。堂倉避難小屋からさらに尾根を進み日出ケ岳だ。標高が1400m付近になると紅葉が見頃になった。モミなどの針葉樹が多く、意外と落葉樹がすくない。ブナ、コハウチワカエデの黄葉、アケボノツツジ、コミネカエデの紅葉が見られた。 瀧を越してからはしばらく拓けて渓谷部は全く通過してしまったのだ。堂倉谷の出合まで長い廊下と一つの瀧とがあり、与八谷に懸かる同名の与八瀧を越えて進めばやがて出合だ。堂倉、西谷を登る。出合からすぐに三瀧だ。二時間を要し左岸を通過する。小さな谷になって却って五月蠅い。巴瀧その他を越えて横見谷。その辺りから谷も全く長閑なものだ。岩床を伝って堂倉街道(大台辻より中里に至る)へ、そして大台ケ原山に向かった。【引用】
日出ケ丘 ミヤコ笹が出だすといよいよ山頂だ。ブナはすっかり落葉し、晩秋の雰囲気が漂っていた。好天の休日で山頂付近はハイカーで賑わっていた。下山中にハイカーが心肺停止状態で倒れていて、AEDで蘇生中だった。やがて救助ヘリが来てピックアップ。
駐車場に降り食堂で、うどんとビールで昼食を済ませた。温かいものが美味しい季節になった。14:30分のバスが満員状態だった。大和上市まで2時間の乗車。吉野線、南大阪線、京都線、大阪線、名古屋線と近鉄をのりついで、鈴鹿に帰った。夕食は大和八木で勝った柿の葉寿司。 | ページ1 | ページ2 | Olympus E-M1 12-100mm | |
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