
左:上ホロカメットク山 右:メアカンキンバイ
上ホロカメットク山から約1時間で十勝岳の麓に到着した。 黒っぽい溶岩が転がり、そこにメアカンキンバイが所々に黄色い花を咲かせていた。日本アルプスなどの高山では良くミヤマキンバイを見かけるとここはメアカンキンバイが自生している。花だけを見ると一般的なバラ科の花で見分けが付かないが、葉に特徴があると思った。溶岩の黒色が背景になり、色の視認性の関係で、メアカンキンバイの黄色い花が際立って見えた。

山頂が直ぐそこに近づいた。時折ガスが晴れ山全体が把握できた。ほぼ予定通り12時過ぎの十勝岳の山頂に立った。ガスの切れ間から薄日が射すので、展望が開けるチャンスを待っていると、何度かチャンスが訪れた。縦一列に噴煙が上がっているが、振子沢噴気孔群だろうか。大正以降の火口がいくつかあり、活動的な活火山であることがよくわかる。

山頂への最後の登り

山頂からの眺望、噴気孔から水蒸気が上がっている

左:十勝岳山頂 右:イワウメ

左:ナナカマド 右:登山口から見る富良野岳
望岳台におりタクシーで車を回収も考えたが、帰路は花の多い来た道を戻った。ウグイス、オオルリ、ウソが見られた。

ウグイス オオルリ
ウソ
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Camera E-M5U &PENF lens12-40mm &114-150mm