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■藤内壁中尾根(鈴鹿)2019年5月5日 No.1212
〜中尾根でマルチピッチを楽しむ〜
【登山者】ほんま、ぐしけん、隊長
【行程】
藤内小屋8:00〜藤内沢出合8:20〜中尾根P4(9:20)〜P3(10:20)〜P2(11:20)〜おにぎり12:50〜懸垂下降〜モンキーフェイス〜一の壁〜15:00〜藤内小屋16:00
中尾根 P4、P3、P2
モンキーフェイス、モンキーバック

概要  中尾根のマルチを楽しむ。ルートに変化があり、ぐしけん君に大いに気に入ってもらえた。60代の二人は中尾根で十分だか、ぐしけんくんは、Tチームに加わりモンキーフェイス、モンキーバックにトライ。

中尾根 3日目はピリッとしてテイストがある中尾根のマルチ。挙も朝から天気がよい。昨日と違って、藤内壁の登山者が少ない。前尾根はワンパーティーのみで、昨日が中尾根で今日が前尾根にしておけば良かったと悔いた。

 

誰も居ないだろうと入った中尾根だが、P4のとりつきを見下ろすとソロクライマーが一人居た。中尾根は何度も来ているが、ソロを見るのは始めてだ。ソロは手間がかかるので先を行かせてもらった。


中尾根から見る前尾根

 

P4  グレード的には易しいが、所見だったので、プロテクションの戸惑いが緊張感を生んだようだ。ホールド、プロテクションなど立体的に見る目が必要だ。

P3 クラックというよりもフェイスと縦ホールドが見つかれば。ここも立体的で面白い。

  

P2 さて、前尾根のハイライトはやはりこのピッチで、じっくりと楽しみたい。3ピッチで行くのが標準的だ。とりつきだけはアブミがあった方が便利だ。どことなく、甲斐駒岳の赤蜘蛛の取り付きに似ている。岩に移ってからの数手が細かく身長が低いと不利。


P2の1ピッチ目

 

 

P2の2ピッチ目このピッチは最終ピッチに備えるためのピッチ。懸垂視点と終了点が近いので間違えないように。所見だったのがぐしけん君間違えた。

 

P2を見下ろす


太陽の周りに虹が

P2の3ピッチ目 高度感もありダイナミックに上れる楽しいピッチだ。終了点下のおにぎりのクラックより出だしの数手が核心か。

 

 
後続の3人パーティー

帰りにモンキーフェイスとバックをやりたいので今回はP1は省略した。懸垂でこるまで下ると後続パーティーがとりつきで苦戦していたので、アブミを使ってもらった。我々60代はカダラがつけれていて意欲も低下気味でモンキーフェイスはパス。ぐしけん君がTチームと合流しやらせてもらった。先に降りて、小屋の前のベンチでビールを飲んでくつろいだ。