最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

■前尾根、一の壁(御在所岳) 2019年9月14日15日 No.1242
〜一の壁、前尾根でMくんのリード集中練習〜
【クライマー】 もとはら、隊長
【行程】
9月14日 一の壁(3ルート×2、左ルート×2、右ルート×2))&前尾根P7(ノーマル)、P6(クラック&チムニー)
9月15日 前尾根 P6(ノーマル)〜P5、P4(滑り台)、P3、P2〜レストラン〜中道〜砦岩〜藤内小屋〜登山口

 ページ1 | ページ2 |

イントロダクション一の壁はリード練習がしやすい。土曜日は涼しくて気持ちよく登れた。基本的なルートをそれぞれ2回登り体で覚える。小屋泊で時間にゆとりがあるので、P7のリード練習し、P6のクラックは登ってもらう。やはりクラックになるとかなり苦戦した。日曜日は2つ先行パーティーがいたので、P7をスルーしてP6のノーマルルートからスタート、この日の先頭になった。Mくんすべてリード。P4の滑り台で苦戦したが登り切った。しかし、P2の核心が越えられず宿題になった。濃密な二日間でかなり上達したと思う。

7時過ぎに裏口から入山した。曇りがちの天気で歩き始めは涼しかったが、湿度が高く小屋に着く頃には汗が滴った。3連休なので遠征に出かけるパーティーが多いことを期待したが、地元や近郊の人意外にとっては御在所へは遠征で、他府県からの人でそこそこ賑わうことになった。

 

藤内沢出合から一の壁に向かうとすでに、前尾根の登攀が始まっていた。我々は一の壁に入った。まだ誰も入っていなかった。


藤内壁

一の壁 初見のM君のためにまずは、基本通り、3ルートから始めた。今年はすでに、劔、穂高のバリエーションルートや、小川山をやっているので、3ルートをクリアした。今回はM君のリード練習なので、それぞれのルートで2回目をリードで登ることにした。


3ルート

次は右ルートで、これも難なくクリアした。さらに左ルートをする事にした。この頃になると一の壁にはスーパーティが入り賑わいだした。右ルートは核心部で少しもたついたがクリアできた。次にダイレクトに行きたかったが、ルートが使われていたので、前尾根に移動し、NPの練習をすることにした。

 

前尾根 P7,P6 まずP7はカムを使う練習。2ピッチともスムーズにこなした。次はP6だが、クラックルートを登ることにした。クラックルートはさすにまだ無理なので、私がリードしフォローで挑戦してもらった。やはりバンド上のクラックで苦戦。どうしても手に力が入ってしまって、足ジャムが甘くなる。ここは場数を踏んでクラックになれるしかない。今後の課題となった。

 
ダイモンジソウ       前尾根P7

 
左:P7の2ピッチ目    右:すごく天気が良くなってきて


P6クラックのバンド上のクラック、ここで苦戦した


チムニー、要領を得れば比較的登れる 

16時杉まで登って藤内小屋に入った。青空展の期間中なのでスタッフが多く賑やかだった。宿泊は、神戸組(ドイツ人の女性、アメリカ人、関西人)と我々二人。いろいろ話ができて楽しかった。夕食はとうがん、ヘチマ入り麻婆豆腐で、沖縄風の料理が楽しめた。どうやらご主人の神谷さん。沖縄に里帰りしていたようだ。

 ページ1 | ページ2 |

 OLYMPUS TG5